ドライバーを絶対に曲げたくないときには、コントロールショットがおすすめです。
ハーフスイングやスリークウォータースイングとも呼ばれ、ふり幅を小さくすることでまっすぐ飛ばす確率を大きく上げるゴルフのスキルの一つです。
両幅が狭いホール、ハザードが多いホールなどで非常に役に立ちますが、まっすぐ飛ばそうと思って打ったにも関わらず、チーピンやプッシュアウトになったりするアマチュアも多いようです。
今回は、ドライバーでコントロールショットを打つときの3つのポイントを注意点をご紹介します。ここはミスしたくない!そんなホールのティーイングエリアで役立つ打ち方を、ぜひ練習してみてください。
目次
ドライバーでコントロールショット!3つのポイント
コントロールショットとは?
フルスイングの円運動を時計に見立てた場合、ハーフの場合はテイクバック9時→フォロー3時といった形。スリークウォーターの場合は19時→2時です。
ふり幅を小さくすることで、コンパクトに打つことができるのでインパクトの打点が安定して、低めの球で糸を引いたようにまっすぐ飛ばすことができます。
別名「ライン出し」とも呼ばれ、第2打以降のアイアンなどでも重宝される打ち方です。
ドライバーで打つ時の4つのコツ
グリップ→短く握る
グリップを短く握ります。グリップからヘッドまでの距離が短くなることで、コンパクトに当てることができるので、ミート率が上がります。また、遠心力が軽減されるのでスライスなどの曲がる球も出にくくなります。どれだけ短く握るかはゴルファーごとに違いますが、基本的には指1~2本分くらい短くもつとよいでしょう。
テイクバック→振り上げ過ぎない
テイクバックで振り上げすぎないようにしましょう。短く持ったとしても上げすぎてしまうと精度が落ちてしまうので注意です。
振り上げすぎると頭がターゲット方向に傾いてしまうので、リバースピボットになり飛距離・方向性ともに低下してしまいます。テイクバックは9時、もしくは10時程度に調整しましょう。
コック→使わない
コック(手首)を使い過ぎないようにしましょう。おすすめはノーコック。ほぼ手首を使わないイメージでトップ位置まで上げてください。ノーコックでもしっかりとヘッドを加速してボールを打てると飛距離は出ます。
フィニッシュ→振り切らない
フィニッシュを8割程度に抑えて、振り切り過ぎないようにしましょう。フォローからフィニッシュで大きく振り切るイメージでインパクトしてしまうと、精度が低下してしまう可能性があります。フィニッシュも小さくしてください。
通常のドライバーの弾道よりも低めの球が出るとOKです。
↓↓↓コントロールショットの練習方法についてもっと詳しく知りたい方はこちら
注意点
コンパクトに打つ時にもっともやってはいけないポイントは、インパクトにかけてスイングを緩めてしまうことです。ドライバーだけでなくアイアンにも共通するゴルフの重要な点です。
手打ちになるとミスが増えてしまうので、体全体を使って打ちましょう。振り幅を小さくしてもしっかりとヘッドを加速させてボールを打っていってください。ミート率が上がればそれに応じて飛距離も上がります。
↓↓↓ドライバーの正しい打ち方はこちら!初心者必見のスキルをまとめました。
ドライバーで絶対に曲げたくない時は…
①グリップを短く握る
②テイクバックを振り上げすぎない
③コックは使わない
④フィニッシュを振り切らない
以上の4点に注意してトライしてみてください。習得できるとドライバーの大きなミスを回避できるだけでなく、スコアメイクにも非常に役に立ちます。ぜひ練習してみてください。