ゴルフクラブの中で一番扱うのが難しいクラブはどれでしょうか?
ドライバー?ロングアイアン?はたまたスプーン?個人差で苦手なクラブ、得意なクラブとあるでしょう。しかし、今回のテーマ「ピッチングウェッジ」これはおそらくどんなゴルファーでも一番扱いやすいのではないでしょうか。
一般的に番手が小さくなればなるほど扱いが易しくなります。しかし小さくなればその分ロフト角が増えたり、SWにはバウンス角があったりするので扱いが意外と難しかったりします。
その点ピッチングウェッジは両方のバランスが丁度良く、操作性が抜群に良いクラブだと思います。ゴルフスコアのポイントともなる100ヤード前後を打つためのピッチングウェッジ。ロフト角や弾道、打ち方はどういったものがあるのでしょう?ピッチングウェッジを上手く扱うための「秘訣」ご紹介します!
ピッチングウェッジのロフト角
昔と違い、アイアンはストロングアイアン(ロフト角の立ったアイアン)が主流になりました。
これは近年の飛距離を追い求めた結果でもあります。そのため100ヤード以内の短い距離を打ち分けるためにはコントロールショットや細かなウェッジ設定などが不可欠となっています。メーカーによって違いはありますが、ピッチングウェッジのロフト角は44度~48度が主流になっています。
プロゴルファーであればピッチングウェッジの飛距離が150ヤードなどずば抜けている選手もいますが、アマチュアであれば100~120ヤード程度での使用が一般的です。あなたは何ヤードで使用しますか?
ロフト角の正しい間隔
もしも、あなたのピッチングウェッジのロフト角が45度で次に低い番手がAW(アプローチ)だとしたら要注意です。
AWの一般的なロフト角は52~53度です。そうなるとPWからAWまでの間が7~8度も空いてしまうことになります。理想的なロフト角の間隔は4~6度です。もしも間隔が空き過ぎているなら、買い足すか、打ち分ける技術でカバーするしかありません。
ウェッジ全体のロフト角は44~64度まで多種多様です。ソールに付いているバウンス角も加えるとさらにバリエーションが増えるので、自分のセッティングに合ったクラブを揃えましょう。
↓↓↓クラブのセッティングのコツについて解説していますのでチェックしてみてください。
ピッチングウェッジでのアプロ―チ
ピッチングウェッジはAWやSWよりもロフト角が立っているのでランが出ます。グリーン周りでピッチングウェッジを使用する際はボールの転がりも考えて打つ必要があります。
ピッチングウェッジのアプローチで転がしてピンを攻めたい時は、以下の事に気を付けてショットしましょう。
・グリップは短めに持つ |
・ハンドファーストの形を作る |
・上体がぶれないように下半身を安定させる |
ピッチングウェッジ以外のアプローチ
筆者は、長年AWは持たずにピッチングウェッジの打ち分けで距離を合わせていました。
100yキャリーならフルショット、80yなら8割程度に力を抑えてといった感じです。しかし、なんとなく中古品店で購入したAW(52度)を使用して以来スコアの安定感が全く違います!
あなたに是非おすすめしたいのは、「道具でなんとかなるものは頼ってみる」ということです。なんだか負けたような気がしますか?
いえいえ、そんなことはありません。ゴルフの歴史はクラブの進化と共にあります。ロフト角による恩恵は大いに受け取りましょう!
↓↓↓クラブごとのロフトについての説明と解説をしています。
ゴルフは、クラブによって弾道やキャリー、ランが大きく変わり、ピンそばにつけるために要素が変わります。
スコアアップのためには、ロフト角を適正に揃えたり、ロング系を減らして、短い距離を打ち分けるウェッジ系を多く入れたほうが良い結果が生まれる可能性が高くなります。
実際、プロゴルファーも3~4本とウェッジを入れているのをよく目にします。ピッチングウェッジ以下のウェッジではロフト角に注目したクラブセッティングをお奨めします。