ゴルフ始めることになったけど、何から始めればいいの？何を揃えるべき？
初心者女子にとって、専門性の高いゴルフは疑問も多いかと思います。
アイテムや上達に関しては追い求めるとキリがありませんが、まずは初心者ゴルフ女子に押さえてほしいポイントをまとめてみました。
ゴルフを始めたばかりの初心者女子のために、打ちっぱなしの持ち物、女性のためのスイング上達法、ラウンドデビューの見極め方や知っておくべき情報をご紹介します。
正しい知識を学ぶことで安心してラウンドできたり、効率よく上達することが出来るので、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
ゴルフ女子が用意すべきもの一覧
グローブは必須！両手用がおすすめ
出典：Amazon
打ちっぱなし・コース含め、ゴルフをプレーするならグローブだけは絶対必須です。
その他のアイテムはレンタルできますが、グローブだけはレンタル出来ないので自分のものを購入しましょう。最安値のものであれば1,000円～販売されています。
女性は手の平が柔らかく、素手でスイングを続けると手の皮がむけたり、まめができたりするので両手用グローブがおすすめ。日焼け防止にも効果的です。
購入する際は、しっかり手にフィットするかサンプルを着けて確認しましょう。大きすぎるとクラブを握ったときにシワが邪魔になります。
コースに行くならウェアを揃えよう
出典：Amazon
レディース用ゴルフウェアは多様なデザインが展開されていて、ストレッチ素材や速乾素材で快適なプレーをサポートします。
必ずゴルフブランドで揃える必要はありませんが、動きやすさ、汗ムレ対策、風・紫外線対策などを考えるとゴルフブランドがおすすめです。
ゴルフには服装マナーがありますので、女子が普段身に着ける、デニム・Tシャツ・パーカー・サンダルやヒール靴は、マナー上NG。クラブハウス入場からプレーまでNGです。
揃えるべきウェア４点セット
１．帽子・サンバイザー
キャップ・サンバイザーは日焼け対策になります。また、砂ホコリなどからも目を保護してくれます。もしボールが飛んできたときの防御にも役立ちます。
２．襟のついたシャツ、ポロシャツ
襟のピシッとしたものが適切です。リネンなどのシワの多い素材はゴルフにはあまりそぐわないです。女性であればマナー上、ポロシャツをインする必要はありません。
３．ショートパンツ、ロングパンツ、スカート
ワンピースでもOKですが、裾が広がり過ぎると運動に適さないのでタイトめなものにしましょう。
４．ゴルフシューズ
初心者の頃は、長時間コースを歩きがちですので必ず自分の足に合ったものにしましょう。オンラインなどでサイズを確かめず買ってしまうと足の痛みで後悔する可能性があります。
ゴルフシューズにはソフトスパイク付きと無しがあります。芝生は滑るので、ソフトスパイク付きのほうが安定します。(ゴルフ場のレンタルシューズでもOKです)
クラブは即購入しなくてもOK
とりあえず１回行ってみたい程度であればクラブレンタルでまったく問題ありません。2,000～3,000円かかりますが、打ちっぱなし、ゴルフレッスン、コース、どこでもレンタルできます。
購入する場合はコースデビューのタイミングで、中古セットを選択するのもおすすめです。USEDはキレイなものも多く比較的低価格で揃えることができます。
新品でフルセット揃えるとそれなりにお金がかかります。プレー頻度やモチベーションに合わせて新品・中古を選んでみてください。
↓↓↓クラブセット揃えるといくらかかる？費用の平均値をご紹介します！
初めての打ちっぱなし！何を持っていくべき？
打ちっぱなしはグローブだけ持っていけばOKです。
動きやすい服であればどんな服装でもかまいません。TシャツでもジャージでもOKです。ただし靴だけは履き慣れた運動靴をおすすめします。
持っていったほうが良いアイテムとして、「タオル」と「羽織るもの」があります。
ゴルフスイングは全身運動なので想像以上に汗をかきます。そのため、休憩中など体が冷えてしまう方が多いようです。汗と寒さ対策のアイテムを持っていきましょう。
打ちっぱなしは、打席料500円前後、ボール料１球10～20円（打席数や曜日によって施設により異なります）程度が平均です。
基本的に打ちっぱなしでは、プリペイドカードを買って、打席を選んで、席に設置された機械にカードを入れて、出てきたボールを打つ、といった流れです。（施設ごとで多少変わります）
↓↓↓初心者でも分かる打ちっぱなしの一連の流れはこちらの記事で解説しているので、心配な初心者はチェックしてみてください↓
初心者ゴルフ女子のためのスイング基礎
柔軟性に優れた女子だからこそ有利に働くスイング上達のコツや、非力だからこそやってしまいがちな絶対NGポイントをご紹介します。
グリップ｜女子はフックグリップ
握り方一つで力の入り具合が大きく変わります。
女性は重たいものを振り回したり投げたりする動作に慣れていない方が多いので、確実に力が入って強く振ることができる握り方をしましょう。
女子ゴルファーの多くは、左手がウィークグリップになる傾向があるようです。力を入れるにはストロンググリップがおすすめです。
また、手の平で握るのではなく、両手の指の付け根にある膨らんだ部分（指尖球：しせんきゅう）で握りましょう。
すっぽ抜けそうで怖いかもしれませんが、ゴルフクラブのグリップは根本が太くなっているので簡単には飛んで行きません。グローブを付けていれば、しっかりグリップ出来るので安心してください。
女子は握力も少なく、手になじむまで時間がかかるかもしれませんが、指に引っ掛けるイメージを意識していきましょう。
↓↓↓グリップは非常に奥が深く、注意点が多いので詳細はこちらの「グリップの基本の記事」をご覧になってみてください。
アドレス｜かかと体重に注意
アドレスは下記の順にとってみてください。7番アイアンを参考に解説いたします。
• 両足を揃えてまっすぐ立ち、ボールを真ん中に置く
• 肩幅に両足を開き、重心を均等に、背筋を伸ばしてまっすぐ立つ
• 猫背にならないように注意して、足の付け根から「くの字」に前傾する
• 膝を軽くまげる。腰の位置が下がらないように注意しましょう
• 腕をぶらんと真下におろした位置がグリップ位置です
ゴルフのクラブを握る前に一連の動作を反復してみましょう。
14本のクラブは、打ちたい飛距離によって種類が分かれますが、シャフトの長さが変わっても基本姿勢は一定ですので注意しましょう。
スイング｜腕だけで振らない
ゴルフ女子にもっとも多いのは手打ち。体全体を使った大きなスイングが出来ずに手だけで振る傾向があります。
男子ゴルファーの場合はある程度手打ちでも飛ばすことができますが、アマチュア女子ゴルファーが手打ちをしてしまうと飛距離がまったく出ません。まずは基本に忠実な動きをマスターして全身の力を使ったパワフルな動きを身に着けてみてください。
～スイングの一連の動作～
| ①アドレス（肩の力を抜いて前傾姿勢になります） |
| ②テイクバック（上体を起こさないよう、時計の針の9時方向にクラブが向きます） |
| ③トップ（腕は、肩の高さまで、クラブと腕で「L字」を作るようなイメージでひき上げます） |
| ④ダウンスイング（クラブが上がったら足腰を使って踏み込み、さらに肩をあごの下まで回転させ、下半身から切り返します） |
| ⑤インパクト（足腰の動きを止めず振りぬくイメージで腰を回転していきます） |
| ⑥フォロースルー（両腕が伸び、大きな弧を描くように振ります） |
| ⑦フィニッシュ（背中に張りを感じながら、左足一本で立ちます。左ひじは90度に曲がっているのが理想です） |
↓↓↓ゴルフスイングの基本動作はこちらの記事で徹底紹介していますので初心者はチェックしてみてください↓
アプローチ｜体重移動せずに打とう
飛びすぎるのを怖がってボールにちょんと当ててスイングを止めてしまうパターンが多いです。
しかしアプローチで使用するウェッジというクラブは、もともと飛ばない設計になっているので、しっかり振り抜くことを心がけてください。飛び過ぎが心配な場合は、足幅や振り幅で調整しましょう。
スイングを時計の針で表した場合、7時～5時の小さいスイング、8時～4時の振り方を使い分けてまっすぐに打てるようになると、スコアメイクにも繋がります。打ちっ放しでも必ず練習しておきましょう。
↓↓↓ゴルフ初心者のためのアプローチ打ち方の基本はこちらの記事で解説いたします↓
パター｜コツンと当てない
初心者ゴルフ女子はボールが飛ばないことが多いので、パターも思い切り強く打ってしまいがちです。
しかし、パターは軽く当てただけでもしっかり転がっていきます。
バックスイングよりもフォローをしっかり取ることを心がけてください。バックスイングだけ大きくてファオローが小さいと距離感もなかなか合わすことが出来ず、グリーン上で何打も使ってしまうでしょう。
↓↓↓200ヤードも1ヤードも同じ一打。パターの打ち方の基本を極めて、ぜひスコア100切り目指してください↓
ラウンドデビューいつできる？見極め方を解説
急にゴルフに誘われた…、上達してきたのでそろそろラウンドデビューしてみたい…、理由は色々あれど初心者の最初の目標となるのがラウンドデビューだと思います。
一般的には、「ゴルフの練習を始めて3ヶ月程度経過」、「10球中6～8球、前に飛ぶ」ことが目安とされています。
↓↓↓同伴者の迷惑にならないように一刻も早く上達したい！そんな女子ゴルファーはレッスン・スクールに通うことをおすすめします！東京と大阪のおすすめスクールをまとめました。
ゴルフレッスン行ったほうがいい？
必ずしもレッスンに通う必要はありませんが…「最短で上達したい」「とにかく上達したい」のであればゴルフレッスンに通うのをおすすめします。
ゴルフ練習場に行き、自主練するよりもかなり上達が早くなります。ゴルフ上級者や先輩から習う方法もありますが、ゴルフを教えるプロから学ぶのが上達への一番の近道です。
初心者だからこそ、数よりも質や基礎固めの練習を意識しましょう。参考程度ですが、レッスンの相場を載せておきます。
| レッスン料 5,000円～10,000円 |
| グループレッスン料 5,000円前後/1回60分 |
| プライベートレッスン料 10,000円前後/1回60分 |
ラウンドデビュー前の準備一覧
コースデビューが決まったら、前もって準備がしっかり済んでいるか確認をするようにしましょう。
前日は、持ち物とゴルフ場の場所・行き方を必ずチェックしてください。車で行く場合は道路の混雑具合。電車で行く場合は、経路と駅からの送迎バスの時間をホームページ等で確認しましょう。
打ちっぱなしは、前日は控えたほうが無難です。張り切りすぎて手にマメが出来てしまうと本番当日気持ちよくスイングできなくなる可能性があります。
前日は自宅でイメージトレーニングやストレッチを行なうのもおすすめです。
必須アイテムのチェックは下記のリストを参考にしてください。
| キャディバックに入れていくもの |
| ゴルフクラブ一式 |
| ゴルフボール（初心者は多めに） |
| グローブ |
| ティー |
| マーカー |
| グリーンフォーク |
| バッグに入れていくもの |
| ゴルフウェア一式（寒暖差の調整ができるもの） |
| 帽子 |
| サングラス |
| ベルト |
| ゴルフシューズ |
| ゴルフ用ソックス |
| 化粧品・スキンケア用品 |
| 帰りの着替え（ラウンド後、お風呂に入ったり、汗をかいたりした時の着替えです） |
| ラウンドバックに入れるもの |
| 日焼け止め |
| タオル |
| 小銭 |
| スマホ |
| メイク直し |
| カットバン |
| 飲み物 |
| アメ |
| ロッカーキー |
夏…冷却グッズ、虫よけスプレー
冬…カイロ、レッグウォーマー、ミトン、イヤーマフラー、ネックウォーマーなど
ゴルフはルールやマナーがたくさんありますが、わからないことがあれば、初心者のうちに聞いてしまいましょう。先輩ゴルファーやショップ店員さんなど質問は優しく教えてくれると思います。
【Q&A】初心者ゴルフ女子のよくある質問と回答
Q.運動神経が悪いのですがゴルフをやってもいいですか？
ゴルフには運動神経はあまり関係ないと言われています。なぜならゴルフは再現性（同じ動きをする）のスポーツです。
他競技のように相手に合わせた俊敏な反応や多彩な動きは必要ありません。運動神経があまりよくない＝同じ動きしかできない、ことが有利に働くことがありますので、どうぞ安心してください。
Q.初めてゴルフをするのですがクラブは買ったほうがいいですか？
これから自分の趣味にしてくと確信している場合は購入しても良いでしょう。友人から誘われてとりあえず一回行くことに…程度であれば、まずはレンタルクラブでOKです。プレー頻度や予算に合わせて新品・中古クラブを選んでみてください。
Q.コースデビューまでどれくらいかかりますか？
超初心者でもゴルフコースに行ってはいけないというルールはありません。しかし、ボールにまったく当たらない…前に飛ばない…など、進行に問題でてくる場合は、同伴者や後方の組に迷惑がかかる可能性があります。
まっすぐは飛ばなくても良いので、とりあえずボールに当てて前に飛ばせることは、コースデビューの条件といえます。
まとめ
初心者ゴルフ女子にこそおすすめのポイントを総括してご紹介しました。
色々なルールやマナーもあるので大変なイメージがあるかもしれませんが、慣れれば自分も他人も気持ちよく楽しめる競技がゴルフです。
晴れた大空の下、大好きな友人やパートナーと一緒にラウンドすれば素晴らしい思い出が沢山できるでしょう。
この記事を書いたライター
ゴルファボ編集部
