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冬ゴルフ!凍ったグリーンの攻略法を3ステップで解説

冬晴れの澄んだ空気の中のゴルフは、とても気持ちがいいものです。

ただ、暖かい時とは違ってコース全体が凍り、難易度が上がりスコアを崩してしまいます。日向と日陰で芝の状態が違うので、パターではストロークの強弱を出すのにとても苦労しますよね。

そこで今回の記事は、ゴルフの最大の敵、凍ったグリーンの攻略法について解説します。コースのコンディションを知ることは、ラウンドするときにはとても重要なポイントです。寒い時期に必要なテクニックなどもお伝えします。

ぜひチェックして、スタート直後にスコアを崩さないゴルフプレーができるように準備をしてください。

凍ったグリーン|プレー前に気をつけること

ゴルフのスタート前に余裕があれば、キャディーマスター室で下記のことを聞くと事前に対応ができるので、戸惑うことが少なくなります。

夜間シートをかけているか?
日陰の多いホールは?

凍結対策で夜間にシートをかけているゴルフ場がほとんどですので、聞くことで準備ができます。また、併せて日陰の多いホールなどもわかれば、溶けるのが遅くなるので注意しながらプレーをすることができます。

そして、必ずゴルフコースに出る前には、練習場で芝の状態を確認するようにしましょう。

パターで球を打ったり、靴底で固さを確認したりすることで、状態を知ることができます。特に本番では靴底で芝の状況が瞬時に分かれば、ライン読みや振り幅の調整に役立ちます。

ゴルフ|凍ったグリーンの攻略法

冬のゴルフコースは、霜や土中の水分が凍り、アスファルトやコンクリートと同じくらい固くなります。普段なら絶対に止まるようなところもカート道路を「コ〜ン、コ〜ン」と跳ねて飛んでいってしまいます。

ゴルフ場もシートを被せて凍結をしないようにしていますが、予算や人員不足のため全ホールできていないのが現状です。

冬場のゴルフコースは、最低気温が0度を下回ることが多く、また日の出の時間が遅いため溶けにくくなります。そのため午前中は凍ったグリーンが多く、フェアウェイも固くなっているところもあります。

フェアウェイが凍結しているときは、ゴルフのドライバーでは距離を稼ぐことができますが、凍ったグリーンではスピンが効かずに、奥の方まで飛んでいってしまいます。

最悪の場合OBの可能性だってあります。アマチュアゴルファーが一番気をつけないといけないところです。

ただ、そんなゴルフが1日中続くわけではありません。日が高くなり気温が上がれば、徐々に従来の柔らかさが戻ってきますが、ラウンド序盤の対策が必要になります。

直接ピンを狙わない

凍ったグリーンのときのゴルフは、直接ピンを狙ったりしてはいけません。OBのリスクもあり、返しのアプローチが難しくなります。

そうならないためには花道を狙い、そこから攻めていきましょう。運がよければカップに寄っていくでしょう。手前で止まっても次のアプローチで近くまで寄せられる可能性が出てきます。

花道にボールを運ぶには、クラブの振り幅を調整するのは難易度が上がるので、番手を落として通常のスイングをすることを心がけることで、ミスを防ぐことができます。

寒い日のゴルフは、重ね着が多く振りにくくなっているので、グリップを短く持つことでスイングがコンパクトになり、ショットの精度が上がります。

注意点として、手前にハザード(バンカー、池など)があれば絶対に入れてはいけません。バンカーの砂も固くなっていますので、ウェッジのバンスが弾かれてトップやホームランになってしまいます。

エクスプロージョンで上手く打っても、凍ったグリーンではスピンも効かないので打数を叩いてしまいます。バンカーは積極的に避けていきましょう。

レイアップするときには、気をつける点がいくつかあります。マネジメント力が上がるので、ぜひご覧ください。

アプローチは転がしに徹する

ゴルフ場の凍ったグリーンを攻略するには転がすことが鉄則になります。氷上と同じなので、いくらスピンをかけても止まることはありません。固い面は転がすことによって寄る確率が上がります。

例えば、花道からだと芝も短いのでパターが使えます。ボールを上げるよりも距離感がつかめやすいのでピンに寄りやすくなります。

また、ラフなどがあっても、冬のゴルフ場の芝は枯れていて夏よりは抵抗が少ないので、9番アイアンで転がして2パット圏内くらいに近づいていくでしょう。固いときはゴロで攻めていくのがベストです。

固いライからの打ち方のプロのレッスン動画です。ベアグラウンドや薄芝にも応用ができます。

パターのストローク軌道は緩やかに

凍ったグリーンでのパッティングは、ゴルフボールに順回転がかかるようにフォロースルーを大きめに取ってストロークしましょう。

ハンドファーストでパンチショット気味にインパクトをすると、出だしでボールが跳ねてラインから外れたり、球に勢いがつき過ぎたりしてノー感パットになる可能性があります。

ボールに順回転させることを意識するだけで、回転のよいパッティングが出来るようになります。どんな季節でもパターが入るとゴルフのスコアは良くなります。

注意点として、ロングパットのときはいつも以上に転がりやすくなっているので、奥に行かないようにカップ手前に止められるように攻めていきましょう。

パターで−10打できる基本の打ち方と最短最速上達法です。参考にしてください!

まとめ

冬ゴルフの攻略法はいかがでしたでしょうか?

凍ったグリーンはスケートリンクのような固さであることを念頭に入れ、手前から攻めていきましょう。

今回ご紹介したことを試すことで、序盤からスコアを大幅に落とすことはなくなるでしょう。

この時期にランニングアプローチなどの低いボールの打ち方を習得することで、レベルアップができます。春先から自己ベスト更新が期待できますね!

この記事を書いたライター

ゴルファボ編集部

ゴルフの上達法から雑学、業界最新ニュースまでをお届け。ゴルフ好きのあなたが「もっと上達する」情報を提供致します。
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