上手く打てた気がするのにグリーンに乗らなかった。
ラウンドでは良くあることですよね?原因は「風」かもしれません。ゴルフ場は木々に囲まれているので気付きにくいですが、プレイヤーがいる地上とボールが通過する上空では風の強さがまったく違います。ナイスショットしたのにグリーン横のバンカーに落ちたりする場合は風に大きく流された可能性があります。
スピン量の少ない球を打ったり、低い球を打ったりと風への対策はありますが、ある程度の風を予測して打つ事でスコアは更に安定、向上するでしょう。「どれだけ風が吹けばどれだけボールが流されるのか」データが大好きなアメリカの番組が検証してくれました。
風によるボールへの影響
*残念ながら動画は消えてしまいました
赤線は秒速5メートル
検証動画ではPGAツアーの選手が6番アイアンで打った時のデータを参考にしています。プロのショットでこの数字ですからアマチュアであれば更に大きくズレが生じるという事になります。
黄色の弾道は無風
風の無い状態の弾道です。ボールは曲がることなくしっかりグリーンオンしています。
赤色は秒速5メートル
秒速5メートルは体感でちょっと風が強いかなと感じるくらいです。周りの木の葉や旗が揺れ、砂地であれば多少砂埃が立つ程度です。ゴルフ場ではよくある風の強さ。しかし…これくらいの風で18ヤードも流されてしまうんです。18ヤードも違えばストローク数も1~2打は違ってきますね。
青色は秒速11メートル
この風の強さの日にはゴルフはやらない方がよいでしょう。木の大枝が大きく揺れるちょっと怖さを感じるレベルです。この場合37ヤード前後の差が出ています。
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風が少し強い日にラウンドする場合は、球が流されることをあらかじめ頭に入れてショットすることでグリーンオンの確率が高くなります。体感と共に木々の揺れを確認してみることをオススメします!