偶然付き合いでプレーした歩きゴルフ。
やってみるとカートでまわるより全然楽しかった！
歩いてラウンドを回ると疲れてしまうのではないかと思いがちですが、意外とそんなことはなく、むしろ良いスコアまで出たりすることも多いんです。
しかし、歩きゴルフをしたい！と思っても、現在はカートでしかプレー出来ないゴルフ場が多く、探すのにも一苦労なんてことも…。
そこで今回は、全国で歩きゴルフができるゴルフ場をおまとめしました。一度はまわってみたい名門コースから、格安でプレーできるゴルフ場もありますので、ぜひ参考にしてみてください！
目次
歩きゴルフ７つのメリット
現在は、コース内のカート移動が主流になってしまいましたが、元来ゴルフとは歩きながら行うもの。
コースを自分の足で歩いて様々な情報を感じながらプレーすることが、ゴルフの醍醐味でありワンランク上のゴルファーになるための必須条件とも言えます。
プロの試合は100%歩き。歩きでのプレーはゴルフにおいて大きなメリットがあります。
| ●歩くことで距離感・芝の状態・傾斜などの情報がダイレクトにわかるのでスコアアップに役立つ。 |
| ●カートに乗ったり降りたりする必要がないのでスイングのリズムや間が作りやすい。 |
| ●カートに戻る、カートを動かす、などのストレスがなくなる。 |
| ●カートまでクラブを取りにいく手間が省ける。 |
| ●元来ゴルフは歩きが基本。自然を思う存分味わえる。 |
| ●プロの試合みたいな本格的なラウンド体験ができる。 |
| ●1ラウンド10キロ程度歩く計算になるので健康にも良い。 |
関東で歩いてプレーできるゴルフ場
利根パークゴルフ場【茨城】
出典：利根パークゴルフ場
手引きカートによるセルフプレーが基本の「利根パークゴルフ場」。
600ヤードを超える18番のロングホールは名物ホールの1つです。パーオンには豪快かつフェアウェイキープのドライバーショットが必要でしょう。
都内からも1時間弱で到着できるため、日帰りプレーも気軽に可能です。
大宮ゴルフコース【埼玉】
出典：大宮ゴルフコース
都心からわずか40kmのアクセスの本格派コース「大宮ゴルフコース」。
キャディ付き選択時に加えて、休場日セルフデーも手引きカートを用いて歩いてプレーが可能です。
特徴は老赤松の大木にセパレートされたフラットなコース設計。春先のコースを埋め尽くすような桜も見どころの1つです。
総武カントリークラブ総武コース【千葉】
日本プロや日本オープンを含む様々なトーナメントの開催実績がある「総武カントリークラブ総武コース」。
フラットながらも池やドッグレッグによって戦略性を要します。
フェアウェイが幅広い点も特徴のため、伸び伸びとしたドライバーショットに臨めるでしょう。
太平洋クラブ 八千代コース【千葉】
歩きかつスループレー方式が基本の「太平洋クラブ 八千代コース」。キャディ付きもしくは電動セルフカートを用いたプレーが可能です。
コースは比較的広く、飛距離も長い点が特徴。ただし、マウントや立木によってショットの正確性や戦略性も要します。
日本のゴルフ場としては初の、トラックマンを完備したシミュレーターも設置されており、プレー後に楽しめる点も魅力です。
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東京バーディクラブ【東京】
出典：東京バーディクラブ
「東京バーディクラブ」は全組キャディ付きの歩きのプレーが基本のゴルフ場です。
フェアウェイは広く、アップダウンも緩勾配になっており、歩きでのプレーでもゴルファーに負担がかかりにくい点が魅力の1つです。
グリーンは2つのベントグリーンで構成。常にベストなグリーンでプレーが可能となっています。
関西で歩いてプレーできるゴルフ場
茨木カンツリー倶楽部【大阪】
出典：茨木カンツリー倶楽部
「茨木カンツリー倶楽部」は1923年に開場した大阪で最初にできたゴルフ場。日本オープンを含む様々なトーナメントの開催実績があります。
東コースと西コースの計36ホールを設置。
東コースは全体的にフラットですが、グリーンは小さめでバンカーは深いため、技術が試されます。一方で西コースはフェアウェイにうねりがあり飛距離も十分なコースとなっています。
ザ・サイプレスゴルフクラブ【兵庫】
「ザ・サイプレスゴルフクラブ」は｢欧米型のプライベートクラブ」をコンセプトとしたゴルフ場です。
原則としてキャディバッグはクラブハウスを通さず、1番からのワンウェイスタートとなっています。
17番ホール以外は全てのホールで花道があるため、初心者から上級者まで幅広い方が楽しめるでしょう。
ベル・グリーンカントリークラブ【兵庫】
「天空のゴルフ場」と紹介されている「ベル・グリーンカントリークラブ」も歩いてプレーが可能なゴルフ場。電動カートを用いたセルフプレーが基本となります。
大阪市内からも約1時間の好アクセスで、美しいクラブハウスは女性からも人気です。
コースは穏やかな起伏を活かした、フラットでのびやかな構成。景観の美しさも魅力であるため、歩きのプレーにもピッタリでしょう。
六甲国際パブリックコース【兵庫】
出典：六甲国際パブリックコース
「六甲国際パブリックコース」はモノレールカートや電動カート等を用いて歩きでのプレーができるゴルフ場です。
全9ホールの設計ですが18ホールでのプレーも可能。総距離6,000ヤード以上でフェアウェイ幅も十分な点も魅力です。
後半はツインヤーテージによって、違ったプレーを楽しめるでしょう。
中部で歩いてプレーできるゴルフ場
鳴沢ゴルフ倶楽部【山梨】
出典：鳴沢ゴルフ倶楽部
「鳴沢ゴルフ倶楽部」は全組キャディ付きで歩いてプレーを行う山梨のゴルフ場。
富士山麓に広がる美しい景観が魅力です。特に8番のショートホールは富士山に向かってボールを打つ名物ホールです。
標高1,100メートルの高さでのプレーとなるため、小さめのクラブを握るのが攻略のポイントです。
名古屋ゴルフ倶楽部
出典：名古屋ゴルフ倶楽部
1929年に開場した歴史あるゴルフ場「名古屋ゴルフ倶楽部」。日本オープンや関西オープンなどの開催実績がある名門ゴルフ場です。
細かい勾配によってショットの技術が求められる点が特徴。
また、飛距離もしっかりとあるため、高い総合力が必要となるでしょう。
庄内川ゴルフ倶楽部【愛知】
出典：庄内川ゴルフ倶楽部
「庄内川ゴルフ倶楽部」は名古屋中心部から好アクセスのゴルフ場。手引きカートのセルフプレーが中心ですが、キャディの人数に応じてキャディ付きになります。
フェアウェイ幅が広くないため、飛距離よりは正確性が求められます。
また、川越えや打ち下ろしなどの変化に富んでいる点も特徴。変化を楽しみながらプレーができるでしょう。
皇子山カントリークラブ【滋賀】
出典：皇子山カントリークラブ
電動カートを用いて歩いてプレーを行う「皇子山カントリークラブ」。琵琶湖を一望できる景観は歩いてのプレーにピッタリです。
コースは比較的短めですが、適度なアップダウンや砲台グリーンによってショットの正確性が必要となります。
クラブハウス2階や浴槽からも素晴らしい眺めが一望できるため、心身共にリフレッシュできるでしょう。
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九州で歩いてプレーできるゴルフ場
ザ・クイーンズヒルゴルフクラブ【福岡】
「ザ・クイーンズヒルゴルフクラブ」は日本プロゴルフ選手権の開催実績がある名門ゴルフ場。全組キャディ付きで歩いてラウンドを行います。
特徴はUSGA方式を採用したサンドグリーン。
また、計12個の池が配置されている点も特徴で、ショットの正確性や戦略性が重要となります。
パサージュ琴海アイランドゴルフクラブ【長崎】
「パサージュ琴海アイランドゴルフクラブ」は全組キャディ付きで歩いてプレーできるシーサイドコース。
日本プロゴルフ選手権や日本女子プロゴルフ選手権などの開催実績がある名門コースです。
ホテルやプール、プライベートビーチなども併設されているため、リゾートとして遠方から足を運ぶ方にもおすすめです。
フェニックスカントリークラブ【宮崎】
「フェニックスカントリークラブ」は3コース27ホール展開されるシーサイドコース。ダンロップフェニックストーナメントの開催地です。
コースは深いガードバンカーや海風、洋芝の採用など、テクニックや戦略性が求められます。
特に高千穂コース・住吉コースの組み合わせはダンロップフェニックストーナメントと同じコースでのプレーとなります。
宮崎カントリークラブ【宮崎】
出典：宮崎カントリークラブ
「宮崎カントリークラブ」はリコーカップの開催地ともなったシーサイドコースです。
空港から5分、宮崎市街地から15分という好立地のため、幅広い方が通いやすい点がポイント。
各ホールに植物の名前が付けられており、松林にセパレートされてプライベート感も味わえるため、歩きのゴルフにピッタリでしょう。
出水ゴルフクラブ【鹿児島】
出典：出水ゴルフクラブ
「出水ゴルフクラブ」は鹿児島県と熊本県の県境に位置するゴルフ場。
フェアウェイは幅広く松の木でセパレートされているため、のびのびとしたショットが可能です。
一方でグリーンは高麗芝で、アンジュレーションが絶妙に効いているため、技術を要するでしょう。
四国で歩いてプレーできるゴルフ場
徳島ゴルフ倶楽部 吉野川コース【徳島】
「徳島ゴルフ倶楽部 吉野川コース」は1959年に開場の徳島で最も歴史のあるゴルフ場です。
起伏は少ないですが、フェアウェイが比較的狭く、数多くのバンカーが配置されているため、距離感や方向性が必要となります。
9ホールの設計ですが、2グリーンのため違ったコースのように楽しめるでしょう。
伊予カントリークラブ【愛媛】
出典：伊予カントリークラブ
「伊予カントリークラブ」は気軽にゴルフを楽しめるショートコースです。ショートホールが9ホール、総距離約900ヤードのコースとなっています。
ショートコース選手権が開催された実績もあり、初心者から上級者まで楽しむことができます。
クラブハウス2階にはハイスピードカメラが搭載の室内練習場も設置されており、ラウンド後の練習も可能です。
東北で歩いてプレーできるゴルフ場
青森カントリー倶楽部
出典：青森カントリー倶楽部
「青森カントリー倶楽部」は3コース計27ホールが設置されているゴルフ場。キャディ付きのプランは歩いてプレーすることになります。
むつ湾を眼下にした立地は、歩きで景観を楽しめる点も魅力。
適度なアップダウンがあり各ホールグリーンを確認可能です。正確な距離感を要するコースと言えるでしょう。
富谷パブリックコース【宮城】
出典：富谷パブリックコース
「富谷パブリックコース」は手引きカートのセルフラウンド形式でプレーする宮城県のパブリックコースです。
総距離は5,000ヤード弱と短いですが、フェアウェイが狭く、自然の沼がハザードとなるため、正確性を求められます。
グリーン周りも沼やバンカーがあるため、クラブ選択が重要となるでしょう。
秋田椿台カントリークラブ【秋田】
出典：秋田椿台カントリークラブ
「秋田椿台カントリークラブ」は3コース計27ホールが設置されている秋田県のゴルフ場。全組キャディ付きで、歩き・カートでのプレーが可能です。
日本プロゴルフ東西対抗戦や東北クイーンズの開催地となった実績もあります。
地形はフラットながらも挑戦意欲が湧くコースレイアウト。豪快なショットが可能なコースと正確性を要するコースがあるため、メリハリを持った戦略性が重要となるでしょう。
能代カントリークラブ【秋田】
出典：能代カントリークラブ
「能代カントリークラブ」は日本海に面したシーサイドコース。フラットな林間コースで歩きでのプレーが推奨されています。
セルフプレーですが、キャディバッグはリモコン式の専用カートで運搬可能です。
地形はフラットですが、自然によって造られた窪みやマウンドが多いため、テクニックを求められるでしょう。また、海風も影響するため、戦略性も必須です。
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まとめ
今回は歩いてプレーできるゴルフ場を全国各地からご紹介しました。
歩きでのラウンドはゴルフ場の自然を視覚と足で感じられるため、カートでのゴルフとは違った楽しみ方があります。
また、傾斜を足で感じられるため、スコアアップに繋がる可能性もあるでしょう。
歩いてプレーできるゴルフ場は名門コースや高級コースである場合が多いです。また、数も決して多いとは言えません。
しかし自動運転のカートが付いている場合は、セルフプレーでも歩きでのラウンド可能。今回紹介したゴルフ場以外でも選択肢が広がるため、一度経験してみてはどうでしょうか。
この記事を書いたライター
ゴルファボ編集部
