「ゴルフを始めたいけど、何から手をつけたらいいのかわからない」
そんなゴルフ初心者のために、今回は、ゴルフ初心者がまず初めにやるべきことをご紹介します。ゴルフのこと、スイングの基本、マナーまであなたの知りたいことを分かりやすく解説いたします。
ゴルフの楽しみ方は千差万別。
- 「本格的に練習してシングルゴルファーを目指す」
- 「仲間と和気あいあいと散歩気分でプレーする」
- 「ゴルフクラブやグッズ、ファッションにこだわる」
ゴルフは、レベルや目的に応じて楽しめるスポーツですが、最低限のスキルと知識は身につけていなければいけません。このゴルフ入門記事を読んで楽しくラウンドしましょう!
目次
ゴルフ|どんなスポーツ?
基本のルール入門
全18ホール、ゴルフクラブでボールを打ち、直径10.8cmのカップ(ホール)にいかに少ない打数で入れられるかを競うゲームです。
ゴルフコース
日本には、2,000カ所以上のゴルフ場があると言われています。初めてゴルフ場に行くと広大さに驚くと思います。大自然の中を歩いたり、スイングをしたりして体を動かすのはとても気持ちいいです。1ラウンドで5~7キロほど歩くことになるので健康にも最高です。
ゴルフ入門講座|初めにやるべき事(揃えるべきもの)
ゴルフコースで、ドライバーショットが上手く打てた時や、アイアンショットでピンそばに”ピタッ”とつけられた時、ロングパットが入ったときは、何物にも代えがたい爽快感です。
最初は上手くいかないかもしれませんが、練習を重ねて成果を発揮していいスコアで回れたときの達成感はとても最高です。
ゴルフクラブ
ゴルフをするには、クラブやボール、シューズ、手袋などが必要です。最初のころはレンタルや中古クラブでも大丈夫です。中古よりも新品がいいというゴルフ初心者は「クラブセット」の入門セットがおすすめです。
ドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアン、ウェッジ、パターまですべて揃っています。
ゴルフクラブ入門セットの選び方がわかります!
服装
ゴルフウェアは、ファストファッションのポロシャツ、チノパンでもOKです!徐々に機能的なゴルフウェアに買い揃えていきましょう。
ゴルフウェアでは、TPOに応じて服装を選びましょう。練習場ではトレーニングウェアやジャージなど、どんな服装でも大丈夫ですが、ほとんどのゴルフコースにはドレスコードがあります。
ジーパンやTシャツはNG。ポロシャツのような襟付きシャツで、裾はズボンの中にインするなどのルールやマナーがあります。それを守りつつゴルフウェアを選びましょう。
↓↓↓マナー入門編。ゴルフ初心者は一度は目を通しておきましょう。
スイング入門|基本を覚えよう!
「クラブはどのように振ればいいの?」「どのように構えたらいいの?」
ゴルフ初心者はわからないことだらけだと思います。グリップの握り方、クラブの構え方、スイングの基本について初心者でもわかりやすいようにお伝えします。
入門編|グリップの種類
<インターロッキング> インターロッキングは右手小指と左手人差し指をクロスさせます。 【メリット】指の短い人、手の小さい人におすすめです。すっぽ抜けが防止できる 【デメリット】力いっぱい握ると小指が痛くなる |
<オーバーラッピング> オーバーラップは左手の人差し指の上に右手の小指を重ねる握り方です。 【メリット】左腕主導で振りやすい。プロ、アマチュア問わず多くの人が採用している 【デメリット】フェースが返しにくい |
<テンフィンガー> 野球のバットと同じような握り方です。力に自信のない方にはお奨めです。 【メリット】非力でもフェースを返しやすい 【デメリット】一般的でない。お手本が少ない。 |
入門編|グリップの握り方
グリップには「ウィークグリップ」「スクエアグリップ」「ストロンググリップ」という3種類の握り方があります。
ゴルフ初心者は「ストロンググリップ」がいいでしょう。この形がとても力が入るのでクラブが振りやすくなります。スライスなどの右への球防止へも効果的です。
<左手>
手のひらで握るのではなく、指と手のひらにまたがるように握る。小指、薬指、中指はしっかりと握ります。拳のナックルが2個見えるようにします。
<右手>
右手は添えるだけで大丈夫です。
構え方(アドレス)入門
スタンス幅
スタンス(両足の幅)は、肩幅くらい開き、開きすぎたり、閉まりすぎたりしないように気をつけましょう。
重心は土踏まずの前の拇指球
重心を土踏まずの前の拇指球に意識するとアドレスで大切な前傾姿勢が安定します。もし、アドレスがわからなくなった場合は、一度ジャンプして着地すると下半身が安定した構え方ができます。着地した時に拇指球に重心が乗る感覚がわかります。
両手を脱力して垂らす
スタンスが取れたら、両手を垂らして、その手の位置でクラブを握ります。上半身はリラックスして構えます。ゴルフクラブを持つ手に力が入ると力んでしまって、上半身のスムーズな回転ができなくなります。
クラブを持ったら力を抜く練習もしましょう。力を抜くコツは、腕に一度”ギューッ”と力を入れてから脱力すると力の抜け具合がわかるようになります。クラブを振るときは、力むクセをつけないことが大切になります。
ゴルフのスイング入門
9番アイアンを使う
スイング入門では、短めのクラブで振りましょう。ボールが上がりやすい9番アイアンがおすすめです。
ハーフスイングで感覚をつかむ
スイングを始める時、どこから動かしたらいいのかわからないと思います。バックスイングの時(クラブを振り上げる)は、構えた時にできた胸の前の三角形を崩さずに上げていきます。その時は、腰まで上げたらそれ以上上げることなく下ろしてボール打ちます。ボールを打った後も左腰のあたりまででクラブを止めます。腰から腰までを繰り返し練習します。
ハーフスイングで、ボールを芯で捉えられるようになったら、徐々に振り幅を大きくしていきましょう。トップの位置は、右肩の後ろくらいで止めましょう。これ以上いくとオーバーになってしまい、上半身と下半身のバランスを崩してしまいます。トップ時の下半身は右足体重です。ボールを打った後のフォロースルーでは左足体重になります。
↓↓↓アドレス入門講座です。方向性が劇的にアップする秘訣を解説いたします。
ゴルフ入門講座|ショットの精度を上げよう!
「早くコースに行きたい!」・・・焦りは禁物です。コースに出る前にしっかりとショットの精度を上げておきましょう。ショットが安定しないとコースで苦労します。
打ちっぱなしに行こう!
これまで紹介したゴルフスイングの基本を練習場で身につけて、ある程度ゴルフボールが飛ぶようにしておきましょう。最近はインドアの練習場も増えてきていますが、屋外の練習場の方が、ボールの飛んでいく軌道がはっきりとわかるので、スライス、フックしたときに修正がしやすくなります。まっすぐ飛ぶと上達している感じがすぐに掴めます。
アプローチの振り幅をつかむ
ゴルフスコアを縮めるのは何と言ってもアプローチとパターです。しっかりとショートゲームの練習をしましょう。入門編として、30ヤード、50ヤードをターゲットにして当てるようにします。
最初は上手くいきませんが、やり続けるとスイングの幅やインパクトの強さなどがわかってきて距離感が掴めます。例えば、30ヤードの距離だと、「腰から腰までの振り幅でいける」「50ヤードは肩から肩まで上げたらいける」という感覚がわかるようになります。
パターの距離感つかむ
最近のゴルフ練習場には、パターの練習施設を完備しているところが増えています。そこでパターのストロークを安定させましょう。また、パターマットを購入すれば自宅でも感覚を磨けます。練習マットでもカーペットでも毎日ボールを転がしているだけで、距離感は掴めてきます。ぜひトライしてみてください。
↓↓↓スイングの基本を総まとめ!まずは入門編からトライしてください。
初心者がやるべきこと一覧でまとめると…
- グリップの握り方
- スタンス幅
- 重心は土踏まずの前の拇指球
- 両手を脱力して垂らす
- 9番アイアンを使う
- ハーフスイングで感覚をつかむ
- アプローチの振り幅をつかむ
- パターの距離感をつかむ
になります。初心者はぜひ参考にしていただき、ゴルフを思い切り楽しんでください!