「若者こそゴルフだ!」とおすすめしたいのですが、なぜか…敬遠しがちです。
日本のコースの綺麗さは海外からも高く評価され、近年はPGAトーナメントも日本で1~2試合ほど開催されています。試合終了後にはみな日本のゴルフ場の素晴らしさを口にします。
しかしそんな恵まれた環境でも、コースは毎年減り、競技人口も減り続けています。ですが、そんな今だからこそ若者がゴルフを始める事のメリットがたくさんあります。
今回の記事は、若者がプレーをするだけで、他の人にビジネスやプライベートで差をつけ、自分の付加価値を高めるための5つのポイントをご紹介します。ぜひご覧になり、コースや練習場に足を運びゴルフのすばらしさを実感してください。
目次
ゴルフ界のいま
「レジャー白書2017」によりますと、日本のコースで年に1回以上ラウンドしたことのあるゴルファーは、前年に比べ210万人も少ない550万人でした。
1年間で約30%減っており、ピーク時の3分の1になるそうです。世代別の構成比をみてみますと、70代が29.7%、60代が23.1%で、合計52.8%で高齢者が半数を占めています。
なぜ?若者がゴルフをしないのか
出典:産経新聞
若者の多くは、おじさんのやる娯楽やスポーツとイメージを抱く人が多いようです。
ひと昔前であれば、ゴルフ場で支払いをしたお金は、会社の経費として処理できました。また、会社のコンペや接待など、会社員なら否応なしに駆り出されていましたが、現在はそのような機会も激減しています。
ダサい、おじさんくさい、金かかりそう、上司と付き合うのが面倒くさそうなどゴルフ離れの原因が挙げられます。
お金がかかる
ゴルフを始めるには、クラブ、ウェア、パンツ、アイテムなど一式を揃えようとすると最低でも5~6万円かかります。加えて練習場代、スクールやレッスン代などコースに出るまでにもお金を使います。
さらにコースデビューするとなるとプレー代も加算されますので、若者には少し負担になるかもしれません。
上達に時間がかかる
ゴルフはコースに出るまでに、ある程度の練習が必要です。野球はキャッチボールやバットに当てることができたらゲームができます。サッカーは蹴ることができたら楽しめます。テニスも枠の中に打ち返したらラリーができます。
しかし、コースに出るためには、ボールをある程度前に飛ばさないとダメですから時間がかかります。早くて1ヶ月、遅くて3~6ヶ月以上かかることもあります。練習せずにラウンドをしてしまうと、同伴者や他の組、ゴルフ場側に迷惑をかけてしまいます。
他のスポーツよりコースに出るまでに時間がかかるので、若者は、敬遠したり、デビュー前に諦めてしまったりします。
ゴルフをする上で基本になるのがグリップです。握り方一つでボールの方向性や飛距離が大きく変わります。初心者は必見です!
マナー・ルールが分かりにくい
ゴルフは『紳士淑女のスポーツ』と言われています。このフレーズが、敷居の高さを感じさせています。現在、ルールやマナーは昔ほどの厳しさほどではありませんが、初心者ゴルファーのうちから一人前のたしなみを求められる一面があります。
特に服装のマナーにおいては、ゴルフ場に入る時からチェックされます。名門のコースではジャケット着用が求められます。ファッションやコーディネートにも気を遣います。
ラフな格好の境界線、なぜその心遣いが大切なのか、その理由もビギナーの段階からしっかりと把握して、ある程度ポイントを押さえておく必要がありますので大変です。
2019年(1月1日から施行)からゴルフルールが大幅に変わります。アマチュア競技に適した内容になっています。
上司とのゴルフや接待が嫌い!
ゴルフをしているとどうしても上司などから誘われてしまいます。好きな上司ならいいのですが、嫌いな人から誘われると楽しいラウンドも気を遣って余計に疲れます。休みの日まで会社の人と付き合うのも大変です。
また、接待も敬遠されます。休日が丸一日潰れますし、相手の一挙手一投足に注目して褒めて声をかけないといけません…。かなり神経をすり減らすので、ゴルフをしない方がいいと思うのでしょう。
若者が他人と差をつけられる5つのメリット
他人ができなくて自分だけができるというのは集団社会で生きるうえで非常に魅力的な要素です。メリットデメリットだけで考えると辛くなりますが、少しでも他人と違うことが出来るといつか自分に有利な状況が訪れるのは確かです。
人間関係・信頼関係を築きやすい
仕事をするうえで大切なことは相手との距離を縮めることです。特に新入社員などの若者は、上司や先輩との人間関係を築き距離を縮めることが必要です。また、営業するにあたっても限られた時間で取引先と信頼関係を築くことが大切になってきます。
ラウンドすると長い時間一緒にいられるので、相手と距離が縮まりやすく、営業しやすい関係性を構築することができます。
また、プレー中も歩いて会話ができるので、出身地や嗜好の話などプライベートな内容を気軽に話せます。共通の話題を持つことで、共感が得られ、短期間で関係性を深めることができます。
営業力が上がる
会社の経営者や取締役のある人からアポとるのは難しいですが、ゴルフをしている割合が高く、平日の勤務時間中には忙しくてなかなか会うことができなくても、コンペや休日のゴルフなら出てくる人も少なくありません。
一緒にラウンドできる可能性が高くなります。できる若者営業マンならゴルフは自己投資と捉えるのもいいでしょう。アポ取りに何日もロスするなら、プレーを共有すれば、短期間で仕事を進めることができます。
人脈の質が高まる
コンペでは、通常のビジネス交流会では会えないような経営者たちが参加する場合があります。大規模なコンペでは、100~200人に会え、目上の方との名刺交換のチャンスがあります。
若者でも信頼関係が築ければ、深い話ができて、オフレコの話が聞けるチャンスもあります。もしかしたら転職などのきっかけになるかもしれません。カート場などでは積極的に話しかけるようにしましょう。質の良い人脈を広げるにはゴルフは欠かせません。
精神力が身につく
ゴルフでは、ドライバーからパターまで一打一打がスコアに直結します。あなたのプレーの一挙一動を見ています。若者であれば迷惑をかけないように、常に精神的に負荷がかかるため重圧にも強くなります。プレッシャーに弱ければ、ゴルフは良い訓練になるでしょう。
メンタル面が弱くて困っている方へ。この対処法を試してみてください!
恋のチャンスも巡ってくるかも…!?
ゴルフを嗜んでおくだけで人間性を深めることができます。
趣味や仕事を通じた信頼関係が確かなものになると、恋愛につながる可能性もあります。世話好きな上司や取引先から「結婚相手にいい人がいるから会ってみないか?」とご縁を持ちかけてくる場合もあります。
また、一緒にプレーをすることで、相手の人間性を垣間見ることができます。例えば、ミスショットをした後の態度…。普段は温厚なのにミスした途端に物にあたったり、不機嫌になったりすることを知ることができます。
逆に、ミスをしても明るく楽しくラウンドする方だと、「何事にも前向きに取り組む人なんだ」とうれしい発見があるかもしれません。
近年、ゴルフデートが人気です。共通の話題ができれば一気に距離が縮まります!
若者に人気!|ゴルマジ
引用:じゃらん
旅行専門雑誌「じゃらん」では、19、20歳の若者のゴルフ場のプレー料金、練習場の利用が無料になるゴルフマジック、通称『ゴルマジ』というキャンペーンを2019年3月31日まで全国で実施しています。大変お得ですね!これを機会に、若者こそはじめてみてはいかがでしょうか?
メンズゴルフウェアのファッションをまとめました。いま人気のブランドをご紹介します。
ゴルフはすぐには上達しません。若者には、将来に向けて今のうちからはじめることをおすすめします。人脈を広げられたり、社会人のマインドを高めてくれたり、あなたのスキルアップに役に立つことでしょう。自己投資、自己研鑽になります。
また日頃から練習していると、急な接待や上司、先輩とゴルフをする時になっても慌てることがありません。100を切るくらいのスコアで回れる実力をつけておけば、相手に迷惑をかけることもないでしょう。