どんなアイアンが自分には一番合ってるのか。
まったくのビギナーの頃は気にもしなかったポイントも、ある程度経験を積んでくると気になってきますよね!
しかし、市場にはたくさんの種類があり何を基準に選べばいいのか…迷ってしまう方も多いかと思います。
今回はそんなあなたのために、アイアンの3つの種類について解説いたします。初心者向け、上級者向け、そのほかにもいろいろなタイプがあり自分のレベルに合ったものを使えると効率よく上達することが出来ますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
アイアンの種類
アイアンはヘッドの形によって3種類あります。それぞれの特徴や違いについて紹介します。
マッスルバック
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ヘッドの部分が小さくできていて、構えてみるととても薄くシャープな形をしているのがマッスルバックです。操作しやすく、自分が好きなようにスピンをかけたり球を左右に曲げたりしやすくなっています。
ただ、芯を外してしまうと大きく飛距離を落としてしまいます。ミスに弱く、打ちこなすためには一定のスキルが必要です。
キャビティ
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マッスルバックよりも一回り大きく、フェースの裏側がへこんでいる形になっているのがキャビティです。
へこんだ部分にあった重量を外側に配置して、芯を外したとしてもそこまで飛距離が落ちないという特徴があります。ミスに強いモデルです。
ポケットキャビティ(中空)
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さらに加工を施してヘッドの裏側にポケットのような中空を作ったものです。大型ヘッドでとてもミスに強く真っすぐ飛ぶボールを打てるのがメリット。ただ、左右に曲げるなど細かい操作をするのには向いていません。
それぞれの特徴
アイアンには3つの種類があり、タイプ別に得意と不得意があります。
マッスルバックはボールを自分の狙いどおりに曲げるなどコントロールできるのがメリット、しかし芯でとらえるのは難度が高く失敗を許してくれない作りです。
対するキャビティ系はミスに強く曲がりが少ない、その代わり自由にコントロールするのは難しくなっています。
アイアンの役割は?
アイアンはドライバーと違い、飛ばすクラブではありません。
たとえば7番を使った場合、「〇〇ヤード飛ばす」というのは第一の目的ではありません。5番で170Y、6番で160Y、7番150Yというように、番手ごとに距離を打ち分けられることが必要です。
打ち分けには、適度な高さまでボールを上げなければいけません。5番と7番の飛距離が変わらないという人は、上がりやすいアイアンを選んだり、5番の代わりにユーティリティを入れるなど、違う選択をするとスムーズにプレーしやすくなります。
打ちやすいものを選ぶポイント
「ソール」というクラブの下の部分の厚さに注目しましょう。
一般的にソールが厚いアイアンは重心が低くなるので、少しミスをしてもボールが高く上がりやすくなります。キャビティや中空のタイプはソールが厚くなっています。
また、ソールが厚いもので打つと、地面に刺さってしまう「ダフリ」を軽減してくれる効果もあります。厚さがあるおかげで、うまく滑ってくれてクリーンに打つことが可能です。
逆にマッスルバックはソールが薄くできています。自在にボールをコントロールするには厚いソールや低重心は向いてないという理由からです。
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最近アイアンの傾向は?
最近はアイアンでも飛距離が出るものが多くなっています。
特に「ロフト」というフェースの角度を小さくすることで、より遠くまで飛ぶように設計されているのが特徴です。材料の工夫や製造技術が進化したこともあって、昔に比べて上がりやすく飛ぶアイアンがラインナップされるようになっています。
飛ぶアイアンは、そうでないものと比べてロフト角が小さくなっています。7番のロフト角が一般的な5番のロフト角と同じ場合も。7番アイアンのやさしさで5番アイアンに近い距離が打てるというのはとても魅力的です。
しかし球が上がりにくくなったり、飛び過ぎて打ち分けが難しくなる、という場合もあるので注意が必要です。
シャフト選びのコツ
アイアンのシャフトの種類は大きく分けると2つ、スチールとカーボンです。
違いとしては、スチールは鉄製で重くできていますが、カーボンは軽くできています。スチールは球を低く抑えやすく方向性がいいこと、カーボンは球が上がりやすくて飛距離が出る傾向にあります。
スチール製のものが広く使われていますが、球が特に上がりにくい、力が弱いという場合はカーボンを使うのも一つの手。軽くてしなるのでボールが上がりやすくなります。
ただし、軽いものばかりがいいとは限りません。ゴルフでは軽すぎるとスイングが不安定になってミスが出やすくなってしまいます。アイアンは振り切れる範囲でできるだけ重いものを選ぶようにするのがベターです。
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ビギナーにおすすめの種類
ゴルフ初心者におすすめのアイアンの種類はキャビティか中空のものです。
ダフリやトップなどが減らせて、ビギナーが難しいと感じる長いクラブでも打ちやすくなっています。また少し打点がズレてしまっても距離のロスが少なく、真っすぐ飛びやすいので馴染むのも早いでしょう。特別なこだわりなどがなければどちらかの種類を選ぶのがおすすめです。
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今回はアイアンの種類ごとの違いについて紹介しました。各メーカーともに年々、新しいモデルを投入、クラブは日々、進化しています。
クラブの良さを生かしていくことでゴルフ初心者でも早くなじんでスムーズにスイングができるようになるでしょう。ぜひチョイスするときの参考にしてみてください。