トップ位置が定まらなくて気持ち良く振れない…。そんなお悩みありませんか？
どの位置に上げればいいのか、手首の角度はどうすればいいのか、ゴルフ初心者がとても気になるポイントだと思います。
スイングタイプによって理想の形はそれぞれですが、まだスイングが安定しないレベルのうちは、できるだけシンプルなスイングを作ることをおすすめします。２つのポイントを参考にして安定したショットを身に付けてみてください。
正しいトップ位置の作り方
注意すべき2ポイント
トップ位置を作るために、まず注意してほしい2ポイントを解説いたします。この2つを意識することで迷いにくくなるので、ぜひトライしてみてください。
スイングプレーン
アドレスで構えたシャフトの角度の延長線上にトップ位置がくることが理想です。「スイングプレーンに乗せる」といった表現もされます。
このラインを可能な限り揃えることで、構えたところにヘッドが返ってくる確率が上がります。ダウンスイングであれこれ調整する必要がないので、スイングの再現性が上がりショットの精度が増します。
普段の練習で、スイング後方からの動画や写真を撮って確認してみてください。上や下に上げ過ぎていないか随時チェックしてスイングプレーンに乗せることで、いつでも思い通りの球を打てるようになるでしょう。
スイングプレーンに乗せるためには、アドレスが重要です。お尻が落ちていたり、棒立ちになっていると最初からスイングプレーンがおかしくなってしまいます。
アドレスでは股関節から前傾し、背中をまっすぐにキープして構えてください。膝を軽く曲げてやわらかいイメージでアドレスすることで理想のスイングプレーンを作ることができます。
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手首のヒンジ
トップ位置で手首のヒンジに注意してください。ヒンジとは「手首を甲側or手の平側」に曲げる動きのことを言います。理想はトップ位置で腕・シャフトと一直線上になっていること。手の甲がまっすぐなっていることが基本です。
まっすぐなっていることで、クラブフェースも開き過ぎず閉じ過ぎずの状態になります。ダウンスイングでフェースをまっすぐにする修正動作が必要なくなるので、再現性が上がります。
手の甲が上や下を向くとフェースが閉じたり開いた状態になるので、腰の回転やフェースローテーションでインパクトでまっすぐ戻す必要があります。レベルの高い動きをしなければいけないので、ゴルフ初心者はまず手首がまっすぐなる形を目指しましょう。
最新スイング真似してもいいの？
近年、世界のトッププレーヤー達の間では、大きくアウトサイドに上げてインサイドから下ろしたり、トップ位置で掌屈したまま腰の回転で打つスイングが主流となってきました。
それらは、大きな飛距離を生み出す動きではありますが、なかなか再現するのが難しい一面があります。体の柔軟性であったり、毎回同じ動きが出来るゴルフスキルがあってこそのスイング理論でもあります。
ダスティン・ジョンソン選手などはトップ位置で掌屈したまま打ちますが、これはインパクトに欠けて地面をしっかり踏んで腰を強烈に回転させる必要があります。インパクトでのフェースアングルの管理が難しい一面があります。
ゴルフ初心者はまずはシンプルかつ再現性の高いスイング動作を身に付けることをおすすめしますので、ぜひご紹介した２つのポイントを守ってトップ位置を作っていってみてください。
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まとめ
スイングをシンプルにしてショットの精度を上げるには、スイングプレーンと手首の角度（ヒンジ）に注意してトップ位置を作ってみてください。
あれこれ修正動作をする必要がない、フォームを作ることで初心者でも思い通りの球を打つことが出来るでしょう。
基本の動きが身に付いてから、最新のスイングや理想とするゴルファーの動きを身に付けることで迷うことなく上達することが出来るでしょう。
