長年サラリーマンゴルファーをしているのに、スコア100を切れたのは、生涯で2回だけ…それも数年前…最近では100前半で回れたら御の字です!目標にしていたシングル(ハンデキャンプ9以下)は夢のまた夢…なぜ、上手くならないのか?
今回は、サラリーマンが安定して100切りするための3つのポイントをご紹介します。
サラリーマンは、仕事や家庭で忙しいと思いますが、少ない練習とラウンドでスコアアップを図ってください。サラリーマンの上手い人は、どんな時でも冷静沈着でピンチでも大崩れすることがありません。その辺の対策なども一緒にご紹介したいと思いますので、ぜひ一読していただき次回のラウンドにつなげてください。
目次
サラリーマンにとってのゴルフのメリットとは…?
サラリーマンにとってのゴルフとは、接待、会社内のコンペなど仕事やビジネスの一部であり、サラリーマンの付き合いに欠かせないものです。
サラリーマンが健康になるスポーツ
ゴルフは歳を重ねても無理なくできるスポーツです。自分のレベルの応じたプレーの仕方があります。歩いてラウンドすれば体力がつきますし、少し疲れた時はカートに乗って疲れないようにできます。
ウエイトトレーニングなどしなくても、練習場でクラブを振るだけでも筋力アップできます。特に運動不足の初心者サラリーマンには、負荷が余りかからない良いスポーツではないでしょうか。
スイングに必要なトレーニング集です!参考にどうぞ!注意点としてあまり無理しないようにしてくださいね。
能力が数字で現される
ゴルフは数字で完結します。ラウンドが終わると、必ずスコアが計算され結果が出ます。良い結果だと努力した甲斐がありますし、悪いとこれからの練習の反省材料になり上達のきっかけになります。
数字好きなサラリーマンは、自己分析すると弱点が明確になり上達も早くなるでしょう。
サラリーマン必須のコミュニケーション能力がアップする
会社内の親睦コンペや取引先との接待でコミュニケーション力がアップします。
上司や先輩とも仲良くなり、仕事がしやすくなるかもしれません。また、取引先とのラウンドではいろいろな情報をもらえたりすることもあります。ゴルフは、サラリーマンの武器になりますね!
ゴルフデート
未婚者のサラリーマン限定ですが、近年、女子プロ人気やバラエティー番組などの影響もあり、ゴルフ女子は劇的に増えています。やってみたいけど、きっかけがなくて始められない女子も多いそうです。
そんな中、デートへ誘って、打ち方やルールを教えてくれる紳士なサラリーマンのあなたが現れたら彼女たちはどう思うでしょうか・・・答えは言うまでもありませんね。
まさに今、激アツです!サラリーマンのあなたにオススメのコースをご紹介します。
サラリーマンの平均スコアは?
少し古いデータですが、138万枚のスコアカードを分析した「週刊ゴルフダイジェスト」2015年3月17日号によると…
★年間平均ラウンド数=11.75回
「月イチ」と言われるとおりの数字ですね!
★平均スコア=99.64
100切りは、サラリーマンでも上手い方です。
★平均OB数=1.19回
少ない気がしますが…みんな手堅いラウンドをしているのですね。池に入れるのが多いのでしょうか。
★平均パット数=36.22
毎ホール2パットより少し多い数字です。2パットで抑えられれば崩れません。
★寄せワン率=13.05%(成功率は8回に1回)
「寄せワン」でいけると流れを引き寄せることができます。成功率を上げればスコアはまとまってきます。サラリーマンが上達する鍵は、ここにありそうな気がします!
★フェアウェイキープ率=22.12%
5回に4回は、フェアウェイを外しています。ティーショットが良くなればイージーなショットが打てるのでパーオンも増えてきます。
ティーグラウンドでの考え方です。とても参考になります!
サラリーマンが安定して100を切るための3つのポイント
現在のゴルフ人口の分布と同じように、サラリーマンの間でも若者が少なく、年配の方が圧倒的に多くなっています。会社のコンペでは上手い上司や先輩と、接待では経験豊富な重役や社長などと一緒にラウンドするのは珍しくありませんので、100前後の実力をつけておくと失礼にはならないでしょう!
たった3つのポイント知るだけで、若いサラリーマンゴルファーもコースで自信を持ってプレーすることができます!ぜひ、試してみてください。
練習場ではアプローチを中心に
サラリーマンゴルファーをはじめ、多くのアマチュアは、あまりアプローチの練習をしない傾向にあります。ドライバーばかりを練習していますよね!飛距離がでると気持ちいいので仕方ないことですが、でもゴルフは、ミスを減らしていかに良いスコアで上がることが求められます。
ドライバーでOBを出すよりも、確実にグリーンをとらえ1パットを沈めることが重要です。
前述したサラリーマンの平均統計のとおり、8回に1回しか「寄せワン」が成功していません。その確率を上げるだけでも上手くなります。アプローチが上手くなるとスイングが良くなり軌道も安定してくるので、アイアンのほかドライバーも狙ったところに打つことができます。
サラリーマンゴルファーは、徹底的に「30y、50y、80y」の距離を練習しましょう。だんだんと距離感が養われてくるので、グリーン周りからベタピンの確率が上がります。注意点として、腕だけではなく下半身もしっかり動かしてショットをします。そうすることでダフリやトップが少なくなります。
サラリーマンが苦手なアプローチのレッスン動画です!初心者でも打点が安定するドリルです。
9ホールをボギー、9ホールをダブルボギーで回る
サラリーマンが大叩きしないためのコース攻略法です。どうしても、バーディやパーを獲ろうとすると、冒険をしたり、無理に攻めたりします。これが大叩きの原因になります。
パー4では、「3オン2パットでOK!」と考え、もしバンカーに入った場合は、一発で脱出することを優先し、ダブルボギーを狙いにいきましょう。無理をすると必ず影響が出てきますので、下手と思われてもサラリーマンらしく我慢強く謙虚に攻めましょう!
クラブを短く持って、バンカー・池は徹底的に避ける
サラリーマンをはじめアマチュアのスコアが圧倒的に悪いのが「スタートホール」と「最終ホール」だそうです。ということは、ボールを曲げずにバンカーや池などの危険地帯を徹底的に避けることで防ぐことができます。
1番は誰でも緊張します。クラブは短く持つことで楽にスイングができるので、曲がりを少なくすることができます。ドライバーも短く持ってスイングしましょう。
練習不足のサラリーマンゴルファーが、出だしからOB、チョロ、林の中からだと、ボギー、ダボで抑えることが難しくなります。最終18番をボギーで回れば「99」のときに曲げてしまうと、疲れも溜まっているので、頑張る余力が切れてリカバリーすることが困難になります。
ミスが起こりそうなところは、徹底的に回避することでリスクを抑えることができます。サラリーマンの仕事でもリスク回避の経験があると思います。それを活かすことでコースマネジメントができます。
いかがだったでしょうか?多忙なサラリーマンでも安定して100が切れる方法がわかったと思います。サラリーマンの仕事で忙しい中にも、考え方と工夫次第でいけそうですね!
ぜひ、ご紹介したことを試していただき、いつでも100切り、どんなに不調でも、どんなアクシデントがあっても、「もう100を叩いたことがない」と言えるならカッコイイですよね!次回のラウンドに活かしてください!