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知識

ゴルフ上半身の使い方がうまくなる4つのポイント

ゴルフでスイングの調子が悪くなると「肩の使い方は正しいのか?」「腕の動きは大丈夫か」などあれこれ悩んでしまいますよね。

特に上半身は手首や腕など細かく動きやすいので、各部位がミスを生む原因になり、どこを意識して修正すべきか迷うことも多くなります。

今回はゴルフで上半身の使い方がうまくなる4つのコツを紹介します。調子が悪くなったときにまずチェックをすると、ミスの予防にもつながります。スムーズな動作を身につけて、スイングを上達させるためにもぜひ参考にしてみてください。

捻転差を作る

ゴルフでは上半身をひねることで捻転差が大きくなりより強い力を発揮できます。

そのためには下半身を安定させることが大切です。上下が同じように動いてしまうと捻転差を生むことができないので弱々しいショットになってしまいます。

スイングのときに両膝と太ももは動かさないよう意識します。テイクバックにかけては右の股関節で体重を受け止めて力を蓄積していきます。背中は構えた状態から90度までひねれるのがベスト。そこからインパクト、フィニッシュまで振り切ることができると一番いい形になります。

体が硬いゴルファーは、肩を回せなくなったところで、動かさないようにしていた左膝を少しだけ右足の方向に動かしてみましょう。上半身をより深くひねれて捻転の深さがわかります。

肩を回そうとして、下半身もつられて回さないことがコツです。ゴルフで正しい形は、上半身と下半身にひねりの「差」ができることです。パワーの元になって飛距離を生みます。

前傾姿勢を保つ

スイングでは構えた状態から前傾姿勢を保つことが重要です。

前傾姿勢が崩れてしまうとアドレスの位置にヘッドが戻ってこない原因になり、ゴルフで典型的なミス、ダフリやトップにつながってしまいます。

クラブを持ったときに、背中はまっすぐにして1本の棒が通っているようなイメージを作ります。そして股関節から前に倒して前傾姿勢を作っていきます。背中は反りすぎず真っすぐに伸ばしておくのがコツ。前傾の角度が変わらないようにして振っていきます。

頭を動かさない

頭を動かさないことも大切なコツです。

ゴルフではアドレスからインパクト、フィニッシュにかけて軸が真っすぐになっていることが必要です。左右にブレてしまうとボールをミートしづらくなります。

軸を安定させるためには頭を動かさないようにしましょう。スイングのとき腰や肩は動いても大丈夫ですが、頭の位置は変わらないことが基本。顔が多少右に向くのはOKです。

頭が動かないことで、ゴルフでは軸も一定になり安定したショットを打つことができます。

手打ちをしない

ゴルフでは、腕や手などの小さな筋肉を使う「手打ち」になると、動きが安定せずに飛距離が伸びません。

手打ちを防ぐためには腕と上半身が連動して動いていくことが重要です。肩がしっかりと回っていくように意識すること、腕が常に自分の体の前にあるようにしていくことがコツです。

↓↓↓ゴルフでスライスを直して飛距離アップさせるためのコツを紹介します。どれもすぐに改善できるのでおすすめ、ぜひ試してみてください。

4つのポイントが身につくドリル

膝立ちで打つ

ゴルフの理想的な捻転を理解するためには、膝立ちをした状態から振っていくのがおすすめです。

上の画像のように、通常のゴルフのアドレスから膝で立つ形をとります。膝から下が固定されているので、ひねる動きを強く感じることができます。

いきなりボールを打とうとするとうまくいかないこともあるので、まずは素振りでOKです。イメージがわかってきたら実際にショットをしてみましょう。

このドリルではボールを飛ばす必要はありません。捻転をしっかり作ってインパクトすることを意識してみてください。

壁を使ったドリル

ゴルフの前傾姿勢を保つためには、壁を使ったシャドースイングがおすすめです。

家の壁などにお尻をつけた状態で、素振りをしてみます。このときに上体が浮くとお尻が壁から離れてしまうので注意。下半身は固定したままで、うまく回転ができるように繰り返します。

椅子などを使ってお尻の位置を固定して素振りをしてもOK。打ちっぱなしの椅子を使ってもできる上半身のドリルです。

両足を揃えて打つ

ゴルフで軸を真っすぐにするイメージをつかむには両足を揃えて振っていくドリルが有効です。

まずは両足を揃えてゴルフクラブを持って素振りをしてみましょう。足が揃っていると上半身が不安定になるので、自然と軸を保って振っていく意識を身につけることができます。

素振りでバランスが取れるようになってきたら、ボールを打っていったり、スタンスの幅を広げていってください。

タオルを巻く練習

手打ちを防ぐには小さなタオルを巻いて打つ練習がおすすめです。

右手のグリップ位置だけに小ぶりのタオルを数回巻き、その上から握ってボールを打ってみましょう。タオルを巻いた状態でグリップを握ると、指先に余分な力が入りにくくなります。

初心者ゴルファーによくある、力を入れて握っていく癖を直せます。利き手に必要以上に力が入らないので手打ちも防ぐことができます。

↓↓↓ゴルフグリップの基本を徹底解説!思い描いたボールを打つための重要なポイントなのでぜひ参考にしてみてください。

↓↓↓プロゴルファーの諸藤将次選手による打ち急ぎを防ぐためのレッスンです。コースでも生かせる内容なので動画をチェックしてみてください。

まとめ

今回はゴルフの上半身の使い方について紹介しました。いずれもミスなく打っていくためには欠かせないポイントです。もし練習中やコースでプレーをしているときに弾道に乱れが出るようであればお伝えしたポイントについて確認してみてください。

この記事を書いたライター

ライター

ゴルファボ編集部

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