ティーショットで大きな飛距離を出すためにはドライバーをしっかりと振り抜く必要があります。
ドライバーをしっかり振り抜くことで、スイングは加速しヘッドスピードが上がり飛距離アップします。1打目で遠くへ飛ばせると、2打目以降の番手を下げて打てるようになるので、コース攻略が楽になります。
今回はドライバーを振りぬいてヘッドスピードを上げるための練習方法をご紹介します。ヘッドカバーを使った簡単な練習方法で、ドライバーを振りぬくイメージを習得できます。ぜひ実践をして飛距離アップとスコア向上に役立ててください。
振り抜くスイングフォーム習得法
今回はドライバーを振りぬいて飛距離をアップさせるためのスイングフォーム習得ドリルをご紹介します。
ドライバーの飛距離をアップさせるためにはフォロースルーのときのイメージが大切になります。そのイメージとはターゲット方向よりも少し左側に振りぬくということです。
フォロースルーを振りぬく方向
どのようなことか、詳しく説明します。
飛球線を時計で言うと12時の方向とした場合、フォロースルーは11時方向に振りぬいていくのが重要になります。
仮に飛球線の方向にまっすぐ振りぬいていくと、クラブのフェース面が閉じなくなります。フォロースルーは体が回転していく流れで作るものです。
したがってターゲット方向にまっすぐ振りぬくのではなく少し左に振りぬくイメージを持ってください。逆にターゲットよりも右方向に振りぬいてしまうと、ボールをしっかり捕まえられなくなります。
振りぬくのは左方向というイメージを意識してみてください。
フォロースルーを習得できるドリル
ターゲットに対して左方向に振りぬくイメージを習得するためのドリルをご紹介します。
ヘッドカバーを用意してください。ヘッドカバーはクラブを持つときのように両手で挟みます。そして通常のスイングと同じようにアドレスを構えてください。
ヘッドカバーをターゲット方向に投げるというドリルですが、そのときにやや左の11時方向に投げるようにしてみてください。
正しいフォロースルーの形
このドリルを行うときの注意点です。ヘッドカバーを投げたとき、正しいフォロースルーをした場合には体の正面から右手の甲が見える形になっています。これが理想的な形です。これによってクラブのフェース面が閉じることになります。
このドリルを行って、その動きのイメージを残した状態で素振りをしてみましょう。そうやってクラブを振りぬいてフォロースルーを作ると、フェース面が閉じてボールをつかまえることができ、飛距離を出すことができます。
飛距離アップのポイント
ゴルフで飛距離を伸ばすためには、インパクトの前後からフォロースルーにかけて、ヘッドスピードがMAXになっている必要があります。それより前、ダウンスイングのときにヘッドスピードが最速になってしまうと、インパクトでボールを叩くときには失速してしまい、飛距離が伸びません。
あなたのヘッドスピードがどの位置でMAXになっているか、実際にクラブをもって素振りをしてみましょう。どこの位置で「ビュン」という音が出ていますか?
この時に、体の左側で「ビュン」と音が鳴るのが理想です。左側で音がする、ということはインパクトからフォロースルーにかけてヘッドスピードが上がっているということになります。そうではなく身体の右側で鳴る、という場合は、インパクトの前に速度が最高になっているため、パワーをロスしてボールを叩いている、ということになります。
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今回は飛距離アップを実現するために、ドライバーを振りぬくフォームを習得できる方法をご紹介しました。
ヘッドカバーを使った練習を実践すると、いいイメージを頭に残してクラブを振ることができます。理想的なフォロースルーの形を身につけて、飛距離向上につなげていってください。