パターを真っ直ぐ打つ。
ゴルファーなら分かると思いますが、こんな単純なことが意外と難しいですよね?たった50センチの真っ直ぐなショートパットを外してしまった経験は誰にでもあるかと思います。
しかしパターを真っ直ぐ打つこと自体はそんなに複雑ではありません。現代のパタークラブはしっかりと芯に当てれば真っ直ぐ転がるように出来ています。どうすればしっかりと芯に当ててパッティングの精度を上げる事ができるのか。今回はパターの打点を安定させるための効果的な練習ドリルをご紹介します。
パターの打点を安定させる方法
パターの打点と距離感の関係
パターの打点が毎回違ってしまうと芯に当てる事が難しくなります。芯に当たったり当たらなかったりを繰り返すと、ボールが転がる距離が毎回感覚と違ってきます。結果、ストローク自体が良くても転がる距離が不安定になるので、距離感を養うにはしっかりと芯に当てる必要があります。
ロングパットから3パット、または4パットなんて結果になってしまう時はパターの芯に当たらずに距離間が分からなくなってしまっている事がほとんどです。
パターの打点が安定しない原因とは?
パターの打点が一定しない一番の大きな原因は、ストローク中の「頭の動き過ぎ」です。体のトップの部分が動いてしまうと末端のクラブヘッドもそれに合わせて動いてしまいます。毎回同じ感覚でストロークするためにはこの動き過ぎを止める必要があります。
実践!打点を安定させるパター練習法
①自分の影を見つけてアドレスする
まず太陽が出ている日に、自分の影を見つけてください。そして、その影を正面にしてアドレスを構えます。太陽が自分の真後ろにある状態です。そしていつものパッティング同様にボールを置いてアドレスします。
②頭の部分にボールを置く
自分の影の頭の左右に2つボールを置きます。両耳のあたりで良いかと思います。
③パッティングする
2つのボールの間に影の頭がある状態から実際に打って行きます。この時に頭が2つのボールから出ないように意識してストロークしてください。
自分のウィークポイントを見つける
この自分の影を使った練習ドリルで、自分はどのポイントで頭がブレやすいかを見つけましょう。人それぞれポイントは違います。ダウンスイングで右にブレる人もいれバックスイングで右にブレる人もいます。反対に左に行ってしまうゴルファーもいます。
もしもダウンスイングで頭が右に出てしまうと、煽って打っているような形になるのでボールの芯に当てる事ができません。ブレてしまった所をしっかりと確認し、ブレをなくしていく事でパターの精度が向上していきます。
こちらのショートパットが上達する遊び「ビリヤードパター」も合わせて行うと効果的です!
普段の自分の動きを制限するので、最初の方は少し窮屈だったりストロークしにくかったりする感じがあると思いますが、それで全く問題ありません。これまで楽な動きで打っていたためパターのヘッドが不安定になっていたのを矯正するトレーニングです。何度か繰り返すうちにぎこちない感じも軽減され、いつもと同じように打てるようになると思います。
↓↓↓パターが上手くなる!基本&打ち方&練習法をご紹介します!
パターの正確性にはストロークと打点の2つのポイントが重要となります。自分の影を使って視覚的に動きを制限することでパターに必要な正しいストロークが可能になります。3パット4パットを防止し、スコアの崩れを防ぐためにも是非今回の練習法を試してみてください。