初めてのゴルフ…最初は誰でも緊張してしまいます。
何を持っていったらいいのか、ラウンドで失敗しないか…。心配はいろいろありますが、その中でももっとも大きな不安の一つが「服装」です。ゴルフには独特の「ドレスコード」があります。
ゴルフ場によって基準が違っていたり、季節によって多少の差があったりとビギナーにはちょっとわかりにくく、余計に緊張してしまう要因です。
そこで今回はゴルフのドレスコードについて詳しく解説します。まずはこの記事で、ゴルフ場で絶対に恥をかかない服装をチェックしてください。初めてのラウンドでも楽しくプレイ!ぜひ参考にしてみてください。
ゴルフのドレスコードとは
服装のルールのことです。状況や場所にふさわしい格好をすることで、お互いに気持ちよく過ごすことができます。
ゴルフはたくさんの人が集まって楽しむスポーツ。堅苦しく考えることはありませんが、他人に配慮するために最低限のルールを守った服装をする必要があります。
守るべき5か条
シャツ
シャツはポロシャツなど袖と襟が付いたものが必須です。
TシャツやランニングなどはNG。裾はきちんとパンツの中に入れるようにしましょう。ゴルフウェアであればおおむねOK。専用のものでなくても動きやすいタイプであれば特に大きな問題はありません。
また、スイングをしたりしてプレー中に裾が出てしまうものでも、クラブハウスではしっかりと入れておくことが必要です。冬場はハイネックやタートルネックのものでも大丈夫です。
パンツ
チノパンなど長いものを着用します。ベルトをしてシャツの裾をきちんと入れられるようにしましょう。
夏場はハーフパンツでのプレーも可能です。ただ、太ももが思い切り出てしまうような短いものは避けるようにしましょう。膝上10センチ程度が目安となります。またくるぶしが出てしまうような短いソックスはNGとしているところもあるので注意が必要です。
帽子
コースに出るときには帽子やサンバイザーを着用するようにします。日焼け防止にも役立ち、万が一のときにケガ防止になるという理由もあります。
ただし、クラブハウスに戻ったときに帽子は外すようにします。夏場のサングラスも同じ。外で使うものを屋内でつけたままにするのはマナー違反になるので気をつけましょう。
↓↓↓ゴルフで帽子をかぶるときのマナーについてまとめました。スマートにふるまうためにぜひ参考にしてみてください。
靴
ショップで売られているようなゴルフシューズであればどんなタイプでも大丈夫です。
ゴルフというと革靴のようなかっちりしたものを履くイメージもあるかもしれませんが、スニーカータイプのものでもOK。普段と同じように履けるので人気です。芝の上は意外と滑りやすいもの。専用のシューズを履くことで滑りにくくなり、万が一のケガを防ぐこともできます。
暑い時期でもサンダル、素足などはNG。なお、昔のゴルフシューズで底に鋲がついている「メタルスパイク」は、グリーンに傷をつけてしまうなどの問題があるので、今はほとんどのゴルフ場で禁止されています。
NGな格好
ジーンズなどのデニムのもの、カーゴパンツや迷彩の柄はマナー違反になるのでやめましょう。
トレーナーやジャージのほか、露出が多いものも×。あくまでも節度ある大人が集まる場所。ふさわしい服装を心がけましょう。
夏・冬の服装
出典:葛城ゴルフ倶楽部
夏場は男性でも短パンでOKのゴルフ場も増えてきました。ただし場所によってはハイソックスを履くように定められているところもあるので注意が必要です。
また汗をかくからといってタオルを肩にかけたり、腰にぶら下げたりしてプレーするのは禁止です。
寒い冬場は上着を着てももちろんOKです。特に山間部のコースで朝が早いと冷え込みが厳しくなります。ベストやカーディガン、ダウンジャケットなどで万全の対策をしましょう。耳当て、ネックウオーマーなども大丈夫。寒いと1日がつらくなります。小物でも万全の準備をしておきます。
行き帰りのドレスコード
出典:葛城ゴルフ倶楽部
ゴルフ場に入場するとき、退場するときにも一定のドレスコードがあります。
特に気温が高い夏場を除き、ジャケットの着用がルールとなっていることが多いです。ネクタイまでは必要ありませんが、シャツに長いズボン、フォーマルな靴が基本となるスタイルです。
ホテルのフロントを利用する場合イメージするといいでしょう。堅苦しくなる必要ありませんが、その場に合わせた節度ある装いを心がけましょう。
またプレーが終わって退場するときも同じです。汗を流して一息入れたところで、だらしのない格好にならないように注意しましょう。
↓↓↓ビギナーのためのかんたん丸わかりマナー講座です。ラウンドの前に押さえておくと安心、ぜひチェックしてみてください。
コースごとの注意点
ゴルフ場のドレスコードについては、コースによって厳しさに大きな幅があります。特に最近は、入退場時の格好やプレー中のスタイルなどは緩やかなところが増えています。
一方で、伝統ある名門コースなどでは厳しめのドレスコードを設けているところもあります。もし初めていく場所であれば一緒に行く人にあらかじめ確認したりすると、準備をするときも安心です。
ゴルフ場はみんなで利用するものです。知らない人同士でも気持ちよくラウンドができるように、最低限のドレスコードは守っていきましょう。
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今回はゴルフのドレスコードについて紹介しました。最近では特に名門と呼ばれるコース以外では、厳しい規定があるところも減ってきています。
とはいえ、たくさんの人が集まるところでは身だしなみやマナーはしっかり押さえておきたいもの。不安な場合はあらかじめ一緒に行く仲間に聞いてみたり、ゴルフ場のホームページなどで確認しておくといいでしょう。