アプローチで、初心者ゴルファーはグリーンの周りを行ったり来たりして、なかなかグリーンに乗せらないということはよくあると思います。
特に20~30ヤードの短い距離。フルショット出来ないですし、弱く打つとダフったりトップになったり、力の加減が難しいですよね。ゴルフ初心者が苦手とするアプローチショットですが、実はコツがわかっていると意外と簡単に打てるようになります。
アプローチはピンに寄せることが目的なので、無理にカップインを狙わなくても大丈夫です。ワンパットで入れられるところまで寄せられるといいでしょう。今回は、ゴルフ初心者が簡単に打てる、アプローチの打ち方をご紹介します。
目次
使用するクラブ
ゴルフ初心者の場合、アプローチでは安全性が第一です。一番ミスショットが少ない「転がせて寄せられないだろうか?」を考えましょう。つまり、最初にパターが使えないかを考えます。理由は、ボールはあげるより転がす方が簡単だからです。
カラー(グリーン周りの芝を刈り込んである部分)周辺であれば、初心者の方は基本パターを使いましょう。ボールを転がすだけなのでミスをしにくいアプローチ方法です。
グリーン周りの芝が深い場合は、ウェッジと呼ばれるクラブを使用します。
・ピッチングウェッジ(PW)
・アプローチウェッジ(AW、P/S)
・サンドウェッジ(SW)
などです。クラブのメーカーによっては、54°や58°という角度が表示されているものもあります。初心者は初めのうちはピッチングウェッジかアプローチウェッジの方がいいと思います。
慣れてきたら、サンドウェッジでのピッチショットや9番アイアン、7番アイアンで転がすランニングアプローチなどの打ち方も練習してみてください。多彩なアプローチショットが打てるようになります。
アプローチの打ち方(パター)
パターの場合は、グリーンで打つ時と同じように構え、芝の抵抗に負けないように強めに打ってください。芝が逆目であればボールの打ち出しや転がりは悪くなるので打ち方としては多少強めにショットする必要があります。
これよりもちょっと離れたシーンで役立つスキルはコレ!残り10ヤードからの効果的な打ち方と戦略を解説いたします。↓
アプローチの打ち方(ウェッジ)
打ち方にはポイントは4つあります。
1.アドレスをしっかりと作る
2.ハンドファースに構え手首の角度をキープする
3.左右対称に振り幅を揃える
4.前傾姿勢を保つ
この4つのポイントを意識すれば、簡単にしかも楽に打てます。基本的な打ち方ですので、意識してアプローチしましょう。
アドレスをしっかりと作る
スタンス幅は通常よりも狭くし、左足体重のアドレスを作ります。グリップは短く握り、ボールの位置は右足の前に置きます。
左足体重を安定させる打ち方の練習法はコチラ。↓ショートゲームでスコアを崩してしまう方は是非ご覧になってください。
ハンドファーストに構え手首の角度をキープする
ハンドファーストに構えてできた、右手首の角度を『トップ→インパクト→フォロー』まで一定に保ちスイングします。
左右対称に振り幅を揃える
右手首の角度をキープしたまま、トップ、フォローと振り幅を同じにしてスイングします。
アプローチでは、この振り幅がとても大切になってきます。例えば、腰から腰までだと50ヤード、膝から膝までは30ヤードと自分の距離感がわかれば、ピンに寄る確率がグンッと上がります。
アプローチの距離感を出すには急には無理ですので、練習を重ねて距離感を磨きましょう。
前傾姿勢を保つ
他のクラブでも言えることですが、アプローチでも前傾姿勢を保ちましょう。前傾姿勢が保てないと身体が伸び上がり、ダフり、トップ、シャンクになってしまいます。しっかりとインパクトまで前傾姿勢を保ちスイングしましょう。
アプローチにバックスピンをかけてキュッ!と止める打ち方はこちらで紹介しています。ワンランク上のスキルを身に付けてみませんか?↓
いかがでしたでしょうか?
今回はアプローチの打ち方についてお伝えしました。パターが使えない場合は、
1.アドレスをしっかりと作る
2.ハンドファーストに構え手首の角度をキープする
3.左右対称に振り幅を揃える
4.前傾姿勢を保つ
4つのポイントをしっかりと守り、力まずリズムよく打つようにすれば初心者の方でも簡単にピンに寄せられます。