ボールが右に行ったり、左に行ったり…
ある程度ゴルフが上達してきてもなかなか思い通りには打てないですよね。ましてや、月一ゴルファーであればコツを掴んだと思ったらまたミスショットばかり…なんてことも。
仕事との兼ね合いで十分な練習時間の取れないアマチュアゴルファーだからこそ、効果的で効率的な練習法を取り入れたいところです。そこで今回は、ショットの方向性を上げるためのおすすめの練習法をご紹介します。
感覚だけで行う練習と違ってこのペットボトルを使った練習法は、目で確認しながら行うことができるので、ミス防止、良いショットの確認がかんたんに出来る方法です。ぜひトライしてみてください。
打ち出しを安定させるおすすめ練習法
精度が上がらない原因とは…
どのような練習でも無駄ということはないですが、ゴルフ初心者がスイングを繰り返してもなかなか精度が上がらない原因に、「ボールの行き先を見過ぎている」ということがあります。
ボールの行き先(飛距離)が気になってしまい、インパクトと同時に100ヤード200ヤード先を見てしまいがちです。そうなると、どの方向で打ち出したのかもハッキリ把握できず、ヘッドアップなどの原因にもなってしまいます。
大切なのは打ち出し方向です。最初の出玉の方向が正しければ狙ったところに落ちる可能性は極めて高くなります。この打ち出し方向を安定させることが精度の高いショットを打つためのコツです。
ショットの精度を上げるペットボトル練習法
この練習法ではペットボトルを使用します。自分のミスショットが出やすい方向にペットボトルを置きます。そしてそれに当たらないように内側を通して打ちます。
これ以上右に打ってはいけない状況を作って、それを視認出来るようにすることで、ショットの傾向を強制的に改善することができます。
その幅をだんだん狭くしていくことで更に精度を高めることが出来ます。自分の持ち球や弾道の傾向にあわせて調整していきましょう。
球が右に行きやすい人は右側に置いて、左に行きやすい人は左に置きましょう。
この練習ドリルは打ち出しの方向を安定させることが目的なので、フルスイングする必要はありません。ハーフスイングでよいので出玉の方向を重視してショットしましょう。
しかし、小手先でコントロールしようとして手打ちにならないようにだけ注意してください。
ペットボトルだとボールが当たってしまいそうで不安な方は、練習場などにあるゴムティーから始めてみるのも良いと思います。確実にゴムティーよりも内側を通せるようになったと感じたらペットボトルに変えてトライしてみてください。
こんな人にオススメ!
・ミスショットの傾向が同じ
いつも右にばかり行く…、上手く打てるけどミスショットする時は常にチーピン…、そんな方には方向性を限定して練習できるのでおすすめです。
・時短でうまくなりたい
漠然と打つより、打ち出しの方向を常に注意して練習すれば上達速度が倍以上変わってきます。早く上手くなりたい、少ない練習時間で上達したい人にはこういった目的をもった練習法がおすすめです。
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ショットの方向性を上げるためのペットボトルを使用した練習法をご紹介しました。
ミス傾向の強い方向にペットボトルを置いて、当たらないようにショットするだけで打ち出しの方向性が効果的に向上できます。ドライバーでもアイアンでもパターでも応用できる方法なので、ぜひ練習に取り入れてみてください。