近年、多くのプロがアイアン型ユーティリティを選んでいます。
とくに海外ツアーでは、ウッド系を使用するプロは少なく、アイアン型ユーティリティが主流となっているようです。
アイアン型はボールが高く上がりやすく、フェアウェイウッドよりも短くて振りやすいのですが…、アマチュアには少し苦手意識がある方も多いのではないでしょうか?
そこれ今回は、アイアン型ユーティリティのメリット、打ち方のコツをご紹介します。アイアン型が気になっている方はもちろん、中距離がうまく攻略できない方もぜひご覧になってみてください。
目次
アイアン型ユーティリティ(UT)のメリット
アイアン型UTのメリットは、3つあります。
ロングアイアンよりも『振りやすい』『方向性が出しやすい』『球が上がり過ぎず風に強い』。それぞれのメリットを解説いたします。
ロングアイアンよりも振りやすい
3番や4番といったロングアイアンを打つには、パワーが必要になってきます。
しかし、アイアン型ユーティリティは、ヘッドも大きくて構えやすいので、安心してスイングができます。
近年は、ミスに強く、アマチュアゴルファーでも簡単にボールが上がる設計になっているので、軽く振っても、ミートさえできれば距離をしっかり稼ぐとこができます。
方向性(ライン)が出しやすい
アイアン型はヘッドが大きく芯も大きいので、多少のミスをしても方向性がバラツキにくい特徴があります。
池やバンカーを避けたいとき、安全なエリアを狙って運ぶことが簡単になるでしょう。きれいにラインが出しやすいので、幅の狭いホールでも活躍します。
球が上がり過ぎず、風に強い
ウッド系と違って、重心が少し高いのでボールが吹き上がらずに低い弾道で飛んでいきます。
プロ達がアイアン型ユーティリティを使い始めている理由は、ボールの高さが抑えられ、ミスに強く、操作性に優れているからです。
風にも影響されにくく、厳しいコースセッティングでも狙ったところに的確に運べる確率が上がります。
>>>ミート率を上げることが飛距離アップ、方向性アップにもっとも効果的です。正しいインパクトの作り方はこちらの記事で解説いたします。
アイアン型ユーティリティこんな人におすすめ!
出典:Amazon
- ウッド系が苦手
- 方向性を重視したい
- 弾道を抑えてミスを防ぎたい
アイアン型は狙った方向にボールを出しやすいのが特徴なので、ライン出しのショットで狙っていきたい方や、風に負けない弾道で攻めたい方には、おすすめです。
アイアン型ユーティリティ打ち方のコツ
アイアン型は、通常のアイアンとほぼ一緒でOKです。
ウッド系と比べて、ソールが狭く、重心が高めで浅いので、球の飛び出しが自然と低くなります。
ロングアイアンと比べてソール幅が広く、構造がポケットキャビティーや中空になっていますので、フェースの上下左右のミスに強く、ダフったり、トップしたりしてもボールを前に運んでくれます。
注意!失敗しないためには…
ダウンブローのようには打ち込まないようにしてください。シャフトは長めなのでスイング軌道は少しフラットになります。
ダウンブローのように無理矢理上から押し潰してしまう打ち方は、アイアン型の特性を引き出すことができません。
ウッド系よりは打ちこむイメージでもよいですが、7番Iなどに比べれば打ち払うように意識してみてください。
↓↓↓初心者ゴルファー必見!UTの打ち方についてもっと詳しく知りたい方はこちら
アイアン型ユーティリティの選び方
打ちたい球筋イメージできると、より使いやすいクラブを選ぶことができるでしょう。近年発売されたものであれば、どもメーカーのものでも、比較的やさしく打てる設計になっています。
Callaway(キャロウェイ) X FORGED
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高いボールで攻めたいなら…キャロウェイのUTがおすすめです。少しグースが入っている形状で球が上がりやすく、ストレート方向に飛んでいくのが特徴です。
本間ゴルフ T//WORLD TW-U3
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低く強い弾道で攻めたいなら…本間のUTです。低スピンで低弾道です。パワーのあるゴルファー向けのモデルです。構えやすさとスイングしやすそうな安心感があります。純正シャフトとの相性も非常によく打感も◎。
FOURTEEN(フォーティーン) HI-877
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鮮やかな黄色のヘッドがかっこいいフォーティーンのアイアン型ユーティリティ。ロフト角も18~30までとラインナップ豊富。中距離がしっかり狙えるスペックながら、打ちやすさも抜群と人気のクラブです。
UTの平均飛距離をチェック!
左からLow(力が弱めな人)/Middle(普通)/High(飛ばし屋)の平均飛距離となっています。
クラブのロフトなども関係するので、あくまで平均の参考程度にご覧ください。
↓↓↓ユーティリティをクリーンヒットさせるコツと練習法はこちら
アイアン型は、プロゴルファーや上級者に人気がありますが、初心者ゴルファーや中級者には少し苦手意識があるようです。
メリットとして以下3点が挙げられます。
- ロングアイアンよりも振りやすい
- 方向性(ライン)が出しやすい
- 球が上がり過ぎず、風に強い
まっすぐ遠くに飛ばすことができたら、スコアアップも期待できます。近年打ちやすいクラブがたくさん発売されていますので、距離と方向性を手に入れたいゴルファーはぜひ試してみてください。