ゴルフコースデビューしてから、面白いようにベストスコアを出し続けていたのに、なかなか120切りができない。頑張っても「125」そこそこ…なぜ、壁を越えられないのだろうか?
実はこれ、ちょっとした考え方を変えたり、ゴルフスイングの方法を意識したりするだけで、ゴルフボールが曲がらずにフェアウェイを捉えたり、グリーン近くに寄ったりと初心者とは思えないショットが打てるようになります。
今回は、ゴルフ初心者が120切りを達成する5つの方法やコツをご紹介します。
ぜひ試していただき、次のラウンドで目標クリアを目指していきましょう!ゴルフで120切りができると、「99」も意外と簡単に達成できるかもしれません。
目次
アマチュアゴルファーの平均スコア
参照:日本パブリックゴルフ協会
日本パブリックゴルフ協会のアンケート調査結果によりますと、ゴルフ歴3年以内では「130」以上の方も多いようです。
しかし、経験を重ねれば打数も少なくなってきています。ゴルフスクールや練習を経験した初心者の女性は、平均150~160くらいだそうです。
ゴルフ120切りする時期の目安は?
上記の表を見ると、15年くらいのキャリアを積むと110台の割合が増えてきています。ゴルフを続けていれば必ず上達することがわかりますね!
でも中には、女性のゴルフ初心者でも半年ほどしっかりと練習を積んでいる人は「120」くらいでラウンドする女性もいるのだとか…男性陣も練習しなければいけませんね!
たくさん練習して早く120切りしたいものです!それには基本が一番!2倍速でゴルフが上達する秘訣をご紹介します↓
スコアメイク法で120切りを狙う
ゴルフで、初心者が「120切り」をするにはどのようにスコアを刻んでいったら良いのでしょうか?
18ホールをパーで回ると「72」です。ボギーだと「90」、ダブルボギーだと「108」、トリプルボギーだと「126」です。全ホールをダブルボギー回っても、あと11打多く打てます。それで「119」になります。
ゴルフでパーもしくはバーディで回るには、ミスショットは許されません。しかしダボやトリプルでは多少のミスは許されます。でも…それ以上叩く原因としては、ドライバーショット、アイアン、アプローチ、パターの精度を少しだけ上げる必要があります。
ゴルフ初心者が迷わずにスコアを書く方法です!参考にどうぞ!
120切りを達成するための5つの方法
ゴルフ歴15年以内であれば、目標を達成できそうですが、そんな悠長なことは言ってられませんよね。ここでは、ゴルフ初心者でも次のラウンドから使えるスイングのコツやゴルフプレーのあれこれをご紹介します。
ドライバーのミスを減らす
ゴルフ初心者のドライバーショットは、多少OBが出ても問題ありません。しかし出し過ぎるとスコアをまとめることができません。特にスタートホールでは、不安と緊張で体がガチガチになって思うように打てないと思います。
そのときは、グリップを短く持ちましょう。それだけでもスイングがコンパクトになるので、シャープに振れ曲がり幅が小さくなります。
まっすぐ飛べば飛距離も出ます。ミスで引っかけても、スライスしても大抵はOB杭のギリギリで残っている可能性が大です。
また、ゴルフ初心者でドライバーに自信がなければ必ずしも持つ必要はありません。ユーティリティーや得意のアイアンでもOKです。
例えば…「350yd パー4」のホールを攻めるとき、7番アイアン(140yd飛んだ場合)を2回、残り70ydをサンドウェッジかピッチングウェッジで乗せて、パターを2回してもボギーです。
もし、ドライバーを使ってOBのとき、プレイング4からグリーンオンして、2パットで入れてもダブルボギーです。
そう考えると、自信がないときはマン振りしても曲がらない、ボールが必ず前に飛ぶゴルフクラブを持つことで、余計な打数を減らすことができ、120切りが簡単になります。
アイアンはグリーン周りに打つ
ゴルフ初心者は、まだスイングが安定していませんので、思い切り振ろうとすると、シャンク・ダフリ・トップが出てしまいます。
トップならボールは前に進んでくれるのでOKですが、シャンクはOBの危険性がありますし、ダフリは最悪1ヤードしか飛ばないときもあります。
アイアンをクリーン打つコツとして、ドライバーと同じようにグリップを短く持って振ります。ゴルフ初心者でも短く持つことで自然とコンパクトなスイングになりますので、意識して小さくする必要はありません。
パー5のセカンドショットのとき、残り距離が200yd以上残ります。
その場合は、長いゴルフクラブを持って無理に乗せに行くのではなく、刻んで確実にフェアウェイから打てるショットを打ちましょう。
池があればその手前、バンカーがあったら入れないように、絶対に届かないクラブを持ちます。
3打目、4打目で乗せられるように、グリーン周辺にゴルフボールを運びます。
ゴルフコースでは、ティーグラウンド以外ほぼ、平坦なところはありませんので、傾斜地からのショットでミスを招いてしましますが、クラブをさらに短くもって、ハーフショットくらいの気持ちで振ると大怪我はしませんので、120切りが現実味を帯びてきます。
傾斜地からのショットは難しいですが、コツを掴めばゴルフ上級者やプロのように打てるようになります。
アプローチでグリーンに乗せる
ゴルフで50〜100yd近辺のアプローチを打つとき、ピンが見えるのでその方向にデッドに(直線的に)打って”ベタピン”したい衝動に駆られますが、我慢しましょう。
できるだけグリーンのセンターを狙います。ピンが端に切られていた場合、こぼれたらラフやバンカー、池の餌食にされてしまいます。
バンカーでは何打で脱出できるかわかりません。特にパー3のバンカーはアゴが深くて、ボールを高く上げないと出ない場合があるので大変です。
また、難しいゴルフコースに行くと、池の上にグリーンがポツンと浮いている場合があります。無理に攻めずにセンター狙いで打ちましょう。とりあえず乗せます。それが120切りの鉄則です。
エッジにゴルフボールがある場合は、ピンを狙って打ちましょう。芝生が短ければ、ウェッジではなくパターを選択しましょう。とにかく転がして攻めていきます。
ピッチングウェッジや9番アイアンを持ってランニングアプローチもいいですが、パットの方がダフリにくいので、不安なく打てます。
パターは2~3パットで入れる
長い距離のパットは、無理にカップインを狙わないようにしましょう。狙いにいくと同じ距離を残す可能性があります。
ゴルフ初心者がよくする、行ったり来たりの現象です。遠い場合は、カップを1メートルの穴と想定して、その穴に止める感覚で打つと次のパットが楽になります。
ゴルフで1~2メートルの距離を打つコツは、カップの手前ギリギリに止めるように打つと距離感が良くなり、入れごろ外しごろがほとんど入り、120切りができるでしょう。ゴルフではパットの感覚が大切です!
ショートコースで練習しよう!
60~150ydくらいのショートコースで練習をすると、中途半端な飛距離を打ち分けることができるので、ゴルフがすぐに上達します。
そして劇的にスコアがアップします。ショートコースで腕を磨けばティーショットが悪くても簡単にリカバリーすることができます。
120切りをするには、「ダボ」も「トリプル」もOKです。そう考えるとアプローチ、パターが上手くいけば簡単な気がしませんか。
120切りはメンタルも大切
ゴルフで120切りはメンタルがとても大切です。
いかなる時も気持ちが折れないようにプレーをしましょう。連続OBやバンカー地獄から抜け出せない、池ポチャなど悲しい出来事があると、気力がなくなってしまいます。
しかしここは踏ん張りどころ!「次のホールで取り返そう」と気合を入れ直して次に進んでください。18ホール中、トリプルボギーは11個叩けますので、気軽に安心してラウンドしましょう!
120切りしてもマナーは守ろう
初心者ゴルファーは、ボールを打つのに大変で、クラブを取りに行ったり、スコアを数えたりして、周りが見えなくなっていると「マナー」違反を犯している可能性があります。
後ろの組が詰まっているのにモタモタしたり、相手のラインを知らずに踏んでいたり、グリーン上でスコアを書いたりしていると、同伴者に迷惑をかけます。120切りも大切ですが、ゴルフは紳士・淑女のスポーツということを忘れずにプレーをしましょう!
特にゴルフ初心者は、プレー時間を気にしてラウンドしましょう。スロープレーを防止する4つの心得です。参考にどうぞ!
いかがだったでしょうか?ゴルフで120切りは意外と簡単だなぁと感じたのではないでしょうか。大叩きするホールを減らせば、自ずとスコアは縮まってきます。決して難しいゴルフのスコアではないと思います。
長いクラブに自信がなければ、アイアンだけでラウンドしても何の問題もありません。実はこれが120切りのコツです。無理に「飛ばそう」「乗せよう」「寄せよう」「入れよう」とすると結果は出ません。初心者のうちは基本に忠実にスイングやマネージメントをすれば、自己ベスト更新はすぐに達成できます。
ぜひ、ご紹介した方法を練習していただき、次回のラウンドにつなげて120切りを達成してください!!