パターで、スコアが左右するのはわかっているけど…なかなか変えられないし、たくさんあるメーカーやブランドからどうやって選んでいいのかわからないアマチュアゴルファーも少なくないと思います。
実は、パターのメーカーやブランドは40社以上あります。その中から探すのは大変ですよね!今回は、パターのメーカー・ブランドを総まとめしました。そして、その中から頼りになる1本の選び方の3つのポイントについてもご紹介します。
頼れる1本があれば、自信を持ってストロークすることができるので、3パットの数はグンと減るでしょう!ぜひ、一読していただき、スコアアップできるパターを探してください。
目次
パターの種類
グリーン上で自信を持ってストロークするには、パター選びはとても大切です。代表的な形状のモデルは、「ピンタイプ」「マレットタイプ」「L字タイプ」があります。パターの特徴や選択する時のポイントをご紹介していきます。
ピン型
出典:Amazon
幅広いゴルファーにマッチします。ピン型とは、アメリカの「PING GOLF」社で開発されたもので、他のメーカーの似たような形状も同じように呼ばれたりしています。ヘッドの先(トゥ側)と後ろ(ヒール側)部分が重くなっているので、「トゥヒール」と呼ばれたりもします。芯が広くミスパットに強いので、ゴルフ初心者におすすめです。
ピン型パターの特徴をまとめてみました!いろんなメーカーが出しています。参考にどうぞ!
マレット
出典:Amazon
かまぼこのような形状をしていますので、「かまぼこ型」とも呼ばれています。重心が深いのですが芯が小さいです。ゴルフ中級者や上級者におすすめですが、最近は大きめのヘッドのパターがメーカーから発売されて、芯も大きくなっているので、初心者でも打ちやすくなっています。
L字
出典:マクレガー
アイアイのような形状で「L」の字に似ているので、「L字」と呼ばれています。シンプルな形ですが、芯が小さくインパクトが安定していないと距離感が合わないので、とても難しいパターです。
パターメーカー・ブランド
代表的なメーカーとブランドをご紹介します。あなたも見たことある、または現在使っているものもあるかもしれません!
ピン
出典:Amazon
先ほどご紹介したアメリカのゴルフ用品メーカー「PING GOLF」社のパターです。いまもなお初心者からプロまで愛されています。ブランドモデルでは、「ピンアンサー」「スコッツデール」が有名です。中古ですと少し安価なものもあるので、お試しにいいと思います。
スコッティ・キャメロン
出典:二木ゴルフオンライン
昔、タイガー・ウッズが使って優勝した有名なパターです。アメリカのゴルフ用品メーカー「タイトリスト」が販売しています。トゥヒールの型も人気がありますが、個性的なパターもたくさんあります。打感が非常に良く、多くのトッププロが使っています。
タイガー・ウッズは、パットの名手ですが、アプローチも神の領域でした。
テーラーメイド
出典:Amazon
テーラーメイドもアメリカの用品メーカーです。ドライバーやアイアン、ボールなど人気が高いのですが、パターも負けてはおらず、「スパイダーツアー」のレッド色やブラック色のモデルは人気がります。
オデッセイ
出典:Amazon
アメリカの用品メーカー「キャロウェイゴルフ」のパターブランドです。特に「ホワイトホット」シリーズのピン型とマレットを足した形の、ヘッド後方にボールの形が2つ(ツーボールと呼んでいます)あるのが目標に構えやすくとても人気がありました。マレット人気に火をつけたモデルでした。
クリーブランド
出典:Amazon
アメリカの用品メーカーです。ウェッジが有名で、2010年には数多くのトッププロが、クリーブランドのウェッジで優勝を重ねました。現在も高品質のクラブを開発し続けています。近年はパターにも力をいれて「TFi2135シリーズ」「ハンティントンビーチコレクション」が人気です。
パター選び方3つのポイント
ヘッドの形:フェース開閉の大きさにあわせる
フェース面の直進性は、パターヘッドの形状で大きく変わります。幅が大きいほど直進性が高くなります。パターを打つ時、まっすぐにヘッドを出したい場合は、フェースの開閉が少ない大きめなの「マレットタイプ」がおすすめです。
フェース面を閉じて、アイアンのようにパターを打ちたい場合は、小さめの「ピン」「L字」がおすすめです。
シャフトの長さ:前傾角度と肩前と肘のラインが平行
一般的なシャフトの長さは、32~35インチが主流です。身長が高ければ34~35インチ、高くない人は32~34インチを選ぶのがいいでしょう。クラブの性質上、短ければ軽い、長ければ重たいパターになります。
構え方でも長さが違います。基本は、アドレスの時に脇を締めて、上半身の前傾角度と肩の前と肘を結んだラインが平行なるくらいがちょうどいいフャフトの長さになります。短いと身体から離れ、長いと両肘が開いてしまい、どちらもストロークが不安定になります。
しかし、パターの打ち方はそれぞれですので、試し打ちをしてみてしっくりくるのを選んでください。
グリップの太さ:ヘッドの形に合わせる
出典:Amazon
上 ゴルフプライド
太いグリップは、手首の動きを抑えるので、フェースの開閉を抑えて真っ直ぐストロークしやすくなります。細いグリップは、リストを使ってストロークしたい人にマッチし、ピンタイプやL字のパターにとても合います。メーカーによっても太さはかわりますので、いろんな握ってみましょう。
パターを選んだら、しっかり練習しましょう!練習器具の特集です。自宅でパターが上達できます。
最新パターのトレンド
出典:Amazon
最近、多く販売されている柔らかいブランドのボールに対応するために、「ソフトでも芯で打感を感じたい」というゴルファーのために「樹脂の表面に金属を組み合わせたインサート」でパターのフェース面は硬くなっているそうです。
また、フェース面にはミーリングパターンを加工したり、芯の周辺の溝の深さを変化させたり、芯に当たった時と当たっていない時のボールの転がりの差を少なくする加工も増えているそうです。
<パターの選び方>
★ヘッド(形状)=フェース開閉の大きさにあわせる
★長さは=前傾角度と上腕(肩の前から肘のライン)が一致する
★グリップ=ヘッドの形に合わせる
とはいっても、パターを手にして、インスピレーションがあれば、迷いなく選んでOKです。
プロゴルファーでも試合会場近くのショップに足を運び、パターの顔(ヘッド)の形が良いからという理由で、ゴルフをはじめたばかりの初心者が買うような1本5,000円のパターを購入し、優勝したりする場合もあります。ぜひ、いろいろ試打していただき頼れる1本を探してみてください!