トップ位置での手の形はその後のダウンスイングで強く振り下ろすためにも重要なポイントです。
しかし、トップになったときの形は自分で見ることはできません。自分では理想の形になっていると思っていても実際は前や後ろに倒れすぎていたります。ミスショットの原因が実はそこにあってたりします。あなたのトップ位置の角度は正しい形になっているでしょうか?
今回は、右手首にフォーカスして、どの角度で曲げるのがもっともあなたにマッチする形なのか、判別方法をご紹介します。自分のスイングがいまいちしっくりこない方はぜひ試してみてください!
あなたのトップの形を見つける方法
理想の右手首の角度とは?
バックスイングでは体の回転にあわせてコックを使いつつゴルフクラブを上げていきます。プロゴルファーのトップ位置を見ていると、右手首が手のひら側に倒れていたり、甲側に倒れていたりします。
世界の飛ばし屋、ダスティン・ジョンソン選手は右手首が大きく甲側に倒れています。この動きはヒンジと呼ばれます。(ヒンジとは…手のひらor甲側に倒れる手首の動きのこと)プロ含め一般のゴルファーはなかなかこのフォームで打つことはできませんが、理想的な角度は人それぞれで、D・ジョンソン選手はたまたまこの角度が一番自分に合っていたという事になります。
では自分にもっとも合う形とはどんなものなのでしょうか?早速、解説していきます。
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自分の角度を見つける方法
まず、ゴルフスイング全体に言えることですが、理想のスイングとはあなたがもっとも力が入って気持ちよく振れることです。
トップの右手首の角度も同じで、力が入る形を見つけることが重要です。ベストな形を見つけるための参考ポイントをご紹介します。
力の入る右手首の角度を「パンチ」に例えてみましょう。もしあなたが下にあるものにパンチをするとしたらどんな形になるでしょうか。
①こうなりますか?
②それともこうなりますか?
ほとんどの人は力を込めてパンチをしようとした時、①の形になるかと思います。力の入る形=強いスイングができる、ということです。この原理をあなたのスイングにも取り入れてみましょう。
パンチで一番力が入る形のままトップを作ってみてください。個人差はありますが、これくらいの角度でトップ位置を作ったほうが一番力が入るかと思います。しかし、人によっては…
D・ジョンソン選手のように右手首を大きく甲側に折ったほうがしっくりくるゴルファーもいるかと思います。そんな人はその形で問題ありません。
ぜひ手首を色々な方向に倒してみて自分が一番いいと思うポイントを見つけてください。
一番よくないことはコレ!と決めつけて一つのことに固執してしまうことです。どうやったらミスに繋がるのか?どうやったら力が入るのか?入らないのか?
そういったポイントを見つけることもゴルフ上達の為にはとても効果的です。あなたにぴったりのトップの右手首の角度をぜひ探してみてください。
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理想の右手首の角度を見つけるために、パンチをする手首の形を参考にしてみてください。
どちらの方向に手首を倒したほうが力が入るかはゴルファーによって違います。色々な角度に倒してみて自分にしっくりくる形を見つけてみてください!