ひと昔前なら、200ヤードを狙うゴルフクラブとして「フェアウェイウッド」か「ロングアイアン」から選んでいましたが、現在は、ロングアイアンからUTに変わりFWかUTになってしまいました。どちらも同じ距離を狙えるので、どれを使えばいいのか迷いますよね。
今回は、ゴルフの200ヤードを攻略するためのFW:UTの選びのコツについてご紹介します。
ゴルフコースで長い距離を攻めることができたら、パー5で2オンも夢じゃなくなります。また、200ヤード前後の長いパー3も楽にショットを打つことができます。
プロゴルファーやシングルとラウンドするとバックティーから回ることもあるので、ぜひ、一読して練習していただき、長いホールを攻略してみてください。飛距離もゴルフスコアも自然にアップしてきます。
目次
フェアウェイウッドとユーティリティの違い
両者の一番の違いは、球の高さではないでしょうか?その特徴を知らないでスイングをすると、飛ばしたいに吹き上がり、止めたい時にランが出過ぎて、ゴルフのスコアをまとめることが難しくなってきます。役割を確認して状況にあったマネジメントをしていきましょう。
FWの特徴
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シャフトが長く、ヘッドはドライバーを小さくしたものです。重量は1wより軽く、ユーティリティより重いです。番手があって、3wは「スプーン」、4w「バフィー」、5wは「クリーク」と、ゴルフではそう呼ばれています。非力な人で4番、少しパワーがある人は5番で200ヤードが打てるでしょう。
フェアウェイウッドは、おもに2打目以降に使うゴルフクラブです。グリーンまで200ヤード以上の残り距離がある場合や飛距離をできるだけ稼ぎたいときに使います。また、ティショットでドライバーを持つほどの飛距離が必要ない場合や、ゴルフボールを曲げたくないときに使う場合もあります。
100切りに必要なフェアウェイウッドの打ち方です。アマチュアゴルファー必見です。
UTの特徴
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シャフトが短く、ヘッドは面長です。UTは、アイアンとFWの間の距離の差を埋めるゴルフクラブです。最近では5番アイアンからのセットの販売が多いので、3番、4番のロングアイアンの距離を打つために使用されています。
最近の劇飛びアイアンでは、5番アイアンでも200ヤードを超すこともあります。
ユーティリティの練習方法です!2つのポイントを習得するだけで、アマチュアゴルファーでもショットの精度が上がります!
意外と大事!シャフトの『重さ』
ゴルフクラブはヘッドで選ぶ方が多いと思います。それも大切ですが、実は、シャフト選びも重要なポイントになります。特に重量です。重さは、ドライバーが一番軽く、FW→UT→アイアン→ウェッジの順に重くならないといけません。
購入時についている重さは軽い傾向にあります。軽いとスイングスピードが速くなり打ちやすいを感じてしまいますが、スイング軌道が不安定になります。
ゴルフで、FWやUTに苦手意識がある場合、シャフトの重さをチェックしてみてください。現在使っているドライバーより軽ければ、ゴルフスイングを見直すより、重量を重くすることをおすすめします。
重さが10g変わるだけで、ゴルフのスイングは違ってきます。200ヤードを飛ばすには、シャフトの重さにもこだわってみましょう。
目安としては、ドライバーが50g台なら、フェアウェイウッドは60g台前後のカーボン、ユーティリティには70g台がいいでしょう。ドライバーが60g台なら、10gずつ上げていってください。
ゴルフショップなどで試打ができます。クラブの反発係数やスピン量などの各データを取ってくれますので、平均値と比較しながら自分に合うものを見つけましょう。ゴルフの練習が効率よくなり、200ヤードも安定して打てるようになるでしょう!
人気のあるシャフトについてまとめています。ショットにかなり影響を与えますのでチェックしてみてください。今までのゴルフの悩みが吹っ飛ぶかもしれません。
200ヤードを打つにはどっちを使うべき?
高いボールで攻めたいなら…
高いボールで攻めたいなら、フェアウェイウッドです。UTに比べると重心が深いので、バックスピンもかかりやすくなるのでボールが上がりやすくなります。200ヤード先のグリーンに止めたければ、フェアウェイウッドで打つ方が、イメージがつきやすくなるので、ゴルフのスイングもしやすくなります。
低い球で風に負けないボールで攻めたいなら…
ゴルフコースで、低い球で風に負けないボールで攻めたいなら、ユーティリティです。FWより重心が浅いので、ゴルフボールは上がりにくくなりライナー性の弾道で飛んでいきます。球が低く飛ぶので、風の影響を受けにくくグリーン手前からランで転がしてピンを狙えます。
選び方のコツは、どんなボールを打ちたいかによって選んでください。高い球を打って攻めたければフェアウェイウッド。低い球で攻めていきたいのであればユーティリティを選択してください。
また、ゴルフで200ヤード先を狙う時、2つを上手に使い分ける方法もあります。例えば、フォローの風のときはFWで高くあげて風で距離を稼ぐ。アゲインストの風のときはUTで低い球を打って潜り抜けて稼いでいきます。ゴルフコースの状況に応じて攻めていくことで、飛距離をアップさせることができます。
ゴルフ200ヤード攻略法はいかがだったでしょうか?150~170ydまでは何とか打てるけど、200ヤードとなると曲がりも気になりますし、クラブも長くなり難しく感じてしまいます。
でも、特徴と選び方のコツを知れば、ゴルフコースで飛距離を出すことが簡単になります。ぜひ、試していただきパー5のセカンドショットに活かしてみてください。