「次こそはパーを取る!」そう気合いを入れたPar3に限ってバンカーに入れてしまったり、力んでダフってしまったり…。最終的に、6打7打と叩いてしまったことはありませんか?
パー3は一見、攻めやすそうに見えて実は大叩きにつながる危険があちこちにあります。しかしクラブ選びと攻め方のコツを知ってプレーができれば、アマチュアでも少ない打数で上がりやすくなります。
今回はゴルフのパー3攻略のために守るべき3つの掟を紹介します。一つでもいいスコアで上がるためにぜひ参考にしてみてください。
パー3で注意すべき「罠」
Par3は通常、1打でグリーンにボールが届く距離になっています。一発で乗ればバーディチャンスになるのでやさしく見えます。しかし実際は多くのケースで「罠」が仕掛けられています。
多くのゴルフコースではパー3は安全な場所が狭くなっています。奥がOBになっていたり、バンカーや池などがグリーンのすぐそば、厄介な位置に配置されています。バンカーから脱出するのに苦労したりアプローチで行ったり来たりとちょっと間違うと大叩きにつながりかねません。
できるだけリスクを避けてゴルフクラブを選んだうえで、狙う場所を決めていく必要があります。
一般的なゴルフ場ではパー3は4つ設けられていますでの、この4つを攻略して確実なゴルフをしていくことがスコアにもつながります。
掟1・クラブ選び
番手選びにはコツがあります。
たとえば140Yのショートホール、7番アイアンでフルショットするとあなたは140Y飛ばせるとします。このケースではどの番手で打っていきますか?
フルショットしてちょうどいい7番だと、しっかり当たればグリーンに乗ります。しかしゴルフではフルショットをすると大きく打点を外したり、力が入ってダフリやチョロなどのミスにつながる可能性もあるので注意しましょう。
また、毎回うまく当たるとは限らず、手前に落ちた場合のアプローチも簡単ではありません。なので、フルショットをするよりも一つ番手を上げて6番でハーフショットするのがベターです。ゴルフでは力みは大敵。力みから生まれるミスを減らせるのが最大のメリットです。
余裕を持って打てるとリスクが減り、少しオーバー目でも乗る確率が高くなります。仮に飛び過ぎてしまったとしても10ヤード程度です。
打ち上げの状況
打ち上げでは、通常よりも早く球が着地するので、ゴルフクラブも変える必要があります。
たとえば10ヤードほど打ち上げグリーンを狙うときは+10ヤードの距離が必要というのが目安。1つ大きめのゴルフクラブを選びます。実際に打つとき、高く上げようと意識しすぎてすくい打ってしまうとダフリやトップの原因になるので注意しましょう。
打ち下ろしの状況
ゴルフ場で打ち下ろしの状況になったときは番手を下げてください。
打ち下ろすときには滞空時間が伸び、通常よりもキャリーが出ます。目安としては10ヤード低い所を狙うときには、10ヤード余計に飛ぶと考えます。ターゲットまで140Yで10Y低い場合、130Yが出るように打つとちょうど良くなる計算です。
打ち下ろしのときは注意点があります。20Y低い位置にあるところに打つ場合、2番手下げてしまうと大きくショートしてしまいます。ウェッジは高く上がって垂直に近い角度で落ちるのでそれほど伸びません。9番アイアンよりも短いクラブを使うと大きく距離は伸びないので注意しましょう。
↓↓↓ゴルフで残り60Yから狙うときのポイントを解説します。微妙なヤード数を攻略するポイントを紹介しますのでぜひご覧ください。
掟2・狙う場所
ショートホールで狙うのはグリーンのセンターです。
パー3に限ったことではありませんが、ゴルフではティーショットでいかにリスクを減らすかが攻略の鍵になります。グリーンオンする確率を高めることがアマチュアゴルファーにとってリスク削減に繋がります。
アプローチはダフったりトップしたりと大叩きにつながる可能性もありますが、最低限グリーンに乗せることができればパターを使ってカップに近づくことができます。1打で乗せることができれば、たとえピンから遠くて3パットになったとしてもボギーはとれます。
第1打でピンを狙うと乗らずにアプローチが残るリスクが増えます。真ん中を狙うことで方向が少し合わなかったとしても、グリーンに乗せることを心掛けてください。
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掟3・ティーアップ
アイアンで打つ場合でもティーアップをするようにしましょう。
たとえショートアイアンで打つ場合でもクリーンに打てる可能性が高くなります。どれほど芝の状態がいいように見えても、ゴルフ場では球を置くと少し沈みます。ティーの上に乗せることで、芝の影響を受けずに打つことができます。
高さは、球とフェースの間に芝が入らない程度の高さにするのが目安。あまり高くしてしまうとフェースの上の方に当たってしまったりしてミスになる恐れもあります。5ミリから1センチ程度がおおよその高さになります。
↓↓↓ゴルフスイングの基本をまとめました。ドライバーからウェッジまで、使い方を徹底解説していますので練習の参考にしてみてください。
今回はゴルフのパー3で守るべき3つのポイントを紹介しました。かんたんだと思っていても意外と叩いてしまうことは多いですよね。
大切なのはとにかくリスクを避ける、ということです。たとえ不調のときでもショートホールがいい流れで上がれると、ゴルフでは気持ちも乗ってきます。ぜひ攻略のコツを参考にしてみてください。