グリーン周りからアプローチを寄せることは、スコアメイクをしていくためにはとても大切です。しかし、ライによって寄る確率が変わります。特に逆目からのアプローチは、プロやゴルフ上級者でも難しいショットの1つです。ゴルフ初心者は、難易度は上がりますが、打ち方を知っているだけでも上達につながります。
今回は、逆目のアプローチの打ち方!失敗しないためのコツをご紹介します。
芝生には目があり、それに応じてアプローチをすることがゴルフプレーをする上では重要になってきます。状況に応じて打てるようになると、パターやドライバー、アイアンでも効果を発揮してきます。ぜひ、ご紹介する打ち方を試してみてください。寄せワンの確率がグンと上がります。
逆目アプローチの打ち方
基本|順目と逆目の見極め方
生え方をよく見ると、真っ直ぐではなく傾いて生えていると思います。葉の先端がターゲット方向を向いていれば順目、反対方向であれば逆目です。また、太陽の光によって、白っぽくみえるところは順目、緑が濃く見えるところは逆目になります。
場所によっては、斜めに生えている場合がありますので、アプローチをする前には注意してライの確認をしましょう。
ライによっては、パターやアイアンを駆使して転がすのも上達の秘訣です。
逆目でミスショットになりやすい原因とは?
アプローチのときにインパクトで芝の抵抗を受けて、ボールにパワーが伝わりにくくなりますので、いつも通りの強さでアプローチをすると“チョロ”の可能性がでてきます。ラフの場合には、クラブのフェースに葉が巻きついて抵抗がさらに増してしまうので、ヘッドが返りやすくなり方向性が不安定になります。
一番多いのが、芝にくわれて飛距離が出ないので、「ショート」してしまうミスです。それを防ぐための方法をご紹介していきます。
実践!アプローチの習得ドリル
アプローチをする時は、
①ボールの位置を少し右足側に置く
②ハンドファーストでもOK!
③上から打ち込むイメージでフォロースルーを無理に取らない
この3つのポイントを意識するだけで、アプローチの失敗を防ぐことができます。
①ボールを通常のアプローチよりも右足寄りに置く
通常のアプローチのアドレス時よりも右足寄りに置くことによって、芝の抵抗を受けるのを少なくすることができます。
②ハンドファーストの形になってもOK!
グリップ位置はそのままですので、右足側に球を置くことによって、少しハンドファーストの形になりますが、それで全く問題ありません。
③ボールを上から叩きつけるイメージで打つ
打っていくときには、イメージとしては、球の下にヘッドをくぐらせて、”フワッ”というイメージではなくて、少し上から叩きつけるイメージで打つことを意識してください。
球を叩きつけるので、通常の“フワッ”とあげるアプローチよりも低く出るので、あまりゴルフスイングを大きくとらずに、スイングを小さくして打ってみてください。上から叩きつけるので、無理にフォロースルーを取ろうとせずに、最悪インパクトで止まってしまっても問題ありません。
球の打ち出しは、通常のサンドウェッジのショットよりも少し低くなります。さらに、“ちょっとつっかかる”感じになってしまいますが、全く問題ありません。ぜひ、試してみてください。
アプローチでも下半身を使うことで安定感が増します。簡単なライからでもトップやダフリが出る方必見です!とても参考になるレッスン動画です↓↓↓
<アプローチの打ち方>
①ボールの位置を少し右足側に置く
②ハンドファーストでもOK!
③上から打ち込むイメージでフォロースルーを無理に取らない
この3つのポイントを意識すれば、アプローチで失敗する確率はグンと減ります。