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ゴルフのロフトとは?弾道の秘密を3分かんたん解説

ドライバーで打っても球が上がらない、遠くへ飛ばない…。うまく打てない原因がスイングではなく、実はクラブのロフトにあるかもしれません。

今回はゴルフクラブのロフトとは?について解説します。

ゴルフでは『ロフト』がボールの高さやスピン量などに大きな影響を与えます。同じようにスイングしたとしてもロフト次第で飛距離がアップしたり弾道が高くなったりします。

また、ヘッドスピードなどをふまえてゴルフクラブを選ぶときのポイントや、距離別で打ち分けるためのコツもご紹介します。自分にぴったり合ったクラブを使って思い通りの球を打ちましょう!

ゴルフのロフトとは?

ゴルフではフェースの傾きが小さくなるほどボールを遠くに飛ばすことができます。逆に傾きが大きくなるほどボールの軌道が高くなります。

そのフェースの傾斜している角度のことをロフトと言います。ゴルフクラブによって傾き方は違っています。たとえばサンドウェッジと7番Iを比べてみるとその違いがはっきりわかると思います。

一般的なドライバーは10度前後で、パターを除いたすべてのゴルフクラブの中ではもっとも小さく、遠くへ飛びやすくなっています。一方でサンドウェッジなどは角度が大きく、それほど飛びませんがボールが高く上がる仕組みになっています。

ストロングとは

アイアンでは今、「ストロングロフト」のモデルが人気です。これは角度をより小さくしたもので、同じ番手でも飛ばせるように工夫がされたものです。

ロフトによる違い

フェースの傾きが違ってくると、同じ番手でも球の飛び方が変わってしまいます。ゴルフメーカーによって、あるいはシリーズによって、同じ番手であったとしても変わるので、買い替える際などには注意が必要です。

飛距離との関係

上記はあるメーカーの同モデルの参考数値です。

フェースの傾きが小さいほど、ゴルフでは遠くへ飛ぶ傾向があります。ドライバーはゴルフクラブの中でももっとも小さく作られており、目標方向に対して進む力が強くなるような作りになっています。

また、正確に狙った位置に落とすアイアンでは、この違いが距離の打ち分けを可能にします。アイアンの場合、角度が1度変わると2.5ヤード程度、変わります。

いざ、ゴルフ場で使うときにしっかり自分の感覚を合わせて打っていくためにも、特に買い替えるときなどは、今使っているものがどのくらいなのか、新しいものが何度なのか、よく確認する必要があります。

ロフトと弾道

弾道にもはっきりとした違いが出ます。ウェッジなどのフェースの傾斜が大きいもので打つと高い弾道になり、ドライバーのような小さいものは低い弾道となります。

角度が大きすぎるとボールが吹きあがり、飛ばなくなります。逆に小さすぎても球が上がらずキャリーが出ないので結果的に飛びません。

ロフトとスピン量

スピン量にも大きな影響を与えます。フェースの傾きが多くなるほど、インパクトの傾きも大きくなり摩擦(スピン量)が増えます。

ゴルフでは、スピン量が増えるとボールが上に飛ぶ力が強くなります。高い球を打ちたいときには角度大きいものを選ぶのがベター。ただ、バックスピンが多すぎると高く上がりすぎてランもなくなり、ほとんど飛ばなくなってしまうので要注意です。

クラブ選びのコツ

ドライバーの場合、フェースの傾き次第で、遠くへ飛ばせたりスライスが減ったりすることがあります。

ゴルフ初心者はヘッドスピードもあまり速くないかと思うので、10.5などの角度が大きめのものを選択するようにしましょう。小さすぎると球が上がりにくくなり飛ばないばかりか、スイングのときに打ち上げる意識が強くなりミスにもつながります。

また、スライスがかかりやすいゴルファーも大きめのものを選ぶと、球をつかまえやすくなり、スライスを抑えることができます。

上記は一般的なゴルファーのロフト角と飛距離の参考数値です。

アイアンは番手ごとに間隔が一定になるように調整しましょう。ゴルフは狙った位置に正確に球を運ぶことが目的です。1度ごとに約2.5ヤードの違いが出ます。フェースの傾きでいうと4度、10ヤード程度の等間隔でアイアンをそろえられると、ゴルフ場でプレーをするとき、グリーンまでの残りヤード数に応じて番手選択がはっきりします。

↓↓↓ゴルフでギアを選ぶときのポイントとおすすめのメーカーについてまとめました。

あなたにマッチした角度とは?

ヘッドスピードで選ぶ

ゴルファーの方のヘッドスピードに合わせて、ドライバーで最適な数値は変わります。一般的には9.5度は力のあるゴルファー向け、それ以外は10.5度を選択すると言われています。

ここで注意すべきは正しい数値についてです。特にドライバーの場合は表示されている数値と実際の「リアルロフト」がずれていることがあります。

特にヘッドスピードが遅めのゴルファーは少しおおきめのものを試してみてください。高く上がることでさらに遠くに飛ばせることがあります。

↓↓↓シャフトも自分にマッチしたものを!上達したいゴルファー必見、シャフトの種類や選び方のコツをまとめました。

飛距離を上げるために

飛距離を出すのに最適なのは、ヘッドスピードが43~49m/sの場合は9度から10度、38m/s~42m/sの方は10度から11.5度になります。また、36~37m/cの方は11度から12度、35m/s以下の方は11.5度以下のものを選ぶのがベターです。

この場合も可能であれば実際の角度が何度になっているかを確認すると、より自分に合ったものを選ぶことができます。ゴルフショップでは計測できる機械を備えていることがほとんどですので、チェックをしてみてください。

↓↓↓自分に合った性能や特性を持ったドライバーを使うとゴルフでは方向性と飛びが大幅アップします。選び方を徹底解説します!

ロフトを立てる 意味は?

ロフトを立てるとは、構え方でフェースを立てて角度を少なくすることです。アイアンでフェースを立てて打つことができると、ゴルフでは遠くへ飛ばせるなどのメリットがあります。

フェースを立てて打つにはインパクトでハンドファーストになる必要があります。それによってスイングの最下点よりも手前で球を叩くことができる、ダウンブローでの打ち方になります。そうするとダフリやトップになりにくく、また通常よりもゴルフボールに当たる角度が小さくなるために遠くへ飛ばせます。

↓↓↓ゴルフでダウンブローを打つための3つのポイントを解説します。

まとめ

ゴルフのロフトとは?飛距離や弾道、スピンなどに与える影響と、おすすめのクラブ選びについてまとめました。自分に最適なものを使うと距離感を合わせやすくなったり、遠くへ飛ばすことができて攻略が楽になったりします。

ゴルフではドライバーフェースの傾斜は飛距離に関係します。もし飛距離に悩んでいるのであればぜひ違うタイプを試してみてください。またアイアンをチェックして、もしロフトの間隔があいているようであれば、買い足すことで距離の打ち分けが簡単になるでしょう。

この記事を書いたライター

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ゴルファボ編集部

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