ゴルファーにとって、スイングの悩みは絶えないものです。スイングの軌道が悪いと正しくゴルフボールを捉えることができないので、飛距離は大幅に落ち、スライスやフックのミスショットが出てきます。
今回は、ゴルフのインサイドアウト軌道をマスターして飛距離+10ヤードを実現する方法をご紹介します。
インサイドアウトに振って遠くに飛ばす目的は、ゴルフボールにドロー回転をかけることです。ドロー回転のかかった球は飛距離が伸びます。+10ヤードも飛ぶとセカンドで持つクラブも短くなり、楽な気持ちでショットに挑めます。
プレッシャーのかからないショットから放たれる球は思い通りに飛んでいきますので、いろんな攻め方が出来てゴルフがますます楽しくなります。もちろんスコアアップも期待できるので、ぜひ試してみてください!
目次
インサイドアウトで打つ前に…
スイングをする前に、事前にセットアップすると振りやすくなります。
グリップの握り方
ゴルフのグリップでは、ストロンググリップにすると力が入りやすくて、ゴルフクラブを強く握れ、スイングもスムーズにそして力強く振れるのでしっかりと球が飛んでくれます。左手は拳のナックルが2個見えるくらいに内側に絞り、右手は左手の平と合うように握ります。
注意点として、グリップは力一杯握らないことです。左手の小指、薬指だけしっかりと握り、他の指は軽くグリップします。すべての指に力が入るとゴルフクラブのヘッドが走りにくくなりヘッドスピードが上がりません。
ゴルフボールの位置
ドライバーのボールの位置を、左足線上にしている方がほとんどだと思います。左足カカト線上にこだわらなくても大丈夫です。ゴルフボールを1~2個分、真ん中寄りにセットするとインサイドアウトで振りやすくなります。
↓↓↓球の位置をしっかりと把握できれば、傾斜地からのショットも簡単になります。
インサイドアウト軌道で打つ
アマチュアゴルファーの多くは、飛距離アップしようと左肩の開きが早くなったり、右肩が突っ込んだりする方がたくさんいます。そうなるとアウトサイドインの軌道になり、飛ぶどころかスライスして距離をロスしてしまいます。下記の3つのポイントを意識しましょう。
アウトサイドに上げてループを描く
インサイドアウトの軌道で振ろうとすると、テークバックでインサイドに引き過ぎる傾向にあります。それを無くすためには、イメージとしてテークバックでアウトサイドに上げてインサイドから降ろしてくるようにループを描いて振ると、スムーズにバックスイングも上げられ、インサイドアウトで振ることができます。
打ち急ぎもなくなってリズムも良くなるので、芯に当たる確率も上がります。+10ヤードはすぐ期待できます。
トップで左手首の角度を大きくする
ゴルフでは、左手首の角度を大きくすると球をしっかりと掴まえることができ、インパクトが厚くなるので強い球が打てます。また、左手主導になるので、インサイドアウトの軌道になりやすく、体の回転を使った安定したスイングになります。
ビハインド・ザ・ボールで打つ
インパクトを迎えるときに、頭がゴルフボールより右側にあると、インサイドアウトに振りやすくなります。クラブヘッドに加速がかかりヘッドスピードが上がるので球が遠くに飛んでいきます。
逆に、インパクトのときに頭の位置がゴルフボールより左側に流れるとアウトサイドからヘッドが下りてくるのでスライス回転がかかり飛びません。
↓↓↓ビハインド・ザ・ボールの打ち方はこちらです。飛距離アップが可能です。
ゴルフでインサイドアウトに打って+10ヤード飛距離をアップするには、振りやすくするための準備と振るためのポイントをお伝えしました。
・ストロンググリップにする
・ゴルフボールの位置を少し真ん中寄りにする
・アウトサイドに上げてループをイメージして振る
・トップで左手首の角度を大きくする
・ビハインド・ザ・ボールで打つ
この5つポイントを1つの流れで出来ると、とてもスムーズなゴルフのスイングになります。ぜひ試してみてください。
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