ゴルフでまっすぐ飛ばしたり、遠くに飛ばすには、腕と体の連動が重要です。
では、どうすれば全身がリンクした動きをすることが出来るのでしょうか。答えはあるカラダの一部をしっかりと締めることにあります。
今回は、プロゴルファーの鎌田ハニー選手も実践するあるものを使ったレッスンをご紹介します。アイテムを使って動きを繰り返すことで、感覚やイメージを習得すれば、実際のショットの精度はどんどん上がっていきます。
自宅で行っても、シャドーで行っても効果的ですので、ぜひ今回のレッスンを参考にしていただいて、ナイスショットの確率を上げてみてください!
ゴルフスイングに欠かせない動きの習得法
飛距離と方向性をUPさせるポイント
ゴルフで、大きな飛距離を出したり、狙ったところに打つための方向性をUPさせるには、ゴルフクラブとゴルファーが一体となってインパクトする必要があります。
そのために、まずは腕と体が同調して動かせるようになることがポイントです。
自分の腕と体が連動して動くことで、自然とゴルフクラブも正しい動きになり、思いどおりの弾道が打てるでしょう。
腕と体が同調したスイングとは
全身のパーツそれぞれの動きがバラバラでは、力は分散され、ヘッドの軌道も不安定になってしまいます。
ゴルフではドライバーでもアイアンでも、スイングの回転に腕がしっかりついていくことで、飛距離・方向性の高いショットを打つことができます。
ポイントは「両脇」です。脇をしっかりと締めることで理想のゴルフの動きが出来るようになります。
良い例
Photo by Neville wootton
下半身をしっかりと踏ん張り、上半身の捻りを受け止めています。そして両脇はしっかりと締まった状態でトップの位置を作っています。脇をしっかりと引き締めることで、胸の周辺がギュッと固定されます。この形ができれば、全身が連動した
振りができます。
悪い例
Photo by David Hilgart
脇は締まっていますが、これは締まり過ぎです。遠心力をうまく使えないだけでなく、力も入りにくいので、ヘッドスピードも上がらず、インパクトの押し込みも弱くなります。軌道もブレやすく方向性も不安定になります。
逆に肘がもっと上の方に上がり過ぎる(開きすぎ)も軌道がブレやすく、いつでも同じようなヘッド軌道を描くことは困難です。
👇腕と体を同調させるには体の回転も大事になっていきます。詳しくはこちらで解説いたします
腕と体を同調させるための練習法
理想的なゴルフの動きを習得するための練習法をご紹介します。プロゴルファー、鎌田ハニー選手が実際におこなっている練習法です。球の精度を上げたい時や、調整が悪くなった時などにも効果的です。
この練習方法は両手首の間にボールを挟んで行います。
まず、野球の球より2周りくらい大きなボールを用意してください。ゴルフ練習の専用品もありますが、なければ100均ショップなどで購入できる「風船」などでも代用可能です。
右手と左手の間でボールを挟みます。
その状態のままで打っていくことで、腕と体を連動させるために欠かせない動きが身に尽きます。
大きなスイングではなく、膝から膝、腰から腰。の高さで行う小さな振り幅から始めてください。
手首を返しすぎたり、脇が開いたりしてしまうと…
このようにフォロースルーでボールは両手から外れ、下に落下してしまいます。
テイクバックで、両肩とグリップで作った三角形をキープして打ちましょう。
ボールが落ちないように練習することで、自然と理想的なインパクトの形になるので、弾道が安定します。
アプローチやアイアンショットでも実践できる方法ですのでぜひ練習場などでためしてみてください。
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ボールを両手首に挟んでスイングするだけで、全身が同調した動きでショットできるようになります。この状態でうまく打てるようになったら、なにも挟まない状態でトライしてみましょう。
この時も、両手首に挟まっている感覚をもって、しっかりとカラダを締めた状態で打ちましょう。ゴルフクラブと身体がバラバラにならず、しっかりとリンクしていれば、思った通りの場所にいつでも打てるようになるでしょう。
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