ゴルフで力いっぱい振って飛ばせたときの感触と快感は忘れられませんよね!
しかし…マン振りするとミスが出やすいのも現実。力んだ分芯に当たらず飛距離が出なかったり、スライスをしてしまったり…。意外と弊害が多いと感じているゴルファーも多いと思います。
今回はゴルフでマン振りしつつミスを最小限にするためのポイントを解説します。ドライバーをガンガン振って飛ばしていきたい、というゴルファーはぜひチェックしてみてください。
目次
マン振りとは…
力いっぱいクラブを振ることです。フルスイングは見ていても気持ちがいいですよね。
ちなみに「マン」というのは「超」と同じような意味。他のゴルフ用語でも使われることがあります。たとえば「マン・スライス(超スライス)」などです。
メリットとデメリット
メリットは何といっても上手く当たったときの爽快感です。当たって飛ばせたときに感じる気持ちよさ、ドライバーを振るときの高く鋭い音、そして飛ばすことができた満足感など、ほかでは味わえない体験ができます。
ゴルフは飛距離じゃない、とよく言われますが、忘れられない快感があるので、打ちっぱなしでもついドライバーを持ってしまいます。
デメリットと言われているのが、ミート率が下がりやすいので飛距離が落ちるということ、力んで腕や手に力が入ってしまうと右に曲がる軌道にもなります。
しかし、マン振りが好きなゴルファーはデメリットがあることなど承知でしょう。多少曲がって(たまにOBになって)、飛ばないときがあってもそれを上回る魅力があります。
気持ちよく振るための4つのポイント
腕に力を入れない
プロゴルファーが全開で振るときには腕以外の筋肉に力を入れています。
プロはいつも6割から8割程度の力感で打っています。しかし、どうしてもバーディを取りたいとき、集中力を高めたいときなどにマン振りを選択することもあるそうです。
そのときに一番、注意しているのが体の捻転を利用して、大きな筋肉を使うこと。アマチュアゴルファーは早く振ろうとするとどうしても腕や手に力が入ってしまいます。ゴルフで腕や手などの小さな筋肉を使うと軌道が乱れやすく、ミート率の低下やスライスにつながります。
普段の構えより少しスタンスを開き、しっかりと下半身を安定させます。そして、腹筋と背筋をいつもより速く使って体幹を回し、捻転差を作ります。
ゴルフでは体幹を速く回せば、肩や腕の動きのスピードが上がります。あとは、腕の筋肉と関節のしなやかさをキープ、クラブの動きにブレーキをかけないことを心がけましょう。
大きな筋肉を使うことで、全力で振ってもブレない軸ができて、ミスを減らすことができます。
ボールを選ぶ
出典:amazon
ゴルフボールは大きく分けて2種類あります。ディスタンス系と呼ばれるものは、飛距離が伸びやすくスピンがかかりにくいという傾向があります。スピン量が多く右に曲がる癖があるアマチュアにとってはぴったり。
表面が固くて中心が柔らかくできているので、パチンとはじくような感触があるのが特徴です。スピン系と呼ばれるものよりも10ヤードも伸び、左右の曲がり幅も最大で20ヤード減らせるというデータもあります。
思い切り振るためにはディスタンス系のボールを使いましょう。最初はコストパフォーマンスの高いゴルフボールを選んで試してみてください。
↓↓↓ゴルフボールの選び方を詳しく指南!おすすめの選び方やあなたにあった使い方がわかります。ぜひ参考にしてみてください。
ティーは低めに
普段よりも少し低めのティーを使うとヘッドが下をくぐるのを防げます。
ゴルフでマン振りすると遠心力で腕が引っ張られてヘッドはいつもよりも低い位置を通ることになるからです。いつも同じ高さのティーを使っている人は、一つ下のサイズを用意してマン振りするときに試してみてください。
ウォーミングアップをする
打ちっぱなしで最初に振るとき、いきなりフルパワーでいくのはケガの元です。
十分にウォーミングアップして体を温めてから振っていくようにしましょう。ゴルフ場でラウンドするときも同じです。特に寒い時期はしっかりと動いてからスタートしていってください。
体が温まって筋肉や関節が緩んでくると、自然とスイング動作もスムーズになって大きな動きもできるようになります。遠くまで飛ばすことにもつながります。
↓↓↓ゴルフで飛ばせる人には共通のポイントがありました。スイングの3つのポイントを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
真っすぐ飛ばせるギア2選
気持ちよくマン振りするためにギアも選びましょう。
大型ヘッドになった最近のドライバーはスライスも出にくくなっています。そんな中でもさらにフルスイングに向いていて、芯が広くつかまりのいいモデルを紹介します。
テーラーメイド Mグローレ
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重心角が大きく「スライスが打てない」とも称される、つかまり性能が抜群の1本です。クラブの重量が軽く振っていきやすいのも特徴。打ち出し角も高く飛距離が出せる設計になっています。
キャロウェイ ローグ スター
大ヒットした前作のエピックよりもさらにつかまりを重視し、直進性が高く右への曲がりを減らせるドライバーです。フェースはぎりぎりまで薄く作り、反発力を高めることでより遠くまで飛ばすことができます。
↓↓↓ゴルフ飛距離の世界記録はいったいどのくらい?リサーチの結果、衝撃のヤード数が明らかになりました。ぜひチェックしてみてください!
今回はもっと気持ちよくマン振りを楽しむためのコツを紹介しました。小技を磨いていくのも一つの楽しみ方ですが、どうせやるなら豪快に振っていったほうが気分もすっきりしますよね。記事を参考にこれからも飛ばしのゴルフをエンジョイしていってください。