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2018年『日本オープンゴルフ選手権』結果とハイライト

国内男子メジャー第3戦「日本オープンゴルフ選手権」は、稲森佑貴がメジャーでツアー初勝利!単独トップでスタートした稲森は、ビックトーナメントの最終日、最終組とは思いない落ち着いたゴルフで、2位に2打差をつけメジャーを制覇しました。

出典:ALBA

国内メジャー第3戦『日本オープンゴルフ選手権 横浜カントリークラブ(神奈川県)』最終日の競技が終了しました。後続に3打差をつけて単独トップでスタートした稲森佑貴が、ツアー初勝利をメジャー制覇で飾りました。

稲森は、序盤にスコアを1つ落とす厳しい出だしとなりましたが、5バーディ、2ボギーの「68」で回り、トータルスコア「270」(通算14アンダー)の大会最少ストロークを記録で優勝を決めました。また、ツアー初優勝を「日本オープン」で飾るのは史上8人目で、2009年の小田龍一以来です。

2位には通算12アンダーのショーン・ノリス(南ア)。3位タイには通算8アンダーの嘉数光倫、岩田寛。5位タイには通算7アンダーの藤田寛之、竹安俊也、時松隆光、片岡大育が入りました。

石川遼は、スコアを2つ伸ばして通算2アンダーの20位。2013年マスターズ覇者のアダム・スコットは通算6オーバーの50位フィニッシュでした。アマチュアの金谷拓実は、スコアを2つ落としましたが、通算1アンダーの24位で終え、2年連続3回目のローアマチュアを獲得しました。

日本オープンハイライト

1日目:藤田寛之が首位タイ発進

出典:GDO

男子ツアーメジャー第3戦、”ゴルファー日本一”と優勝賞金4,000万円(賞金総額2億円)を争う大会の幕が切って落とされました。初日は、49歳中年の星の藤田寛之が6連続バーディを含む8バーディ、1ボギー「64」の7アンダーで回り、ブレンダン・ジョーンズ(豪)、ソン・ヨンハン(韓)と並ぶ、首位タイで発進しました。

2年ぶり4度目の出場を果たした、2013年マスターズ覇者のアダム・スコット(豪)は、6バーディ、2ボギー「67」、4アンダーで回り、11位につけました。

賞金ランクトップの今平周吾は、3アンダーの18位。復活をかける石川遼は、1アンダーの44位。2連覇を狙う池田勇太は、ティーショットが定まらず3オーバーの99位と出遅れました。前週「アジアパシフィックアマチュアゴルフ選手権」で優勝した金谷拓実は、疲れなどの影響で、1オーバーで終えました。

2日目:史上初!アマチュアが首位

出典:GDO

予選ラウンドを終えて首位に立ったのは、20歳のアマチュア桂川有人(日大2年)。1イーグル、6バーディ、2ボギーの「65」で回り、通算8アンダーで単独トップに立ちました。アマチュアゴルファーが2日目で首位ターンするのは、記録が残る1985年以降初めてです。

2位タイには通算7アンダーの日高将史、前日首位タイの藤田寛之、稲森佑貴、梁津萬(中)。6位には通算6アンダーのデビット・オー(米)。7位には通算5アンダーの武藤俊憲、嘉数光倫、鍋谷太一、チェ・ホソン(韓)。11位からスタートしたアダム・スコット(豪)は、「75」と崩れ、通算イーブンパーの39位と順位を落としました。

昨年の大会で優勝争いを演じた池田勇太とアマチュアの金谷拓実が明暗を分けました。池田は「79」と崩れて通算11オーバー113位で予選落ちしました。昨年2位のアマチュアの金谷は、通算1オーバーと踏ん張り、46位で決勝ラウンドに進出しました。

3日目:稲森佑貴が首位に立つ

出典:GDO

単独トップからスタートした桂川有人は、「78」と崩れ、通算1アンダーの29位に順位を落としました。

単独トップに立ったのは、2位からスタートした稲森佑貴。6バーディ、2ボギー「67」で回り、通算11アンダーで、ツアー初優勝&メジャータイトル獲得のチャンスを引き寄せました。

2位には通算8アンダーの竹内俊也。3位には通算7アンダーの藤田寛之、鍋谷太一。昨年2位のアマチュア金谷拓実は「67」で回り、通算3アンダーの19位につけ、2年連続のローアマ獲得に向けて前進しました。石川遼は「70」と1つスコアを伸ばし、通算イーブンパーの35位につけました。

石川遼選手の復活優勝が待ち遠しいです。全盛期のショットをご覧ください!

日本オープン最終上位成績

優勝 −14 稲森佑貴
2位 −12 ショーン・ノリス
3位タイ −8 嘉数光倫、岩田寛
5位タイ −7 藤田寛之、竹安俊也、時松隆光、片岡大育

「日本オープン」チャンピオン|稲森佑貴

出典:GDO

名前:稲森佑貴(いなもり ゆうき)
生年月日:1994年10月2日生まれ(24歳)
身長:169cm
体重:68kg
出身地:鹿児島県
出身校:鹿児島城西高等学校
ゴルフ歴:6歳~
プロ転向:2011年
通算勝利:1勝(日本メジャー1勝)

ゴルフの師匠でもある父は、「日本シニアオープン」に出場経験があるほどの実力者。中学校時代から16歳になればプロテストに挑戦する意思を固め、2011年、高校2年生の時にプロテスト初挑戦し見事一発合格を果たします。

同年、「日本プロゴルフ新人選手権」で優勝し、2012年の「日本プロゴルフ選手権」でツアーデビュー。プロ3戦目の「VanaH杯KBCオーガスタ」では初日トップ発進で注目を集めます。

2014年は、たった7試合の出場で賞金シード権を獲得。賞金ランキングは年々上昇し、2017年は自己最高の20位。

好調の要因は、ドライバーの正確性。2015年から3年連続でフェアウェイキープ率トップを維持しています。2016年には、ツアー歴代1位の71.66%を記録。今大会もドライバーでしっかりとフェアウェイをキープしてメジャーでツアー初優勝を飾りました。

プロのドライバーは音が違います。稲森選手と同じようにツアー初優勝をメジャータイトル(ツアー選手権)で飾った小平智プロのスイングです!

まとめ

今シーズン安定した強さを発揮している池田勇太が2連覇争いを演じるかと予想していましたが、これまでの日本オープンのスタイルと違った「広いフェアウェイ」「短いラフ」のコースセッティングに手こずり実力を発揮することができませんでした。

2日目からジワジワと本来の実力を出してきた稲森佑貴が、自身の武器である曲がらないドライバーで攻め、ツアー初優勝をメジャーの舞台で成し遂げました。一時期は飛距離を求め調子を崩しましたが、長所である曲がらないドライバーを極め、本来の調子を取り戻し、優勝を勝ち取りました。

この優勝で稲森は賞金ランクが2位に上がりました。トップとは約500万円差まで縮めました。これから続く高額賞金の試合で活躍すれば賞金王の可能性も出てきます。ぜひ、この調子を維持して、男子ツアーを盛り上げてほしいです!

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