ドライバーのテイクバックのスピード（クラブを上げるスピード）ってどれ位が良いの？
ゆっくり上げたほうがいいって言う人もいるし、逆に早くしたほうが飛ぶって言う人もいるし…。
「どれぐらいのスピードでテイクバックすべきか」とても悩むポイントですよね。
そこで今回は、テイクバックのスピード（速い・遅い）それぞれのメリット・デメリットについてご紹介します。
結論からいえば、正解に明確な答えはなく、あなたに合った最適なスピードを見つけることが大事です。
ご自分のテイクバックと比較して、どうすればより安定したスイングができるようになるのか、ぜひ参考にしてみてください。
目次
【動画】ドライバーのテイクバックの速さは〇〇で決まる！まっすぐ遠くに飛ばすための重要ポイント
テイクバックが速い・遅いどっちがいい？
それぞれメリット・デメリットがあります。
速いテイクバック｜飛ぶけどブレやすい
速いテイクバックに耐えられる体幹の強さがある人は、テイクバックを速くしても良いでしょう。
勢いよく切り返した方が、ハンドファーストにもなりやすく飛ばすには良いとされています。シャフトの”しなり”も生まれ飛距離も上がります。
ただ、強い動きがになる分だけブレが大きく毎回同じスイングをするのが難しくなります。
プロゴルファーはテイクバックが速い選手がたくさんいますが、こういった選手は体幹が強くブレずにスイングできるからです。
重要なポイントは、テイクバックが速かったとしてもスイングをしっかり受け止めること。トップで受け止めきれずにすぐに振り下ろすと、パワーロスや急ぎ打ちなどの軌道の不安定さに繋がります。
遅いテイクバック｜再現性が難しい
テイクバックを遅くすると、実は逆にスイングが難しくなることがあります。
これは自転車を想像していただくとわかりやすいのですが、自転車を漕ぐときはスピードに乗ってる方が安定します。止まっているとき、ゆっくり動いているときはグラグラよろけそうになります。
ゴルフも同じで、ある程度スピードがある方が再現性が高いのです。
スイングは毎回同じ軌道を描くことが重要なので、遅すぎると同じ軌道を描くのが難しくなってしまいます。
また、テイクバックがゆっくりすぎると、切り返しからの速度の緩急がつき過ぎてしまうこともあります。
理想は、スイングスピードに対して、テイクバックはやや遅いぐらいが良いといえます。
もしあなたがテイクバックが早くて、ダウンスイングが遅くなるようなら、少しテイクバック速度を落として、止まってから振った方がいいかもしれません。
重要なのは、必ずトップで受け止めることです。
しっかり受け止めてダウンスイングの準備が出来てから振ることで、パワー増加、軌道の安定につながります。
↓ドライバーの打ち方の基本はこちら！初心者は必ずチェックしてみてください！
自分にあったテイクバックを作ろう
まずは練習場で 極端に速いテイクバック、極端に遅いテイクバックを実践してみましょう。
そして、軌道が安定しつつ自分がトップで受け止めやすい速度を見つけ出します。
ドラコンチャンピオン松本一誠プロは、メトロノームを使ってリズムを刻みながらスイングする練習を取り入れているそうです。
自分がどんなリズム・タイミングで振ればもっとも効率よく飛ばせるのか。これはプロゴルファーがもっとも大事にしているポイントと言えます。
コースでも練習場でも、緊張する場面でも、最初のティーショットでも、いつでも同じようにスイングするためにぜひ取り入れてみてください。
↓飛ばしには飛ばすための構え方があります！ドラコンチャンプのアドレスのコツはこちら
まとめ
今回はテイクバックのスピード。それぞれのメリット・デメリットについてご紹介しました。
ポイントは、ご自身にあったテイクバック速度を見つけることであり、そこで重要になるのがトップでの受け止めやすさです。
ぜひ最適な速度を見つけ、安定した飛ぶドライバーショットを手に入れてください。
この記事を書いたライター
ゴルファボ編集部
