今回はティーグラウンドでのクラブの選び方について解説していきます。
パー3以外はとりあえずドライバーをマン振り!!実はそれがスコアを落とす原因になっている可能性があります。
ティーグラウンドからの第1打はとりあえず真っ直ぐ飛べばいい。そう思っているゴルファーは少なくないと思います。ゴルフでハイスコアを出すためにはコースマネジメントが欠かせませんよね?これはティーグラウンドでも同じで、遠くに飛ばすだけでなくどこに落とすかを考えてプレイすることが、スコア90切りや80切りのために必要な要素となります。
ティーグラウンドではどんなシーンでフェアウェイウッドやユーティリティーなどの他のクラブを活用すればよいのでしょうか?コース状況に合わせたティーグラウンドでのクラブの選び方を見ていきましょう。
ティーグラウンド 3つのポイント
ティーグラウンドのゴルフクラブ判断基準
ドライバーを使うかどうしようか迷った時に役立つ選び方の基準を説明します。
判断基準その①
【ホールを突き抜けてしまう場合】
あなたのドライバーの飛距離が230yだとして、ティーグラウンドから向こうの林までが210yの場合だと突き抜けてOBとなってしまう可能性があります。少し力を抜いてギリギリで止めればいいや。と思ってしまいがちですが、しっかりヒットしてしまったり、逆にスイングを弱めたことによるミスショットで大きくスコアを崩してしまう可能性があります。このようなホールはFWやUTで攻めて攻略できるように設計されています。ティーグラウンドから落としどころをしっかり決めて打てばスコアは安定します。
判断基準その②
【ホールの幅が狭い場合】
幅が40~50yを超えるような広いホールであれば選び方としてはドライバーでもまったく問題ないのですが、一つの目安として幅が30y以下の場合は使わないようにしましょう。30yはあくまで目安なので、ボールが曲がりやすい人はコース幅40y以下の場合は他のクラブを選択することをおすすめします。
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判断基準その③
【ホールの距離自体が短い】
330yなどの距離の短いパー4ではかっ飛ばしてバーディーもしくはイーグルを狙いたくなりますよね?しかし選び方としては、こんな時こそティーグラウンドから他のクラブを選択することが大事です。短い距離のホールは一見簡単なような気がしてしまいますが、その分ゴルフ場の設計者が作った罠が多い傾向にあります。我々がティーグラウンドから飛ばしてくるのを想定した上で、その位置に林・バンカー・池などの罠を仕掛けているんですね。選び方にもっとも気を付けなければいけないポイントです。
自分のドライバーの飛距離+100yよりも距離自体が短い場合はドライバーを持たないようにしましょう。
例
ドライバー(230y)+100y=330y
このような330y以下のパー4などでは無理して使う必要はありません。短いホールほどティーグラウンドではFWやUTを使って攻めていく選び方にシフトしましょう。
この3つの選び方のポイントを踏まえてショット出来るようになるとティーグラウンドからもコースマネジメントができるようになります。とりあえず飛ばす!という考えを捨てればコース戦略やマネジメントの楽しさも増え、ゴルファーとしてさらにワンランク上のレベルに行くことが出来ます。
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- 突き抜けてしまう、幅が狭い場合、距離自体が短い。このようなホールの場合はFWやUTなどのクラブが良い
- 自分のドライバーの飛距離+100yよりもホールが短い場合は使わない
- ティーグラウンドからもコースマネジメントするクラブ選択の意識が大切