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知識

ゴルフのウォーターハザードの対処法をかんたん3分解説

ゴルフでウォーターハザード(池)に入れてしまうとがっかりしてしまいますよね。しかし、そのあともプレーは続きます。

なんとなくその辺にボールを置いてショットしていませんか?実はそれがスコアを損することに繋がるかも…

実際に入れてしまったときにどう対処すればいいのかは、事前にしっかり押さえておきましょう。ルールを知っておけば自分に有利な状況で、ラウンドを続けることもできます。

今回は池に関するゴルフの規則と対処法についてご紹介します。チェックしていざというときもルールを守りつつスマートなプレーができるようにしておきましょう。

ゴルフのウォーターハザードとは

ゴルフではコースの中にある池をはじめ、海や川、排水溝や水路などを「ウォーターハザード(WH)」と呼びます。中に水が入っていなくても区域の指定に変わりはなく、通常は黄色い杭で境目を表示してあります。

またゴルフ場でコースに沿うように設置されたものを「ラテラルウォーターハザード(LWH)」と呼びます。こちらは、赤い杭で境目が表示されていて、入ったあとの処置が少し違ってきます。

なお、雨が降ったあとにできる水たまりはWHにはなりません。ゴルフ場で指定していない限りは認められないので注意が必要です。

禁止されていること

WHやバンカーなどに入ったときには共通の決まりがあります。特に覚えておく必要があるのは次の2つです。

一つはショットをする前に地面や水を、手やゴルフクラブで触れてはいけないこと。もう一つはルースインペディメント(石や葉っぱ、枝などの自然のもの)に触れてはならないことです。

ウォーターハザードの処置方法

ゴルフ場で実際に入ってしまったときには3つの対応方法があります。そのまま打つとき以外は1ペナルティが加算されます。

そのまま打つ

ゴルフボールが見えているときや水が入っていないときなどはそのまま打つことができます。構えたときにヘッドが水につかないようにすること、水がなくても区域内では地面にはつかないように注意が必要です。もしついてしまったら2ペナルティになります。

最後にショットした場所から打ち直す

もう一つは、最後にショットした場所から打てる、というものです。ボールはドロップしてからショットします。肩の高さから落とすことを「ドロップ」と言います。規則では、クラブ2本分以上転がってしまった場合はもう一度ドロップします。

最後にショットしたところがティーインググラウンドだった場合は、区域の中のどこからでも、ティーアップして打つことができます。また、グリーン上が最後に打った地点だったときはプレース(置くこと)してから再開します。

境界線を最後に横切った地点とホールを結んだ後方線上

ウォーターハザードとの境界線を最後に横切った地点とホールを真っすぐ結びます。その線上で後方であれば、どこでも打ち直すことができます。

↓ゴルフでラフに入れてしまったときの打ち方を解説します。思い通りにアプローチするには3つのポイントがあります。ぜひチェックしてみてください。

ラテラルWHの処置法

ラテラルの場合は、コースに沿うように設置されているため、(3)のような対応法だとかなり後ろまで下がらなければいけない、もしくは打ち直しできる場所がないケースも考えられます。そのために、追加でOKなやり方があります。

こちらの場合も1ペナルティが課されるので、できるだけ有利なほうを選ぶといいでしょう。境界にある杭の色で対応が違うので、赤杭なのか黄杭なのかはよく確かめてから進めるようにします。

2クラブレングス以内

ゴルフボールが入ったところから、ホールに近づかないように2クラブレングス以内にドロップして打つことができます。

対岸から

ラテラルの場合は、入った地点の「対岸」で2クラブレングス以内、ホールに近づかない場所にドロップすることもできます。

特にLHWの場合は2つの救済が追加で認められています。文章にすると難しそうな言い方になっていますが、実際にコースに出て確認することで、イメージがつかみやすくなると思います。

「池ポチャ」は誰もが避けたいことですが、実際になってしまったら仕方がありません。ルールを知っておいてきちんと対処できるようにしましょう。

↓ゴルフでバンカーに入ってしまったときの脱出方法について解説します。ぜひチェックしていざというときに役立ててください。

ルール改正で変わるのは?

2019年1月からゴルフの規則が大幅に改正されます。主にゴルフ初心者の方でもプレーしやすくなる内容です。

ウォーターハザードについては「ペナルティエリア」という新しい名前に変わります。対応方法は現在の赤杭のときと同じようになります。ペナルティエリア内でも、クラブを地面にソールしてOKになり、ルースインペディメントを取り除くことも可能になります。

打ち直しなどでドロップする方法も、肩の高さから膝の高さでOKになります。

↓こちらの記事では2019年から改正になるゴルフの規則について詳しく解説しています。変更点は早めに確認しておきましょう。

まとめ

今回はウォーターハザードについて、対応方法をまとめました。特に赤杭と黄杭との差は押さえておきたいポイントです。ゴルフ場で実際に状況を見ながら確認するとよりわかりやすくなるかと思います。何度か試すうちに自信を持って対応ができるようになります。

池には入れないのが一番。でも入れてしまったら「プレーファスト」のマナーを守って速やかに対処できるようにしておきましょう。

この記事を書いたライター

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ゴルファボ編集部

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