ラウンドのときはできるだけいい状態で1日のスタートを切りたいですよね。
到着してからうまく用意ができていないと、体が動いてくるのが3番ホール4番ホールなんてことも…。せっかくゴルフ場に行ってそれではもったいないですよね。
しっかり備えをしておけば、仮に最初の1打でミスをしたとしてもそのあとすぐにカバーもできます。
今回はラウンド当日、スタート前の過ごし方についてポイントをまとめました。1番ホールでドライバーを打つまでにやっておきたい準備についてもご紹介します。ぜひ参考にして当日の朝、万全の状態で1番ホールを迎えてください。
出発からゴルフ場到着まで
ラウンドする当日は早めに起きるようにしましょう。運動する前はスタートの3時間前までに食事を終えるといいといわれています。軽めの食事であればずれ込んでもOKですが、万全の状態でラウンドするためにも早い段階で済ませておきます。
また当日はスタート時間の1時間前までには到着しておくのも大切なマナー。特に休日の場合は渋滞などもありますので、余裕を持った行動ができるようにします。
ラウンド前のおすすめ練習法
クラブハウスでゴルフウェアに着替えたら、実際にプレーをするための準備をしましょう。着いた直後などは特に体がまだ運動をする状態になっていません。時間をかけて身体を目覚めさせる必要があります。
身体をほぐす
固まった全身をほぐすために軽く動きます。特にゴルフ場までの移動時間が長い場合は、少し歩いて全身を動かし血流をうながすもの最初の段階としてはおすすめ。
またストレッチをして肩や腰、脚などを動かしていきます。動き続けていると少しずつ温まってくる感覚もあると思います。ケガをしないためにも、スイングやパターの前に少し動いておくといいでしょう。
パターの距離感をつかむ
ゴルフ場でパターをしっかり打っておくことはスコアにも直結します。
練習グリーンは実際にこれから回るコースと同じようなコンディションになるように調整されています。ここでどのくらいの強さで打ったらどれくらい転がるのか、感覚をつかむことができます。
傾斜は別にして、18ホールすべてのグリーンが同じ転がり方をするので、コースで生きる「距離感」をつかむことができます。パターはいつも一定のスピードでストロークすることを心がけましょう。距離は振り幅で調整し、スタンス幅など基準を決めておきます。
当日のドリルとしては、カップに向かって4つの方向から打って、上りと下り、スライスとフックの転がり方をつかむのがおすすめの方法です。どのくらいの振り幅でどのくらい転がるのか、グリーンでの距離感をつかむことができると、本番でも3パット、4パットを減らすのに効果があります。
↓パターの打ち方を総まとめ!構え方と握り方、実際に打つときのコツをレッスンしています。ゴルフのスコアアップにぜひ役立ててください。
スイングの練習
ゴルフのラウンド中によく使いそうなクラブを振っていきましょう。全てのクラブで打てればできればもちろんいいですが、時間や体力の問題もあります。
始めるのは短いウェッジから。素振りをしてゴルフのスイング動作に全身をなじませてから実際にボールを打っていきます。ボールを打ったら番手を上げていってドライバーのスイングまで試します。
このときのコツはドライバーで打って終わりにしないことです。どうしても強く速く振ろうとしてしまって力が入ったイメージが残りがちになってしまいます。ウェッジを使って、ゆったりとリズムよく振って、リラックスした感覚を残しながら締めくくるのがおすすめです。
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準備のときの考え方
ゴルフのスタート前にやってはいけないのはいきなりドライバーを振ったりすること、ボールをたくさん打ち過ぎることです。
突然、大きな動作をするのはケガの原因になります。また打ち過ぎは単に疲れてしまうだけではなく、大事なラウンド前にスイングを崩す原因にもなってしまいます。
ゴルフでコースに行った後にするのは、あくまでもプレーをするための調整だと考えておきましょう。
スイングのチェックや修正はあくまでも普段、打ちっぱなしなどでするもの。当日に何かを変えたりすることはできませんし、スキルを上げることもできません。
目的は、普段通りのプレーをするために、あるいは自分の実力をしっかり発揮するため。体がうまく動かせるようにすることが第一です。
↓ゴルフ初心者にもわかりやすいティーショットのコツを紹介します。守るべき3つの掟、コースでもぜひ実践してみてください。
ゴルフ当日の準備のコツと練習法について紹介しました。ゴルフは朝早いことも多くて、コースについた段階ではまだ頭も体もいまいちの状態、ということもあると思います。
ゴルフ場に到着したあとはそんな自分のコンディションを上げてプレーできる状態にすることと、一番大切なパターの感覚をつかむことが2つの大きなポイントです。限られた時間を有効に使って、納得のいくプレーができるよう備えていきましょう。