タイガーウッズ・ローリーマキロイなど、多くのトッププロを抱え、外資系ゴルフブランドとして日本でも大人気のテーラーメイド。2018年は波状型のフェースを採用したM4で市場を席捲しました。
しかし、テーラーメイド初心者にとって、どのモデルにどんな性能があるかわからない…、テーラーメイドのMシリーズって…?などなど、イマイチ分かりにくいことも多いと思います。
そこで今回はおすすめのテーラーメイドのドライバーをご紹介します。あなたに最適なドライバー探しのために、ぜひ参考にしてみて下さい。
目次
テーラーメイドとは?
出典:テーラーメイド
テーラーメイド(TaylorMade)はアメリカ合衆国カリフォルニア州にある1979年創業のゴルフ用品メーカー。当時、ゴルフクラブは木製が一般的でしたが、テーラーメイドが初めて金属素材のメタルウッドを発明。
飛距離はもちろん、直進性、耐久性を大幅に向上させたことでヘッドの素材だけでなくドライバーの歴史そのものを変えました。テーラーメイドは創業当初から技術革新に切磋琢磨しているゴルフメーカーで、傘下にはアシュワースゴルフ、アダムスゴルフがあります。
現在、テーラーメイドはゴルフクラブ、ボール、アパレル、アクセサリーなどを展開し、タイガー・ウッズ、ジャスティン・ローズ、ロリー・マキロイなど、世界のトップゴルファーと契約している人気企業です。
テーラーメイドドライバーの特徴
テーラーメイドの特徴は大きく分けて3つ。性能の高さ、手頃な値段、デザイン性の高さです。
「ツイストフェース」や「ハンマーヘッド」など独自の性能をもつMシリーズはプロの使用率も非常に高く、アマチュアの間でも爆発的ヒットを記録しました。
また、超軽量でスライスを低減でき、飛ばしやすさが売りのグローレシリーズもシニアに人気です。
世界のトッププロもこぞって使用する性能の高さが評判ですが、テーラーメイドは値段が手頃なのも嬉しいポイント。モデルによっては、キャディバック付きクラブ11本が8万円以下で手に入ります。
テーラーメイド製のドライバーはデザイン性にも優れ、若い世代のゴルファーからも絶大な支持を得ています。テーラーメイド製のFW/UT・アイアンもあるので、セットで揃えると、かなり見栄えが良くなります。
他にもテーラーメイド製のパター、スパイダーシリーズは約404億通りの中からオリジナルのデザインで造ることもできます。
選び方のコツ
テーラーメイドには多様なモデルがあり、初心者にはクラブ選びがなかなか難しいと思います。たくさんのモデルがある理由は、初心者からプロまで幅広いゴルファーに最高の1本を提供するためです。
初心者のクラブ選びのコツとして、ヘッドが大きく、シャフトが柔らかめのものを選ぶと良いでしょう。強く振らなくてもシャフトが“しなる”ので飛距離も伸びます。
中・上級者は自分の弾道傾向に合わせて、フック傾向が強いもの、回転数を抑えられるものを選びましょう。M3といった機能を調整できるドライバーもおすすめです。
レベル別の選び方
初級者におすすめ
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初級者におすすめなテーラーメイドのドライバーは、M4・M6です。
フェース面積が広いため安心感があり、よりやさしく飛ばすことができます。ゴルファーのミス傾向をもとに作られた「ツイストフェース」により、ミスを最大限カバーし、まっすぐ飛ばすことができます。
スイートエリアを広くし、反発力が強くなる設計の「ハンマーヘッド」も搭載しているので、ボールスピードも速くなります。
中・上級者におすすめ
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中・上級者におすすめのテーラーメイドはM3、もしくはM5がおすすめ。自分の感覚で調整して打つことができます。M3も「ツイストフェース」と「ハンマーヘッド」を搭載しているので、飛距離や直進性、ボールの初速アップなど様々なメリットに貢献します。
M4やM6 にはない、重心の深度を変更することができるのであなたのスイングに即したドライバーに調整できます。
>>>もっと飛距離アップ!インパクトを強くして+10ヤードするための秘訣をご紹介します。
2020年テーラーメイドおすすめドライバーはコレ!
テーラーメイドのM1〜M6、そしてグローレシリーズをご紹介します。自分のスタイルにあったクラブを選ぶ際に参考にしてみてください。
SIM
2020年テーラーメイドから発売。ソールの設置面積を減らして抜けの良さを実現した伝説的な「Vスチールソール」が復活。より低重心で高弾道を描く設計となりました。
大ヒットとなったMシリーズからデザインもネームも一新。シルバーとブルーが映える最新の一本です。同モデルのアイアンも用意されています。
M5、M6
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M5は2019年2月発売。タイガーウッズが使用したことで一気に注目を集めました。
M5はヘッドを適度に調整することができ、操作性の高さが魅力です。反発係数が高いため、ロフト角を高く調整しても初速の速い球が打てます。
ボールの捕まりが大きくバックスピンが少ないです。そのため、スピンをコントロールできる上級者むけです。
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M6は 2019年2月発売。世界トップクラスの飛ばし屋、ダスティン・ジョンソンも使用し、欧州初勝利を果たしました。
M6はM5よりも低重心化しているため、ミスヒットに強く直進性の高さが特徴的です。芯を外したとしてもキャリーを稼ぐことができます。
M5のように調整はできませんが、トータルバランスが良いため、初心者から上級者まで幅広いゴルファーが使用できます。初心者はこちらを選べばまず問題ないでしょう。
【M5、M6のここが違う】
テーラーメイドのMシリーズ前作同様、ツイストフェースを搭載していますが、M3、M4よりもスイートエリアが約66%アップしています。また、ヘッドの反発係数をルール上最大限にチューニングする新技術「スピードインジェクション」を搭載。ボール初速をさらに上げ、飛距離性能向上をさせました。
M3、M4
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M3は2018年2月発売。最大の特徴はツイストフェースに加えて、ヘッドの重心移動が可能な「Yトラックシステム」の搭載です。
Y字方向に重心を移動できるため、スピン量もコントロールできます。その日の調子に合わせて弾道を微調整することができます。自分で性能をカスタマイズしたい中・上級者におすすめです。
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M4は2018年2月発売。業界を驚かせた新機能ツイストフェースを引っ提げて、2018年最大のヒットを飛ばしました。アマチュアのミス傾向を分析し、フェースに曲線を付けたミスショット補正機能付きで、ミスの軽減と飛距離アップを実現しています。
2018年1月の米ツアーではダスティン・ジョンソン選手が433ヤードをワンオン・ベタピンで飛んで、テーラーメイド最新クラブの性能を世界に見せつけました。
M1、M2
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M1は2017年発売。打感もよく、スピン量を抑えた低弾道が特徴。ウェートを自分であわせる調整機能があるので、スタイル別、球筋別に変更することも可能です。ドライバーを調節したい上級者向けです。
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M2は2017年発売。M1よりも飛距離性能は落ちますが、フェース面が長く、軽いのが特徴。少し芯を外しても真っ直ぐ、遠くに飛ぶので初心者にもおすすめです。
グローレ、Mグローレ
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グローレは2017年発売。重心アングルが大きく、優れた反発力と打感が特徴的。ヘッドスピードが遅くても飛距離が出るシリーズです。ヘッドが比較的大きく、白色なので見やすいデザインになっています。
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Mグローレは2018年2月発売。グローレにMシリーズで使われていた「ツイストフェース」と「ハンマーヘッド」を搭載しました。そのため、ボールをよりつかむことができ、高弾道で優しく飛ばせるようになりました。
>>>最高の一本を見つけるための”ドライバーの選び方”についてもっと詳しく知りたいかたはこちら。
新製品が出るたびに海外のトップ選手が使用し、世間を賑わせるゴルフメーカー、テーラーメイドについてご紹介しました。
あなたが欲しいと思えるテーラーメイドの一本がありましたでしょうか?
テーラーメイドの最新ドライバーはM5、M6ですが、M2、M4などの中古品でも期待を裏切らない効果があります。装着されているシャフトも様々なので、ぜひゴルフショップでテーラーメイドのドライバーを試し打ちしてみて下さい。
最高の一本に巡り合うことができれば、飛距離+20ヤードも夢ではありません!