ドライバーをもっと遠くに飛ばすには体重移動が大切!
…そう分かってはいても、具体的にどのようにすれば理想の体重移動ができるかわからない方も多いようです。
闇雲に体を左右に動かしてしまうとスウェーに繋がってしまい、逆に飛距離を落とす可能性もあります。
そこで今回は、体重移動が自然と行えるような練習ドリルをご紹介します。
頭であれこれ考えるよりも効率的に体重移動の動作が身に付く方法なので、ぜひ試してみてください。
【動画】理想の体重移動を身に付ける方法
スムーズに体重移動するために、バックスイングで片足立ちになり、左足を下ろしてからダウンスイングする練習方法をご紹介します。
体重の全てを右側に移したあと、左に持っていくことで大きな体重移動をスムーズに行うことができます。この方法でボールを打っても良いですし、素振りだけでも効果があります。
>>>ドライバーの打ち方の基本をご紹介します!まっすぐ遠くに飛ばすためのポイントとは?
体重移動をマスターする5ステップ練習ドリル
まずはいつもと同じようにアドレスして構えます。
背筋がまっすぐなるように構えて、若干のつま先体重にしましょう。
猫背や反り過ぎはNG。体重もかかと方向にかけてしまうとテイクバックがインサイドに引き過ぎてしまうので注意してください。
上半身はリラックス、下半身はしっかり力を入れて踏ん張りましょう。
トップ位置までクラブを上げます。
テイクバックの方向やトップの位置など細かいことは気にせず、いつもと同じようにバックスイングしてください。スムーズに一気にトップまで持っていきましょう。
トップ位置になったら左足を上げてください。
右足一本でしっかり立てるようにバランスを右に持っていきましょう。体重の全てを右足に乗せている状態になります。
足が棒立ちにならないように軽く曲げて、右股間に体重をしっかり乗せてください。
次に左足のつま先だけ地面につきます。
このとき、左足全体で踏もうとしてしまうと体が左に流れてスウェーしてしまう可能性が高くなります。
右で溜めたパワーを逃さないように、まずは左足つま先を地面につけてください。
そこから一気にフィニッシュまで振り抜きます。
トップ位置で右足全てに体重が乗っていたものを一気に左側へ移動させます。
強制的に左右の体重移動をすることで、スイングに必要な体重移動のコツを体得することができるでしょう。
練習の注意点
ステップ5でダウンスイングするときにターゲット方向に体が流れないようにしましょう。
特に頭が突っ込んでしまうと自動的に全身が左に引っ張られてしまいます。ダウンスイングがアウトサイドになりやすく、上から叩き込んでしまうため当たっても飛距離が出ません。
腰は移動しても頭が前にいかないように注意してください。
飛ばそう!と力めば力むほど全身がつっこんでしまう傾向が強いので、体重移動はしても体はつっこまないように意識してスイングしましょう。
理想の体重移動をマスターするためのおすすめ練習法をご紹介しました。
バックスイングで片足立ちになることで、強制的に体重を右に持ってきて強いパワーを溜めることができます。
ダウンスイングでは左足をついて一気に振り抜くことで、強制的に体重を左に移動させて振り抜くことができるドリルです。
まずは軽い素振りから初めて感覚を身につけていってみてください。繰り返すことでスイングがスムーズかつ力強くなるでしょう。