「極端なつま先下がり」ラウンド中何度かは打つ機会があるかと思います。
左右に曲げてしまったり、グリーンを大きく外してしまった時に訪れるシチュエーションです。通常のフェアウェイなどから打つ時と違って、思い通りのショットをすることが非常に難しくなります。
構え方や打ち方にはコツがあり、それぞれを守らなければなかなか最適なショットは生まれません。なんとなく打ってしまい、さらにトラブルへ…
そんなもったいない一打を避けるために、打つ時に気を付けるべき5つのポイントをご紹介します。次回のラウンドで参考にしてみてください。
極端なつま先下がりから打つ時のポイント
極端なつま先下がり5つのコツ
番手を下げる
この状況からでは、フェアウェイからのように100%思い通りのショットが打てる可能性は低くなります。番手を下げることで、ミートがしやすくなるので、通常使用する番手よりも1つ下げてショットしましょう。
ロングアイアンは非常に難しいので、残り距離があったとしても使用しないことをおすすめします。欲を出さずに番手を下げてしっかりと次の一打のために良い場所へ球と運ぶことを意識してください。
右足を少し後ろに引く
傾斜の影響で、テイクバックの際、クラブが進むスペースが作りにくくなります。右足を少しだけ後ろに引くことでテイクバックがしやすくなります。
手打ちでOK
傾斜は足場が安定しにくいです。その場で全身を使って打とうとすると、体重移動によってスイングがブレやすくなります。下半身はほぼ使わないくらいのイメージでOKです。手打ちで確実なミートを心掛けてください。
👉グリーン周りを攻略するためのアプローチのコツはこちらで解説いたします。
アドレスとアライメント
つま先下がりでは、通常よりも球が右に行きやすくなります。アドレスの時点でターゲットよりも少し左を向いて構えてください。いつもより左を向くだけでよいので、あとはいつもの通りにショットしてください。
打ち方
つま先下がりの傾斜はボールが上がりにくいので、無理に上げにいかないようにしましょう。クラブフェースを少し被せるイメージで打ってください。低い球になりますが、極端なつま先下がりからでは問題ありません。
テイクバックは上げすぎずにハーフスイングくらいでOKです。フォローも取り過ぎないほうがミート率が上がります。傾斜では下半身に力がかかるので、どうしても力んでしまいがちです。リラックスして打ちましょう。
👉ゴルフの理想の重心はどっち?「つま先」or「かかと」徹底解説
つま先下がりから打つ時は、ついついリカバリーを意識し過ぎて力が入り過ぎてしまいます。
100%理想の球は打てないという事を頭に入れて、次の一打が打ちやすいところに球を運ぶことを最優先してください。ミスを帳消しにするようなグリーンオンはラッキーくらいに考えることで、ミスの連鎖を最小限に減らしてスコアメイクすることが出来ます。