打ちっぱなしに行ってみたいけど、何を持っていけばいいか分からない…システムが分からないから気後れしちゃう…。
そんなゴルフ初心者のために、打ちっぱなしに必要な持ち物と一連の流れをご紹介します!初めての方には敷居が高いようなイメージがあるかもしれませんが、実際はかなりカジュアルで気軽に楽しめます。
この記事を読んでいただければ、打ちっぱなしで迷うことはないでしょう!素晴らしいゴルフライフをスタートさせるために、ぜひ最後までご覧ください!
打ちっぱなし、何を持っていくべき?
【重要】グローブは必須!
打ちっぱなしに行くにあたってグローブだけは持っていきましょう!
スイングによるグリップの摩擦から手を守ってくれます。また、素振りなどでゴルフクラブがすっぽ抜けるのも防いでくれます。グリップ部分が安定すればショットも安定し、飛距離も出ます。
基本的にグローブのレンタルはないので注意してください。多くの打ちっぱなしでは販売もしていますが、不備のないように事前に購入しておくことをおすすめします。
ゴルフのグローブはサイズが細かく分かれています。23、24といったサイズ表記は手のひらの円周を示しています。
絶対に失敗したくない場合は、人差し指付け根の下1センチと小指付け根の下1センチを通る手の円周を測ってから購入しましょう。ショップによってはサンプルを提示しているところもあるので、試着してから購入しましょう。
男性ゴルファーであれば左手(右打ちの場合)のみでOK。手にマメを作りたくない女性や日焼けを極力抑えたい人は、両手用のグローブがおすすめです。
▶▶▶グリップはすべてのナイスショットの基本中の基本です!正しい握り方をマスターすれば上達スピードが2倍になるでしょう↓
服装と靴はどうする?
ゴルフにはプレー中やクラブハウスでの服装マナーがありますが、打ちっぱなしでは服装は気にしなくてOKです。あえて言うならソールやヒールが高い靴は転びやすくなります。
スイングしにくい服装なども避けたほうが無難です。ウェアも靴も基本的にレンタルはありません。
運動に適した服装と靴であれば問題ありませんが、屋外でプレーするので意外と暑かったり寒かったりします。
夏は速乾性のある素材の服やタオル、冬はヒートテックやちょっとした羽織れるものを持っていくと快適に練習することができます。
ゴルフクラブはレンタルでOK
すでに自分のゴルフクラブを持っていればそれを持っていってもOK。しかし、ドライバーやアイアンなど、、ピッチングウェッジほぼ全番手レンタルすることもできます。
とりあえず行ってみたいビギナーはレンタルで十分です。受付でレンタルしたいゴルフクラブを伝えましょう。一本100円~借りることができます(無料もあります)。
ゴルフ初心者であれば、まずはピッチングウェッジ or 9番アイアンを借りるのがおすすめ。短くて扱いやすいので初めての打ちっぱなしには最適でしょう。
遠くまでかっ飛ばすのもゴルフの醍醐味なので、合わせてドライバーを借りても良いと思います。その他は、7番アイアンやユーティリティでも良いと思います。2~3本借りれば十分です。マナーを守って気持ちよくスイングしてみてください。
いくら持っていくべき?
場所やシステムによっても違いますが、1,000~3,000円程度あれば楽しめるでしょう。打ちっぱなしは基本的に、ゴルフボールをレンタルします。(打ち放題プランがある場合もあります)
ボールレンタルの場合は、一球ごとにお金を払いますが、打ち放題は時間で区切られます。
日曜の昼間などもっともボール単価が高い時間帯に、球数を気にせずどんどん打っていると5,000円以上かかってしまうこともあるようです。
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打ちっぱなし練習場 一連の流れ
受付の流れ
出典:竜泉寺ゴルフ場
最近は始めにプリペイドカードを購入するスタイルが増えました。ボール代、打席料を同時に清算することができ、余った分は次回に使えるので便利です。
受付近くの自販機でカードを購入したら受付に渡しましょう。受付ではどこの打席で打つかを聞かれます。1階なのか2階なのか。真ん中なのか右端なのか。希望の席を選択すると、打席ナンバーの入ったカードを手渡されます。
ゴルフクラブをレンタルするときは受付でスタッフさんにその旨を伝えてください。
プレーシステムは各打ちっぱなしによって微妙に違うので、ゴルフ経験者でも迷ってしまうことがあります。施設が初めての場合は「初めてです」と伝えれば、一連の流れを丁寧に教えてくれます。
打席に着いたら
出典:スイング碑文谷
プリペイドカードとカードを持って打席に着いたら、荷物を置いて準備をしましょう。打ちっぱなしには更衣室がないので、靴などはここで履き替えてください。
半裸になるような着替えはNGです。女性ゴルファーも多くいるので、着替えは済ませてから来ましょう。ベストやブルゾンを脱いだり着こんだりする分には問題ありません。
ボールを借りよう
出典:明治神宮外苑ゴルフ場
プリペイドカードを差し込むタイプは、打席に設置されたカードリーダーにカードを入れるだけで自動でボールをティーアップ(セット)してくれます。
購入したカードの金額にあわせて残りの球数が表示されます。(打席料を引いてからの残球数になります)
出典:スポランド
ボール自販機の場合は、打席の後方に設置された自販機にプリペイドカードを差し込むとボールが出てきます。出てきた球をかごに入れて自分の席まで持っていきましょう。
チェックアウト
打ち終わったら周りに自分のゴミがないかなどチェックしましょう。
プリペイドカード内に球が残っている場合は次回使用することができます。自販機の場合は打ち切ってから終了しましょう。
フロントに打席カードを返却すれば終了です。レンタルしたゴルフクラブも受付に戻しましょう。
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【注意】初心者がやりがちな4つの迷惑行為
大声で叫ぶ
ゴルフでは他人の迷惑にならないことが何よりも重要です。携帯電話や友人たちと大声で話していると、隣のプレーヤーの迷惑になります。真剣に練習している人の気を削ぐ形になるので注意してください。
ゴルフ初心者の中には、ナイスショットしたことが嬉しくて大騒ぎしてしまう人がいます。周りの先輩ゴルファーから冷たい視線が集まってしまうので、小さくガッツポーズするくらいにとどめましょう。
ただし、通常の会話、笑い声程度であればまったく問題ありません。切磋琢磨しながら上達することができるでしょう。初心者でも委縮する必要はまったくありません。
グラウンドに立ち入る
スイングしたらゴルフクラブが飛んで行ってしまった…!しかし、そんなときでもグラウンド(フェアウェー)には勝手に入らないでください。これはあなたの安全を守るためのものです。
打ちっぱなし練習場は、たくさんの人が打っています。ミスヒットして飛んできた球が当たったら大事故に繋がります。隣に誰もいないときでも、2階席や3階席といった別の階からの飛んでくることもあるので絶対に芝上には出ないでください。
もし、ゴルフクラブが飛んで行った場合はフロントの人やスタッフに伝えればすぐ取ってきてくれます。ちょっと恥ずかしいかもしれませんが、意外と初心者あるあるなのであまり気にせずスタッフさんに伝えてください。
打席外でクラブを振り回す
打席外でゴルフクラブを振り回さないようにしましょう。他人に重大なケガをさせてしまう可能性があります。特に友人と話しているときなど、夢中になって打席外でクラブを振り上げてしまうと、思いもよらぬ事故に繋がります。
施設内は多くの人が行き来しているので、打席外ではゴルフクラブを持たないくらいの意識を持ちましょう。また、他人の打席に近づきすぎないことも注意してください。ゴルフ初心者が転がった球を追いかけて隣へ行ってしまい…といった事故もあるのでご注意ください。
おしぼりでクラブを拭く
打ちっぱなしには、練習後のリフレッシュのためにおしぼりが用意されています。首回りや手の汗などを拭くために使います。
このおしぼりで汚れてしまったゴルフクラブを拭くのは絶対NGです。使用後クリーニングされるとはいえ、汚れが落ちなくなる可能性があります。次に使用する人のことも考えることもマナー。絶対におしぼりでゴルフクラブを拭かないでください。
打ちっぱなし初心者ための練習3ポイント
PW、9番アイアンで練習をしよう!
ドライバーをブンブン振り回したい気持ちをグッとこらえて、9番アイアン、ピッチングウェッジなど短い番手を中心に練習しましょう。
短い番手は距離は出ませんが、扱いやすいのでスイングがブレにくく的確にミートすることができます。
初心者はまずはボールを前に飛ばすことが大事なので、9番アイアン・ピッチングウェッジを中心に的確にミートして飛ばすようにしてみてください。
ドライバーを飛ばすのもゴルフの醍醐味ですが、効率よくうまくなりたいなら短い番手のスイングを繰り返すことをおすすめします。ドライバーは全体の2~3割くらい(100球中20球)を意識して練習できると、初心者でも上達スピードがグンと上がるでしょう。
当てるゴルフはNG!”振るゴルフ”を身に着けよう
ゴルフボールは小さいのでどうしても当てる練習をしてしまいがちです。しかし、当て癖が付くと飛距離もでなくなり方向性も悪くなります。ある程前に飛ぶようになってから修正しようとすると、とても時間がかかります。
ゴルフ初心者こそ当てるのではなく「振るゴルフ」を身に付けましょう。
スイングの途中にボールがあるようなイメージを持ってしっかり最後まで振り切ってください。特に当てようとすると力みがちなので注意してください。ボールをじ~っと見るのではなく、ぼ~っと見るようにすると、力みが取れます。
球数より質!考えながら打とう
振る数も大事ですが、それ以上に大事なのは考えながら打つこと。このスイングは何に注意をして、どんなショットを打つことが目標なのか、考えて打つことで1打ごとの経験値がグンと上がります。
ゴルフ初心者のころは、球の行方が気になって流れ作業のようにどんどん打ってしまいがちです。時間も球代ももったいないので、必ず1スイングごとに課題を持って取り組んでください。
上級者やプロになれば1回打つごとに時間を空けるようになります。
打った後、今の弾道はどうだったのか、思い通り打てたのか、なにが良くなかったのか、次はどうするべきか、目標を決めた後に素振りを何度もします。良いイメージがついてきたら次の球を打ちます。数よりも質を大事にしてみてください。
打ちっぱなしを快適に楽しむコツ
■平日昼間がベスト
打ちっぱなしは曜日・時間帯によって価格が変動します。日曜の昼間などは多くのゴルファーが訪れるのでボールの単価が上がります。(例:平日は1,000円で100球打てたのに、休日は1,000円で50球しか打てない)
なので、可能であれば一番人の少ない時間帯である平日・昼間がおすすめ。打席も空いているので快適に過ごせるでしょう。
■1人で行く?2人で行く?
打ちっぱなしは1人で来ている割合のほうが多いです。打ちっぱなし初心者でもまったく問題ありません。
ただし、経験者と一緒であればプレーまでの一連の流れがわかったり、自分のスイングを見てもらえるというメリットもあります。一人で真剣に練習するも良し、二人で楽しく練習するも良し。メリハリをつけて練習することで、楽しく上達することができるでしょう。
■マイクラブを持参する
ゴルフクラブはメーカーやモデルによって振り心地や弾道が変わります。レンタルクラブは手ぶらでちょっと遊んでみたい人向けのサービスなので、しっかり練習したいならマイクラブを持っていくことをおすすめします。
自分のクラブであれば正確な飛距離や弾道、ミス傾向も分かりやすいので、何を改善すれば良いか明確になります。器具を使ってみるのも良いでしょう。
■プロのレッスンを受けてみる
打ちっぱなしには専属プロゴルファーがいて、スクールやレッスンを行っています。ゴルフのプロからスイングを教えてもらうのもゴルフが楽しくなるのでおすすめです。正しいフォームを教わることでショットの精度も上がり、意識やモチベーションもアップします。
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ゴルフ初心者のための、打ちっぱなし練習場での持ち物、一連の流れを中心にご紹介しました。
慣れてしまえば何てことないですが、初心者の頃はあれこれ迷ってしまいがちです。この記事で安心してゴルフを楽しめる方が増えることを願っています。
打ちっぱなしはゴルフ上達のために欠かせない場所なので、ぜひスムーズに立ち回れるようになってみてください!