アイアンでもっとも重要なポイントは狙った所にボールを運べることです。
そのためには力いっぱいフルショットするよりも、ふり幅を抑えたコントールショットがおすすめです。しかし、アマチュアゴルファーの多くはコントロールされた球を打とうとする時に、インパクト前でスイングを弱めてしまいがちです。
ボールをミートする前にスイングが緩んでしまうと、ヘッド軌道がブレやすくなりダフリなどのミスも多くなります。ゴルフでは短い距離を打つ時でも、コントロールする時でも変わらずにヘッドを加速させることが重要です。
鎌田ハニープロがコントロールショットを打つ時に気を付けている4つの掟を参考にして、ぜひアイアンの精度を上げてみてください。
コントロールショットを打つ時のポイント
守るべき4鉄則
鎌田プロがコントロールショットを打つ時に必ず守るべき4鉄則をご紹介します。
番手を上げる
コントロールショットを打つ時は、ゴルフクラブの番手を上げて打ちましょう。
普段120ヤードで9番アイアンで打っているとしたら、コントロールショットの時は8番アイアンを使います。一つ番手を上げることでふり幅を小さくしても、いつもと同じ距離を出すことが出来ます。
もし2つ上げたいなら…、いきなり2つ番手を上げると、打ち慣れていなかったり、ランが出過ぎてしまったりするので、まずは1つ上げからトライしてある程度慣れた段階で2つ上げてください。
短く持つ
いつものグリップより2インチくらい短く持ちます。短く持つことでクラブをコントロールしやすくなるので、ミート率が上がります。
短く持った時は、膝の曲げ幅でアドレスを調整しましょう。前傾角度を変えてしまうとミスする確率が上がるので注意です。
ふり幅
ふり幅はハーフスイング、もしくはスリークオーターくらいがおすすめです。
上げる幅と、フォローの幅のみを調整し、スイングは絶対に弱めないようにして打ちましょう。練習の時は鏡やビデオを撮りながら確認すると◎です。実際に球を打つ時は力が入るのでどうしてもテイクバックが大きくなりがちです。
ぜひ確認しながら練習してみてください。スタンス幅はいつもの通りでOKです。
👉クラブのフェースを返さないことでコントロールショットの精度は更に上がります。
スイングリズム
クラブを短く持つと振りやすくなるので、スイングリズムが早くならないよう注意してください。
スイングリズムが早くなってしまうと、いつもは出ないミスが出てしまったりします。ラウンド中なぜかダフリが連発…フックが止まらない…などの原因は自分でも気づかないうちにリズムが早くなっている可能性が大です。
スイングリズムが早くならないようにしましょう。テイクバックだけでなく、ダウンスイングもゆっくりするように意識をしてください。
👉馬場ゆかりプロがコントロールショットの時に気を付けているポイントはこちら
コントロールショットを打つ時は…
①番手を上げる
②短く持つ
③ふり幅を小さくする
④スイングリズムに注意する
上記の4つのポイントを取り入れてスイングしてください。