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知識

アプローチウェッジ(AW)の打ち方を4ステップ解説

アプローチウェッジを使いこなしていますか?SWやPWは使っていても、アプローチウェッジは使っていないという方も多いようです。

アプローチウェッジうまく使いこなせると、数ヤード単位で打ち分けが可能になります。SWとPWの2本にプラスすることで、さらに精度の高いグリーンへの寄せができるようになります。

今回はアプローチウェッジの打ち方のポイントと、実際に打つときの注意点についてお伝えします。しっかり寄せて2パット以内で決める、理想的なスコアメイクをするためにもぜひチェックしてみてください。

アプローチウェッジ(AW)とは?

出典:amazon

アプローチウェッジはPWとSWの間にある飛距離の差を埋めるクラブです。その名の通り、寄せるのにも便利。

サンドでは届かないような位置からバンカーショットを打ちたいとき、ピッチングよりも高い弾道を打ちたいときなどに使えます。

ロフト角は50度から52度程度のものが多くなっています。PWでは飛び過ぎる、SWでは届かないような位置で使うために、選ぶときからPWとSWの中間のロフトのものをチョイスしておくようにします。

たとえば持っているピッチングが44度、サンドが56度のときはアプローチウェッジは50度にしておくとちょうど打ち分けができて役立ちます。

アプローチウェッジ打ち方4つのポイント

実際にアプローチウェッジを使うときの5つのポイントをご紹介します。

グリップ

アプローチウェッジを打つときはいつもよりも短く持ちます。グリップの真ん中あたりに両手がくるように持ちましょう。振り方もコンパクトになってミスも少なくすることができます。

スタンス

足の幅は通常よりも狭くします。両足の間を握りこぶし一つ分くらいにするのが目安です。寄せたいときに体重移動をすると飛び方もばらばらになるので、幅を狭くして体重移動をしないように注意します。

重心は左右の足で均等に置くようにします。左右に荷重がかかりすぎないように注意して、均等にバランスが取れるようにします。

また、左足を少し後ろに引いてオープンに構えます。こうすることでさらに下半身が安定してぶれのないスイングをすることができます。

ボール位置

ボールの位置の基本は両足の真ん中。これよりも右に置くと低い球、左に置くと高い球が出やすくなります。基本は真ん中、転がしたいときや高く上げたいときはそのときの状況に応じて変えるようにしていきます。

ハンドファースト

グリーンを狙うときにはハンドファーストで構えます。こうするとボールの高さは安定してスピンも適度にかけることができます。グリップエンドは左足の付け根の位置にくるようにして、左腕とクラブが一直線になるように構えます。

スイングのコツ

頭の高さ

頭の高さは始動からフィニッシュまで一定に保てるようにします。そのときのチェックポイントとしては、頭だけではなく膝や腰が一定の高さを保っているか、背中が丸まったり反ったりしていないか、この2点も一緒に確認します。

頭の高さが一定になっていることでスイングのぶれも少なくなります。

手首の角度

アドレスのときに構えたハンドファーストの角度をキープしたままスイングをするようにしましょう。手首の角度が変わってしまうとダフったりトップしたりする大きな原因になります。

重心

左右に均等にかけた体重はそのままキープしてクラブを振ります。左右への体重移動が起こるとクラブの軌道が安定せずにミスにつながってしまいます。

グリップ

握る強さをスイング中に変えないように注意します。ギュッと握る強さの4割から5割位が目安です。特にインパクトのときに力が入らないように、同じ強さで握っていくことがコツです。

↓止めるボールを打つための打ち方3つのコツを紹介します。ゴルフ上達のためにぜひこちらのレッスンをチェックしてみてください。

実際の打ち方の注意点

ゴルフでアプローチウェッジを使うときには浮かして狙う、転がして狙うの2つのパターンがあります。

バンカーや池など障害物があるときには浮かせるかよけて打つしかありませんが、それ以外のときにはアプローチウェッジでもできるだけ転がして狙うようにしましょう。転がして打つと大きくターゲットを外すミスを減らすことができます。

ボールが転がることでグリーンの傾斜もわかりますし、もしかするとチップインする可能性もあります。

アプローチウェッジの練習法

ゴルフでアプローチウェッジを使うときには距離をしっかり合わせていくことが大切です。まずは腕の形をキープしてハーフスイングで打ってみます。そのときにどのくらい飛ぶのかを把握しておきましょう。

その飛び方を目安にして、膝から膝、スリークオーターと打ち方を変えて、同じように飛距離をチェックします。大切なのは打ち方を変えてもスイングスピードは変えないこと。同じ速さで振ることで、振り幅だけを変えて調整できます。

さらにピッチングを使ったとき、サンドを使ったときの距離もわかってくると、ピンまでの残りに応じてそれぞれのクラブをうまく使い分けることができます。

↓グリーン上でピンに近づけるためのコツをレッスン!ゴルフ初心者が守るべき4つのポイントをまとめましたのでぜひご覧ください。

まとめ

アプローチウェッジの使い方、打ち方についてご紹介しました。いざグリーンを狙おうとしても短い距離の打ち分けはなかなか難しいもの。アプローチウェッジは細かい打ち分けをしていく上でもとても便利な1本です。狙い通りの寄せをするためにもぜひ活用していってください。

この記事を書いたライター

ライター

ゴルファボ編集部

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