2019年も昨年同様にアジアンツアーとの共同主管として、「SMBCシンガポールオープン」が開催されます。
本大会は、国内ツアーの賞金ランキングに加算されるトーナメントです。また、7月18日(木)~21日(日)に開催される全英オープン(北アイルランド ロイヤルポートラッシュゴルフクラブ)の予選も兼ねており、有資格者を除く上位4名に全英の切符が与えられます。
昨年の大会は、マスターズ覇者のセルヒオ・ガルシア(スペイン)が、2位タイの小平智、ショーン・ノリス(南アフリカ)に5打差をつけて貫禄の初優勝でした。今年も参戦が決定しました。大会連覇を狙ってくるでしょう。さらに国内外のトッププロも出場が決まっています。開幕戦から熱い戦いが見られそうです。
2019 SMBCシンガポールオープン|大会概要
名称:SMBCシンガポールオープン
日程:2019年1月17日(木)~1月20日(日)
会場:セントーサゴルフクラブ セラポンコース(シンガポール)
賞金総額:1,000,000 USドル(約1億1,000万円 ※1ドル=110円換算)
主管:日本ゴルフツアー、アジアンツアー
毎年1月にシンガポールで開催され、今年で53回目を迎える歴史のある大会です。シンガポールオープンは、1961年から開催されていますが、2013年の大会はスポンサーの撤退のあおりを受けて2015年まで中断し、2016年から三井住友フィナンシャルグループがスポンサーとなり復活を果たしました。
かつては、アジア最高額の賞金総額600万ドル(約6億円)の大会でしたが、2016年は賞金総額100万ドル(約1億円)、優勝賞金18万ドル(約2,000万円)に大幅カットされて行われました。今大会も同額の100万ドル(約1億1,000万円)を予定しています。
主な出場者
国内からは、2018年賞金王の今平周吾をはじめ、石川遼、池田勇太、稲森佑貴、市原弘大、星野陸也、時松隆光、秋吉翔太、出水田大二郎などが参戦します。
海外からは、2017年マスターズ覇者、前年覇者のセルヒオ・ガルシア。メジャーを含む米ツアー21勝、日本1勝(中日クラウンズ)、2017年世界ゴルフ殿堂入り、を果たしたデービス・ラブIII(アメリカ)。欧米などツアー15勝のポール・ケーシー(イングランド)、超変則スイングで話題のチェ・ホソン(韓国)も出場予定です。
石川遼の秘密兵器
出典:GDO
石川遼が、2月発売予定のキャロウェイの新シリーズ「エピック フラッシュ」ドライバーとフェアウェイウッドを今大会で使用することを宣言しました。このクラブは、AI(人口知能)を駆使して製作された新ドライバーです。
キャロウェイがこれまで蓄積してきたデータをもとにAIとスーパーコンピューターで解析。通常34年かかるところをわずか4週間で1万5,000のバーチャルプロトタイプを製作し、選定をすすめたそうです。復活優勝が期待できますね!
ドライバーからウェッジまでクラブを振るためのゴルフスイングを2倍速で上達させるコツをまとめました。AIドライバー発売前にスイングを固めましょう。
シンガポールオープン歴代優勝者
2018年 セルヒオ・ガルシア(スペイン)
2017年 プラヤド・マークセン(タイ)
2016年 宋永漢(ソン ヨンハン)(韓国)
2012年 マテオ・マナセロ(イタリア)
2011年 ゴンザロ・フェスナンデス=カスターニョ(スペイン)
2010年 アダム・スコット(オーストラリア)
2009年 イアン・ポールター(イングランド)
2008年 ジーブ・ミルカ・シン(インド)
2007年 アンヘル・カブレラ(アルゼンチン)
2006年 アダム・スコット(オーストラリア)
2005年 アダム・スコット(オーストラリア)
世界一美しいと賞賛するアダム・スコットのスイング。彼のゴルフ人生の歩みとショットの秘密をまとめました。
放送日
1/19(土)~1/20(日)の2日間、BSジャパン(BS7ch)にて生放送が予定されています。17日(木)、18日(金)の予選ラウンドは、テレビ東京スポーツチャンネル(You Tube)でライブ配信予定だそうです。
・1月19日(土)午後1時~午後2時30分
・1月20日(日)午後1時~午後4時30分(最大延長:夕方5時30分)
※両日とも生放送予定
ゴルフスイングをする上で基本になるのがグリップです。握り方一つで飛びや方向性が変わります。ゴルフ中継を見ながら練習できます。ぜひ、チェクしてみてください。
国内女子プロたちも始動…
出典:ALBA
国内女子ツアー開幕戦「ダイキンオーキッドレディス(沖縄県)」は3月開催ですが、賞金ランキング4位の比嘉真美子をはじめ、多くの日本人選手が台湾女子ツアーの今季開幕戦(1月9日~13日)「Hitachi Ladies Classic オリエントゴルフカントリークラブ(台湾 桃園市)」に出場し、一足早い実戦に挑みました。
日本人最上位は6位タイ(通算7アンダー)の比嘉真美子。13位タイ(通算5アンダー)には工藤遥加。17位タイ(通算4アンダー)には服部真夕。22位タイ(通算3アンダー)には東浩子。昨季ドライビングディスタンス1位の葭葉ルミは、49位タイ(通算3オーバー)でした。
例年、シンガポールオープンの時期は、国内ではオフシーズンで賞金ランキング上位者はあまり出場しないのでランキング下位の選手や若手にとってチャンスの大会でしたが、今年は国内外からトップレベルの実力者たちがこぞって参戦します。年明け早々、熱い戦いが繰り広げられそうです。
2人のメジャー優勝者にどれだけ日本選手が戦えるのか楽しみです。今年こそ石川遼選手の復活優勝が見たいですね。楽しみです!
国内女子ツアーの開幕はまだまだ先ですが、しっかり調整を行い昨年以上の楽しくてアグレッシブな試合をたくさん見せてほしいです!