あなたはテニスをしたことはありますか?やったことがある人ならわかると思いますが、意外とゴルフと共通する動きがあると感じていると思います。フォアハンド、バックハンドなど、ゴルフに活かすことができれば飛ぶはず…
今回は、テニスの要素もゴルフに取り入れて飛距離アップする方法ご紹介します。
ゴルフに取り入れることによって、化学変化が起こり良いスイングなる可能性もあります。事実、ジャンボ尾崎プロも左手の強化を図るために、ラケットを改良して練習で使っていました。ぜひ、一読していただきレベルアップしてみてください。
目次
ゴルフとテニスの共通点
使う道具の大きさや形は違うけど、どちらもボールを打つということでは、たくさんの共通点があります!
フェース面の使い方
フェース面の使い方は、一番の共通点ではないでしょうか?クラブもラケットも、面でボールを捉えてスピンをかけたり、強烈なショットを打ったりすることができます。
逆に野球も、スイングする点においては似ていますが、バットを面として振っている感覚はないので、やり始めはスライスが多いのではないでしょうか。
コック
コックとは、手首を親指方向に曲げることです。テニスでもコックを使い打ち返します。特にボレーを打つときなどは手首を固定して合わせて打っていきます。
ゴルフでは、テークバック後に徐々に手首を曲げて角度を作り、トップでパワーを作り、手首の角度を維持してインパクトでパワーを解放します。また、アプローチで、フェース面をコントロールするときやライン出しショットを打つときに使います。
コックを使いフェースをコントロールする動きはとても似ています。
手首の角度をキープできるレッスン動画です。打点が安定します。参考にどうぞ!
腰の回転(下半身主導)
ゴルフもテニスもボールを打つスポーツなので、腰の回転を使わないと速い球や重たい球を生むことができません。どちらも、手打ちだとパワーも限られ、フェース面もコントロールできません。
フォアハンドでストロークする場合や、ゴルフの切り返しからは左足で踏ん張り腰を回転させていきます。どちらも球を打つときは、下半身か始動して腰を回していきます。
下半身が粘れると軌道が安定します!韓国女子プロの右足の粘りは圧巻です!アマチュア必見です!
リラックスが大切
ゴルフスイングする上で大切なことは、適度に力を抜くことです。力んでいると軌道を通らないので、アイアンでは方向性が悪くなり、ドライバーでは飛距離が伸びません。アドレスで力が入るとスイングすることができません。
テニスも、力んだ状態で振ればラケット面をコントロールすることが難しく、腕に力が入るとパワーも伝わりにくくなります。
お互い、トップまではリラックスし、インパクトで最大限のパワーを出さないと、ゴルフでは飛びませんしスピンも適正にかかりません。力の抜き加減、入れ加減は必要です。
ゴルフの飛ばしになる要素とは…?
お互いの共通した、下半身の動きやコックなどは、ボールを飛ばす要素になります。テニスは、カウンターショットなど強烈な球を打って相手を動かさなければいけません。それをゴルフに取り入れることによって、飛距離アップが期待できます。
足の踏ん張り
フォアハンド(利き腕側でプレー)をする場合、両足を踏ん張って体の回転で打っていきます。この足の粘りこそ、ゴルフでは大切です。右足の裏がすぐにめくり上がる人がいますが、力が逃げていきます。
できるだけ、フォローにかけて足の裏が見えないように粘ることで、あなたのパワーがすべてボールに伝わりやすくなります。
リストの使い方
ゴルフでボールを飛ばすには、リストの使い方はとても重要です。強いショットを打つ場合は、トップを作り球を捉えていくと思いますが、そのときコックをキープしてインパクトの瞬間に放つ動きは、飛ばすにはとても重要です。
右手首の角度を維持しなければ、いつまでたっても距離を伸ばすことはできません。
飛ぶ人と飛ばない人の違いはコレです!ゴルフ練習場で試してみてください!
ゴルフとテニスの相違点
まったく別のスポーツなので、違うところもあります。気をつけることで、テニスプレーヤーもゴルフの上達が早くなりますし、ゴルファーもいらない動作がわかるので、チェックしやすくなります。
ボールとプレーヤーが動いている
テニスでは、プレーヤーもボールも動いているので、目一杯に手を伸ばしたりすると上体が突っ込んだりするので、そういう動きは取り入れずに、軸で回転するフォアハンドの回転運動などを参考にしていきましょう。アプローチのヘッドの運びなどにも参考になります。
テニスは、走ったり、止まったりとゴルフにない動かし方をしますので、ゴルフであまり好まない「スエー」が出てきます。フォアハンドが得意な選手は、どうしてもスウェイしてしまいます。この動きはゴルフにはあまり必要ありません。
手首を多く使う
テニスではラケット面をかぶせて打つことが強いので、そのイメージでゴルフクラブをふると引っかけやチーピンが出やすくなります。この手首の使い方では球が曲がってしまい、コントロールができなくなるので、気をつけましょう。
リストの使いすぎを抑える練習ドリルです。アイアンで曲がりの多い方は必見です!
ゴルフとテニスでは、球を捉える動きには共通点がたくさんありますので、どちらの動きにも合わせるような練習を積んでいけば、どんどん上手くなっていくのではないでしょうか。
ご紹介したことを参考にしていただき、飛ばしに限らず、アプローチショットを打つときの膝の動きを取り入れることで、ピンに寄っていくでしょう。ぜひ、試してみてください。