ユーティリティは、ロングアインの代わりに生み出されたゴルフクラブです!ロングアイアンよりもボールが上がります。長い距離をやさしく打てますが、ゴルファーの中には苦手な方もいるようです。しかし、ユーティリティは、シャフト次第で大きく打ちやすさが変わります。
そこで今回は、ユーティリティのシャフトについてご紹介します。
ユーティリティが打てるようになると、ロングアイアンの距離がきっちりと打てるようになるので、グリーンも狙えてスコアアップが期待できます。ぜひ、参考にしていただき、最高の1本を探してください!
目次
ユーティリティとハイブリッドの違いは?
どちらも同じクラブです。日本では「ユーティリティ」、海外では「ハイブリッド」が一般的な呼び方です。メーカーによっては、アイアン型を「ハイブリッド」、中間型を「ユーティリティ」と呼んでいますが、一般的な使い分けではないそうです!
ユーティリティのシャフトはスチール?それともカーボン?
全部のクラブをバランスよく揃えるためには、ドライバーからウェッジまで番手が短くなるにつれて重くなるようにしなければいけません。ユーティリティがアイアンより重くなったり、フェアウェイウッドより軽くなったりすることは避けなければいけません。
ユーティリティのシャフトには、スチールとカーボンの二種類あります。カーボンの特徴は、スチールに比べ軽くてしなります。 しなりを利用してボールを遠くに飛ばすドライバーやウッドのクラブと相性がとても良いです。
スチールの特徴は、カーボンに比べ重くてしなりにくいので、自分でコントロールしやすいことです。ユーティリティには、どちらのシャフトと相性がいいと思いますか。
アイアンがスチール
スチールの場合はユーティリティも同じスチールか軽量スチールを選ぶといいでしょう。スチールの重量が90g以下ならカーボンの方が、バランスがよくなります。
アイアンがカーボン
ユーティリティもカーボンにします。UTはロングアイアンより1インチほど長くなります。ユーティリティと重さが同じだと、UTが重くなってしまいますので、10g軽い方が適正になります。
ユーティリティが苦手な人が使っているのは軽い!?
市販されているユーティリティには、重量が50g前後のカーボンが装着されたものがたくさんあります。軽いと振りやすくていいのですが、弊害も出てきます。軽いクラブは、打ち急いでタイミングがバラバラになったり、トップやダフリが出たり、してきます。ユーティリティが苦手な人は軽いシャフトで打っている人が少なくないです。
ユーティリティをクリーンヒットさせる方法です。ミート率を上げるインパクトの形がわかります。
ギア|ユーティリティを選ぶ際のポイントは?
FP(フェースプログレッション)で選ぶ
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フェースプログレッション(FP値)とは、シャフトの中心線からフェース先端までの距離のことを言います。
FP値小さいとアイアンのようにフェース面があまり出ていない形になります。球を捕まえやすくスライスが減ります。フェース面が前に出ているとボールを拾いやすくなります。ボールが上がりやすくコントロールしやすくなります。
アイアンが得意な人はFPが小さいもの、フェアウェイウッドが得意な人はFPが大きいユーティリティを選びましょう。
FPの大小は、アドレスでのボールの位置とヘッド入射角との相性があります。ボールの位置が左足寄りでヘッドの入射角度が浅い人はFPが大きいヘッドと相性がとてもいいです。ダウンブローのように入射角度が鋭角の場合は、FPが小さいヘッドと相性が良くなります。
ユーティリティの番手の選び方
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番手選びのコツは、一番短いフェアウェイウッドと一番長いアイアンの間の距離が出る番手を選びましょう。例えば、5Wで180ヤード、5番I160ヤード飛ぶのであれば、170ヤードの飛距離が出せるユーティリティを選びます。
リシャフトするならユーティリティのミスの傾向で選ぼう
ユーティリティで打っても飛ばないし、方向性がバラバラ
軽くてしなりのあるカーボンにしても飛距離が伸びないと感じたら、シャフトを長めにしてみましょう。方向性を重視したいのなら、短めの方がボールをコントロールしやすくなります。
ユーティリティの飛ばし方をご紹介します!5つの掟を守ればだれでも面白いように飛んでいきます!
ユーティリティで打ったボールの弾道が安定しなし
球の高さが低かったり、高かったりするときがあると思います。フレックスを硬く変えると安定してきます。
フレックスが硬いと低弾道になりやすく、柔らかいと高弾道になりやすくなります。ヘッドスピードがある人は硬め、女性や非力の方は柔らかめを選ぶといいでしょう。しかし、試打をしないとわかりませんので、ショップに足を運びたくさん試して、とことんこだわっていきましょう。
また、シャフトには、キックポイントというのが存在します。キックポイントとはスイング中に一番しなる部分のことを言います。ポイントの種類は、先調子、中調子、元調子があります。
・ゴルフ上級者には、「元調子」がオススメです。
・初心者には、「先調子」が、ボールが上がりやすいのでオススメです、
・「中調子」は、両方のいいとこ取りです。タイミングがとりやすいのが特徴です。
クラブフィッティングを利用すれば、すぐに自分に合ったユーティリティを見つけることができます!
スリーブ付きシャフト
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2009年頃からルール改正にともない、シャフトの先端にスリーブが付くようになり、ヘッドの着脱が簡単になりました。リシャフトの手間が軽減されました。自分のクラブに合うスリーブ付きが何本かショップにあると、試打してからすぐに購入して練習場やコースで使えるようになります。自分に合うものが見つかります。
いかがだったでしょうか?ユーティリティは、ロングアイアンの代わりとなるゴルフクラブです。リシャフトすることで打ちやすいクラブになれば、長いパー3やパー4の2打目で威力を発揮してくれるでしょう。
シャフト次第でミスもカバーできるので、一度ご自身のクラブを確認してみください。どのクラブにも言えることですが、クラブに合うものを装着することで性能をフルに発揮してくれるので、スコアメイクにとても役に立ちます。
スコアアップも大幅に改善できるでしょう!ぜひ、試してみてください!