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チップショットの打ち方を3ステップでかんたん解説

残り10ヤードからのアプローチ、難なく寄せられると思ったのにダフって失敗、上がりすぎてオーバー…。スコアを落としてしまう残念なミスですよね。

短い距離から寄せるときには、転がしていくチップショットを使うのが便利です。高く上げないのでホームランなどの大きなミスになりにくく、少し打点がズレたとしてもボールはピンに近づいてくれます。

今回はチップショットを打つときに押さえておきたい3ステップを紹介します。あと10ヤードを確実に寄せられる打ち方なので、ぜひ活用してみてください。

チップショットとは

チップショットとはグリーン周りからピンを狙うときに使うアプローチの種類の一つです。

比較的、近い距離からアイアンやウェッジを使い、転がすことでカップに近づけます。

チップショットが使える状況

チップショットは転がして狙うので、ピンまでの間にバンカーなどの障害物があると使えません。また打ち上げになっているときも難しいでしょう。

まずボールからグリーンまでの距離が短いこと、芝の状態がいいこと、カップまでの間にバンカーなどの障害物や高低差がないことが「チップ」で打つための条件です。

チップショットの打ち方3ステップ

ボール位置

チップショットのボールの位置は両足の中央からやや右足寄りに置きます。右足寄りに置くことで低く打ち出して転がる弾道が打ちやすくなります。

クラブ選びと構え方

ロフトが「やや大きめ」のクラブを使うようにします。7番アイアンからPWを使うと転がして打ちやすくなります。

SWなどロフトが50度以上あるものを使うと球が思ったより浮いてしまうことがあるのでチップショットのときには基本的に使用しません。

構えたときにはやや左足に体重をかけておくようにします。チップショットを打つときには体重移動は必要ありません。あらかじめ左足に荷重をかけておくことで不要な体重移動を防いでスイングを安定させることができます。

スタンス幅はいつもよりも狭め。両足の間にこぶしが二つぶん、入るくらいが目安です。グリップ位置は左太ももの前、ハンドファーストにしておきましょう。

スイングのコツ

チップショットを打つイメージは「パターと同じ」と考えるとわかりやすいでしょう

手首をこねたりせずに固定したまま、肩の回転を使ってクラブを振っていきます。構えたときに作ったハンドファーストの形をそのままにスイングをしていくのもポイント。

また、バランスよく両腕と肩を使えるようにします。チップショットでは右腕に力が入りすぎるとダフリ、左腕に力が入るとトップの原因になってしまいます。

メリットとデメリット

チップショットは転がして狙うので、浮かせて打つのに比べて大きなミスになりにくいのが利点です。

多少、落としどころがズレてしまってもある程度はカップに近づけることができ、大叩きにつながる可能性も低くなっています。

しかし目の前にバンカーや池、木など障害物があると使うことはできません。またグリーンエッジからカップまでの距離が短いときも同様です。そんなときは浮かせて狙うようにしましょう。

よくあるミスの原因と対処法

チップショットでは短い距離ですが、トップやダフリはよく出る典型的なミスです。

特にスイング中に距離を調整しようとしてヘッドスピードを緩めてしまったり、ボールの行方を気にして頭が上がってしまうことがミスの原因になります。

あらかじめ素振りをしてスイング幅を決めておくこと、実際に振るときにはその大きさを変えずにしっかり芯でとらえるようにしていきましょう。そうするとクラブのスピードを変えることなく、振り抜くことができます。

練習のときからどのくらいの振り幅にすると何ヤード飛ぶのか、ある程度目安をつかんでおくとラウンドに行ったときも迷いがなくなるのでベター。「チップ」で打ったときにも正確に寄せられる確率が高くなります。

また腕だけでクラブを振っていく「手打ち」はNGです。

インパクトが安定せずに失敗の要因になります。肩を使って、左右の振り幅が均等になるようにゴルフクラブを使っていきます。腕の力は適度に抜き、体を大きく使うようするのがコツです。

↓↓↓ウェッジで打つときのポイントとは?行ったり来たりを防ぐための3つのコツを紹介しますのでぜひご覧ください。

アプローチのバリエーション

チップショットのほかに代表的な打ち方を2種類紹介します。

ピッチショット

ピッチショットは、「上げて止める」方法です。高く上げてランはあまり出ません。

前方に池やバンカーがあって、そのすぐ先にカップがあるような、どうしても上からしか狙えないようなときに使います。AWやSWなどロフトのあるもので打って高さを出していきます。

フェースの角度で球が上がるので、すくい上げる動きは必要なし。無理にすくって打つとダフリなどの要因になります。少し難しい寄せ方になるので、大きなミスにならないように慎重に打つ必要があります。

↓↓↓ピッチショットの打ち方をレッスンします。ゴルフ場でバンカーや障害物を避けなければいけない場合にぜひ参考にしてみてください。

ピッチ&ラン

上で紹介した「上げて止める方法」と転がしていく「チップ」の中間の打ち方です。使うクラブなどによって違ってきますが、キャリー1:ラン1の割合です。

使う番手はAWかPW。距離や状況に応じて使い分けていきましょう。

↓↓↓グリーン周りから寄せる鍵、番手ごとの転がりについて解説します。寄せワンを狙うためにぜひチェックしてみてください。

↓↓↓初心者ゴルファーのためのショートゲーム攻略法を伝授!自宅でも手軽にできるメニューを紹介した記事なのでぜひ参考にしてみてください。

まとめ

今回はチップショットについて紹介しました。3つのステップを守って打つとミスが出る可能性を大きく減らすことができます。特に右手に力が入ってダフってしまうケースが多いので肩を使って振っていくというのがポイント。ゴルフのラウンドであと10ヤードを確実に寄せるためにぜひ参考にしてみてください。

この記事を書いたライター

ゴルファボ編集部

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