雨のゴルフ、あなたはどんな準備をしていますか?
プレーで散々な目に遭った経験をしている方も多いのではないでしょうか。初心者であれば、雨の日にプレイするなんて…と思う方もいるかと思いますが、しっかり準備さえすれば雨の日ならではの楽しみ方が出来ます。
今回は、雨の日に準備すべきアイテムと心構えのポイントをご紹介します。
ゴルフウェアやシューズが濡れると、スイングの動きが変わり、スコアにも影響が出てきます。この記事を読んでいただき、対策を万全にして、「自然のあるがまま」の環境でのプレーを楽しんでください。
目次
雨でもゴルフはできるの…?
野球はほぼ中止ですが、サッカーはやります。さてゴルフはどうでしょうか?基本はプレーします。しかし、降水量の関係でコンディションが悪くなれば、ゴルフ場がクローズ(閉鎖)します。
雨の日のキャンセル
キャンセルする判断基準は、
・天気予報で判断する
・ゴルフ場への公共交通機関などがストップしたとき
・クローズになったとき
の3つです。 当日のキャンセルは、ゴルフ場に迷惑をかけてしまうのでラウンドするようにしましょう。何回も当日キャンセルをするとブラックリストに載り、予約ができないようになります…
天気予報で判断する
ゴルフコンペなど、雨天決行の場合を除いて、早い時期から天気予報で情報を集めて、参加者がOKなのかを確認しておきます。プライベートでも、天気が悪いと嫌がる方もいるので相談してみましょう。
中止の目安は80~100%。確率的に間違いなく降るので降水量が多ければ中止を考えてもいいでしょう。50~70%は、量も少ないのでゴルフプレーしても問題ありません。40%以下は心配ありませんのでラウンドしましょう!
基本ルールとしてキャンセル料の発生などもあるので、遅くても3日前にはゴルフ場に連絡を入れます。キャンセルする場合は、ホームページを確認するか直接電話で問い合わせしましょう。
ゴルフ場への公共交通機関などがストップしたとき
天候によってゴルフ場までの交通機関が、遅延や見合わせるなどで辿りつけなくなってしまった場合は、理由を伝えて、キャンセルした方が無難かもしれません。交通情報は、ゴルフ場に問い合わせれば詳細に教えてくれますので、情報を提供してもらい準備しておきましょう。
クローズになったとき
豪雨などによって、コースの傾斜面が崩れたり、グリーンが水浸しになったり、バンカーが池のようになった場合など、ゴルフ場側がプレーすることが不可能だと判断したときは、クローズになります。そのときは中止しなければいけません。
クローズの場合は、状況によって前日に連絡がある場合やゴルフ場に到着してから告げられることもあります。
雨のゴルフで準備すべきアイテム5選
用意すべきアイテムが5つあります。いつもと違うコンディションでも楽しくラウンドができるようにしましょう!
レインウェア
出典:Amazon
レインウェアは、ゴルフ専用のものを選びましょう。それ以外のものは、スイングの邪魔をしてしまう可能性があります。
ゴルフ用でも、予算があれば、グレードの高いものがオススメです。理由は、性能と値段は比例するからです。5,000円のものと3万円のレインウェアでは、スイング中の着心地と防水性が大きく違います。試着してみて動きやすいものを選びましょう。
大きい傘
ゴルフ場のカートに傘は積まれていますが、直径が小さいので肩口などが濡れてきます。大きい傘があると体をすっぽりと覆ってくれるので、濡れることが少なくなります。また、内側の骨組みにタオルやグローブをかけておくこともできます。ゴルフクラブを持ちながら歩いても、グリップが濡れることが避けられます。
全天候型グローブ
出典:Amazon
グリップが濡れると、スイング中に滑って飛距離が落ちたり、ミスショットになってしまいます。グローブを複数枚ゴルフバッグの中に入れておくか、全天候型グローブを準備しておくと重宝します。現在は、雨専用のグローブも発売されています。濡れるとグリップ力がアップします。
タオル
出典:Amazon
雨のゴルフでは、1~2枚準備しておきましょう!濡れた顔やメガネ、濡れたグリップも拭くことができます。乾いたタオルがあるととても重宝します。ナイスショットに重要なポイントです。
防水ゴルフシューズ
出典:Amazon
防水性と撥水性の機能があれば、水をはじいて蒸れずに、快適なゴルフができます。防水ゴルフシューズは、朝露を含んだ芝生などの対策にもなります。また、防水シューズでも水が浸みてくることがあるので、防水スプレーをかけておくと二重の対策ができるでしょう。
その他に準備してあると便利なグッズを紹介します!
雨の日でラウンドする時の心構え
雨のゴルフプレーで準備する心構えは4つあります。
・グリップを拭く
・番手をあげてコンパクトなスイングを心がける
・グリーンやバンカーの状態を把握する
・ゴルフボールに泥が付いているとき
この4つを意識できれば、コンディションが悪くても楽しくゴルフができます。
グリップを拭く
グリップは濡れると思った以上に滑りやすくなります。良いゴルフスイングしてもインパクトでズレたりすると飛距離が出なかったり、ミスになってしまいますので、毎回拭くようにしましょう。すべり防止のために、コード入りのグリップにすることで濡れても滑りにくくなります。
ゴルフのグリップの性能と選び方を詳細にまとめた記事です!参考にどうぞ!
番手をあげてコンパクトなスイングを心がける
雨のゴルフコースの芝は、水が浸み込んでいるので、抵抗を受けてボールが転がりません。番手を1~2番手上げてクラブを選びましょう。特にダフると飛びませんので、ボールを右寄りに置いて、ダウンブローかハーフトップ気味にヒットすると飛距離を稼ぐことができます。
レインウェアを着るといつもより振りにくいので、コンパクトなゴルフスイングでショットしましょう。
グリーンやバンカーの状態を把握する
雨によってグリーンが柔らかくなっている可能性があります。降雨の量によって柔らかさが違ってきますので、アプローチでは転がりを注意しなければいけません。
パターでも水の抵抗を受けるのでタッチを合わせるのが難しくなります。ボールに砂が付いたままストロークすると、フェース面に砂が挟まり転がりが悪くなるので、しっかりとボールを拭いてから打ちましょう。小さいタオルをポケットに準備しておくといつでも拭けます。
バンカーは、雨で砂が湿って固くなっているので、バンス角の少ないAW(アプローチウェッジ)、PW(ピッチング)などを使うと上手く脱出できます。
固い砂バンカーからの打ち方です!この打ち方できるとスコアアップにつながります。バンカーの苦手なゴルフ初心者はとても参考になるでしょう!
ゴルフボールに泥が付いているとき
芝がぬかるんでいると、ボールに泥が付くことがあります。ローカルルールなどで取り上げ拭くことができますが、適用がなかった場合はそのまま打たなければいけません。泥の付き方でゴルフボールの飛ぶ傾向がわかります。
ボールの左側に泥が付いていたらスライス、右側に付いていたらフックします。上に付いているとドロップする可能性があります。フェースが当たるところに付いていると、ダフリのようになるので、どれだけ飛んでいくのかわかりません。もし、こういう状況になったら、ある程度心の準備をし傾向を予測してショットを打ちましょう!
ゴルフは自然を相手にするスポーツなので、雨でもプレーをしなければいけません。晴天と違ってラウンドはしにくくなりますが、ご紹介した雨の日対策をすれば、そんなに苦労することはありません。ぜひ、参考にしていただき、楽しいプレーをしてください!