アイアンの方向性が安定すればゴルフのスコア100は簡単に切れます。
100切りを狙っているゴルファーであればまだまだドライバーでのミスショットも出ると思います。そんな時に第2打、3打のアイアンの方向性が不安定だとトリプルボギー又はダブルパーといった結果となる可能性が非常に高くなります。ダブルパーなどを叩いてしまってはなかなか100切りは難しくなります。
しかしアイアンの安定といっても実際の改善点はたくさんあります。1つずつチェックしながらフォームを改善する方法もありますが、もっとも効果的なのは道具を使ってその通りにしか動けない状況下で練習することです。制限された動きの中でスイングを繰り返すことで正しい動きが身に付きやすくなります。
目次
アイアンを安定させる効果的な練習方法
100切りに必要なアイアンスキル
アイアンを向上させる要素はたくさんあります。前傾角度の維持、体重移動、ハンドファースト、軸のブレを無くす、手首の角度など、挙げればキリがないのですが、100切りが出来るレベルまでアイアンを上達させるには「軌道の安定」が大きなポイントとなってきます。
軌道の安定がもたらすもっとも大きなメリットはクリーンヒット率です。クリ-ンヒット率を上げる為にはその中でもインパクト前後のヘッドの軌道が特に重要になってきます。
2本のティーを使った効果的な方法とは?
ティーを2本使ったアイアンの安定にとても効果の高い練習ドリルをご紹介します。いつものボールの位置の斜め上下にティーを2本刺し、その2つの間を通してスイングする方法です。この動きでは2つのティーによってスイングの軌道が制限されます。強制的に軌道を狭めることによってインサイドからダウンスイングをする理想的な感覚が身に付きます。
インサイドからを出すことが出来ると、インパクト前後のヘッドの軌道が安定しクリーンヒット率を高めることが出来ます。スイング軌道をわざと狭くする事がこの練習ドリルの大きなポイントです。100切りを可能にするアイアンの上達に欠かせない大切な要素が習得できます。
↓↓↓アイアンの方向性を安定させるバックスイングの意識について紹介します。
実践!アイアン上達“100切りドリル”
ティーを「2本」用意する
ティーを2本用意してください。木のティーでもプラスティック製でもどちらでも構いません。ショートティーよりはロングティーをオススメします。もしもティーが刺せない場所などでこの練習法を行う場合は、コインを2枚使用して行っても問題ありません。
2本のティーを地面に刺す
ボールの位置に対して「グリップ1個分の右上と左下」にティーを刺します。グリップの角度は画像と同じ程度でかまいません。平行にしてスペースを無くせば無くすほど難しくなります。まずは画像と同じくらいの幅でティーをセットしましょう。
そのまま素振りをする
2本のティーに当たらないようにアイアンで素振りを繰り返してください。セットした目印に当てないように振ることでインサイドからインパクトを迎え、そしてインサイドに抜けていくスイングを身につけることが出来ます。スコア100がなかなか切れないというゴルファーの多くはインパクト前後のヘッドの軌道がアウトサイドから下りてきてインサイドに抜けていっています。アウトサイドからインパクトを迎えてしまうとクリーンにボールを打つことは難しくなります。
アイアンの安定:ハンドファースト
上記でご紹介した練習ドリルに加えてハンドファーストで打つことを心掛けてください。グリップがヘッドよりも先にある状態がハンドファーストです。アドレスからインパクトまでこの形を保てるように心掛けましょう。フォームが安定しボールに力が伝わる強いインパクトが可能になります。
逆にグリップがヘッドの後ろにあるハンドレイトの状態になってしまうとスイングが毎回変わってしまい手でこねた様な打ち方になってしまいます。手打ちの1打はしっかりミート出来ずクリーンヒット率がグンと下がってしまいます。ハンドレイトにならないように注意しましょう。
↓↓↓その他のティーを使った練習法はこちら
今回のアイアンの100切りドリルはウォーミングアップやラウンド前の練習、さらにはラウンド中にアイアンのクリーンヒット率が落ちてしまった場合にも効果的です。
ラウンド中なにかがきっかけで急にアイアンがダフりだしたり、右に飛ぶようになったりした経験ありませんか?そんな時ティーグラウンドのちょっとした待ち時間を利用して素振りをするだけでとっても効果があります。100切りに挑戦するラウンド前に是非このアイアン上達法を是非試してみてください。
↓↓↓スコア100切りをするためにはこの条件を満たす必要があります。誰でも簡単に取り入れられる方法をご紹介します。
↓↓↓さらに100切りのためのポイントを整理してまとめました。要チェックです!