インパクトゾーントレーナーは、JLPGAツアープロ青山加織監修の練習アイテム第二弾として制作されました。
「スイング軌道」「フェース面の向き」を抜群に安定させるこのアイテムは、ボールをまっすぐ飛ばすために非常に効果的な練習アイテムです。
従来、この練習法はアライメントスティックを握り込んで行っていました。しかし、アマチュアにはなかなか取り入れにくく実践しにくいという難点がありなかなか普及はしていません。
そんな難点を克服し、ストレスなく行えるように改良されたのがインパクトゾーントレーナーです。プロが取り入れる練習は、必ずあなたのゴルフをワンランク上のレベルにしてくれるでしょう。
目次
インパクトゾーントレーナーとは
インパクトゾーントレーナーは、ゴルフスイングのインパクトゾーン(ボールに当たる前後の域)を安定させるために設計されたスイング練習用具です。
クラブのグリップエンドに直接装着することで、フェース面の安定・スイング軌道の安定をサポートします。
この練習法は昔からツアープロ達がアライメントスティックを握り込んで行っていましたが、毎ショットごとスティックがズレる、グリップの感覚が違う、などの難点がありました。
その練習方法をストレスなく実践できるように作られたのがインパクトゾーントレーナーです。
インパクトゾーンを整える2つのメリット
軌道が安定してまっすぐ飛ぶ
ボールがまっすぐ飛ぶか否かは「スイング軌道とフェース面の向き」この2つに集約されます。
インサイド(内側)から下ろしてアウトサイド(外側)に振り向けばボールは基本的に右へ飛びますし、アウトサイドからインサイドにこすり打てば大きなスライス球になります。
インパクト前後の軌道をまっすぐ(厳密にはインサイドイン)整えることで、ボールは左右へ曲がらずまっすぐ飛びます。
フェース面が安定して曲がりが減る
どれだけ良い軌道で振っても、インパクトでフェース面がまっすぐ向いていなければボールは左右へ飛んでいきます。
フェース面がまっすぐであればある程度のスイング軌道のブレも修正してストレートボールになる特徴があります。
どれだけまっすぐ(スクウェア)にフェースを当てるかを、プロたちは常に探求しています。
なぜ?ゴルフが”抜群に上達”する理由
体全体を使ったスイングで軌道が安定する
インパクトゾーントレーナーに装着されたスティックは、体をしっかり回しながらスイングしないと体(胴体)に当たってしまいます。
体全体を使ったスイングがマスターできれば、毎ショットごとのブレもすくなくなり、いつでも同じ動きで振ることができます。
通常は感覚でしか分からないスイング軌道を、物理的に正しい動きで繰り返すことで、確実に上級者のスイング軌道をマスターできます。
手打ちが改善されフェースをまっすぐ当てられる
インパクトでハンドレイト(手首が甲側に曲がる)になったり、手でこねて打つなど、手首の悪い動きが加わると本体のスティックが体に当たります。
常にフェースをスクウェア(まっすぐ)な状態で振ることができるので、フェース面が安定します。
ボールが左右へ飛んでしまう人の多くは、バックスイングでフェースが開いたり閉じたりして安定していません。精度の高い球を打つ人は、常にフェース面の開閉が少なくいつでもスクウェアな状態でスイングしています。
インパクトゾーントレーナーの使い方
本体からソケットを回して外します。
外れたソケットをグリップエンドに入れます。
グリップエンドに本体を入れ込みます。
グリップが太い場合は多少入れにくい可能性があります。グッと置くまで入れ込みましょう。
ネジを回して固定すれば完成です。
最初から、アイアン、ドライバーで使用すると非常に難易度が高いです。まずは、10ヤードなどの短いアプローチで実践しましょう。
スティックが当たらない振り方をマスターしてから、だんだんと番手を大きくすることをオススメします。
【動画】インパクトゾーントレーナー完成しました
インパクトゾーントレーナーの特徴
JLPGAツアープロ青山加織監修
YouTubeの総再生回数6000万を超える人気のプロゴルファー、青山加織プロが設計からコンセプトまで全面監修しています。
この練習は青山プロが以前から行っているのはもちろん、ツアープロたちも会場でよく実践している練習です。(アライメントスティックを握り込む練習方法)
2023年の冬季合宿のためタイに行った際、韓国のナショナルチームが全員この練習法を行っていたそうで、青山プロも改めてこの練習に着目。もっと効率よくアライメントスティック練習をするべく制作されました。
高品質!安心のメイド・イン・ジャパン
インパクトゾーントレーナーは長野県諏訪市にある精密機械工場「株式会社 共進」で制作されています。
医療業界、自動車業界向けの製品を製造している企業ですが、ゴルフ大好きな社員さんがきっかけでゴルファボとコラボする運びとなりました。
非常に細かな金属加工ができるメイド・イン・ジャパン企業の力を借りることで、市場にはないハイクオリティのアイテムが完成しました。
装着が簡単で絶対にズレない
類似品のほとんどがプラスティック製で、グリップの横から挟み込むような構造をしています。
素材的にも構造的にもスティックがグラグラしやすく、練習へのストレスもかかります。またグリップが傷ついてしまうこともあります。
金属かつ、ソケットタイプのインパクトゾーントレーナーは絶対にズレないので、効率よく練習することができます。
青山加織プロの練習アイテム第一弾「ダウンブローマスター」の記事はこちら
スイング全体を改善する効果のあるインパクトゾーントレーナーをご紹介しました。
初心者にはなかなか難しい練習器具ですが、経験者やこれから上級者レベルを目指したい人にはとてもオススメの練習器具です。
フェース面の安定、スイング軌道の安定は、スコアに直結しますので、ぜひ練習で試してみてください。