やっぱりドライバーは遠くまで飛ばしたいですよね!
しかし、パー5など飛ばしたいホールに限ってミスヒット連発で最悪のスタート…。ラウンド中になぜか悪い当たりが続いてしまうことありますよね?
原因はミート率です。失敗が続いたときに、ミスを恐れて手打ちやインパクトを弱めてしまうと、ドライバーのミート率がさらに低くなってしまいます。いくつかのポイントを押さえて思い切り振り切ったほうが良い結果が生まれます。
今回はドライバーのミート率が低いときに試してほしい5つのコツを紹介します。飛距離アップのためにぜひ参考にしてみてください。
目次
ミート率とは?
簡単にいうと、どれだけうまく力をボールに伝えているかを表すものです。
数値が高いとドライバーなどの飛距離は伸びます。逆に低くなると遠くまで飛ばせません。
ミート率は数字で割り出すことができます。ボールが飛んでいく速さ(ボール初速)を、スイングしたときのヘッドスピードで割ったものです。一般的なアマチュアゴルファーの場合は平均で1.3前後、プロだと1.5くらいが目安です。
そして上限は1.56。普段、使っているボールはルール上、1.56を超えないように作られています。高い数字を出すことができれば、効率よくパワーを伝えられている、ということになります。
ミート率が大事な理由
ゴルフでは、同じヘッドスピードでドライバーを振ったとしても、ミート率が上がればそれだけ遠くまで飛ばせます。
たとえば0.05アップするとボールの初速は2m/sアップします。初速の4倍というのが飛ぶヤード数になりますので、8ヤード伸びることになります。
低いとどうなる?
ミート率が低いとヘッドスピードが速い人でも飛距離が出にくくなります。
ドライバーは、フェースの中心部分に芯があり、ここに球が当たることで遠くまで飛ばせるようになります。
数値が低くなっているということは芯を外して打っているということで、飛距離が伸びなくなってしまいます。スイング中に上半身が起きてしまったり、突っ込んでしまったりして軌道が安定しないことが理由です。
数値を上げるためのポイント
大切なのはドライバーのフェースの芯(スイートスポット)で打つことです。
「芯」はフェースの中心部分にあります。芯に近いところで打てればインパクトで球に伝わるエネルギーも多くなります。ロスせず効率よく伝わるので遠くまで飛ばすことができます。
最近ではスイートエリアが広いというゴルフクラブが多く販売されています。こうしたクラブは芯が広いわけではなく、多少外してしまったとしてもヘッドのブレが少なくて初速が下がりにくいものを言います。本当の「芯」はどの番手でも点になっています。
出典:amazon
フェースに貼って打点を確認できる商品も販売されています。自分がフェースのどのあたりでとらえているかを確認できるので、練習などで試してみてください。
ミート率が低いときに試すべき5点
スタンスを狭くする
ドライバーショットがうまく当たらない場合は、スタンスを狭くしてみましょう。体の回転を使って振ることができて、軸も安定するので球をとらえやすくなります。
短く握る
クラブを短く持つとスイングがコンパクトになります。普段よりも5センチほど短く持ってみましょう。
短く握ると飛距離は落ちそうに感じますが、効率よくパワーを伝えられれば十分カバーできます。ドライバーでもうまく当たらない場合は短く持つのがおすすめです。
腕の力を抜く
ドライバーで打つときは腕の力を抜きます。
ゴルフでは速く振ろうとして腕に力を入れてしまうと、体とシンクロせずに腕だけで振ってしまいます。腕だけで打とうとすると体を回転させたエネルギーが球に伝えられないので、弱々しいインパクトになってしまいます。
腕の力を抜いて身体をひねったパワーを生かしていくようにします。
頭を動かさない
スイング中に頭が動いてしまうと打点が不安定になってしまい、うまくとらえられない原因になります。
弾道の方向を確かめたり、前傾姿勢が崩れたりすると頭が上がってしまいます。頭の位置を動かさないように意識してみましょう。
腕の三角形をキープする
ゴルフではバックスイングを手で上げてしまうと上体も起きて手打ちになり、うまく打てない原因になります。
腕の三角形をキープしていくことで、前傾をキープできるので安定した軌道を出すことができます。
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おすすめの練習方法2選
ティーアップした球を打つ
ショートアイアンでティーアップした球を打ってみましょう。ティーは打たずに球だけをとらえられるように意識していきます。
ティーアップした球を打つと打点がずれるのがとてもわかりやすく、正確なインパクトをする練習になります。短いクラブでうまく打てるようになったら、徐々に長いものに変えていきます。
ドライバーなど長いクラブでうまく打てない場合は腰から腰の低い振り幅にするなど、小さな動きで試していきましょう。
スプリットハンド
ドライバーを握るときに、右手と左手を離す「スプリットハンド」という方法もおすすめです。
上半身と連動した正しい両腕の使い方がわかります。脇があいたり肘が体から離れたりするとうまく当てることができません。小さな振り幅でOKなので、しっかりとらえられるように繰り返してみてください。
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今回はドライバーのミート率が低いときに試せる5つの改善ポイントを紹介しました。ドライバーショットで10ヤード伸ばすことができると、2打目が楽になります。
長いクラブは特に不安定になりがちです。ちょっとドライバーの調子が悪い、うまく当たらないと感じたときにはぜひ5つのポイントを生かして飛距離を取り戻してみてください。