「ゴルフを始めたけど、何を練習したらいいかわからない…」
打ちっぱなしに来たけど実際なにをすれば上手くなるのか、分からないゴルフ初心者も多いのではないでしょうか?
そんな方に向けて、青山プロはこう言っています。
「初心者の頃から闇雲に練習し続けても、悪い癖がついてしまうだけなんです」
理由は、間違ったスイングのまま経験を積んでしまうと、ある一定のレベルで必ず上達が止まったり、挫折したりする可能性が高くなるから。
とはいえ、周りに教えてくれる人もいないし、どうスイングすればいいかわからないと闇雲に練習するしか方法がないですよね。
しかし青山プロいわく、まずやってほしいポイントが3つあり、 この3つをやるだけで練習効率が上がると言っています。
この記事では、青山プロ直伝の握り方・構え方・振り方のベーシックとなる3つのポイントをご紹介します。 どう練習すればいいかわからない初心者ゴルファーはぜひ試してみてください。
目次
【動画】初心者必見!まず習得すべきスイングのコツ
ゴルフ初心者がまず初めに覚えるポイントは大きく分けて3つあります。
今回はスイングの基本を習得するための3つのポイントを1つずつ紹介していきます。
グリップ編|自分に合った握り方
グリップの種類
グリップは大きく分けて3種類あります。
1.オーバーラッピング
右小指を左手の人差し指と中指の間に重ねる握り方で、もっともスタンダードといっても良いグリップです。右手に力が入りやすいゴルファーにおすすめです。
左腕をメインにして振ることで安定した軌道を作ることができます。
指が短い人、太い人は、人指し指の上に乗せるハーフオーバーラッピングもおすすめです。右手の小指を重ねるポジションを工夫して、両手のバランス感覚を整えましょう。
どのタイプでも飛距離などにあまり影響はでないので、まずはこの3つのパターンを試してみて自分にしっくりくる握りを確認してみてください。
2.インターロッキング
右小指と左人差し指を絡めて握る方法で、両手を詰めて握る感覚が生まれて一体感を感じやすいです。
右手に力が入りやすいため、右利きの方は手を使いすぎる悪い動きにつながる可能性もあります。指を痛めやすいので注意しましょう。
タイガー・ウッズ、石川遼、などのプロはこのグリップです。
3.ベースボールグリップ
別名テンフィンガーグリップ、ナチュラルグリップとも言います。
右手と左手がそのまま縦につながり、10本の指全体で握る方法で、パワーを発揮しやすい反面、手元が動きすぎるので方向性が悪くなる特徴があります。
ジュニアや女性ゴルファーで採用している方が多いです。
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グリップで1番大切なこと
グリップで1番重要なことは、中指・薬指・小指の3本でグリップをしっかり握ること。
手の平全体を使ってクラブを包み込むように握ってしまうと、ヘッドのコントロールが取れず、思ったように飛距離が出ません。
グリップする際には、「指でひっかける」ことを意識すると、ショットの精度が大きくアップします。
アドレス編|理想の構えを作る3ポイント
足の位置(幅)
アドレス時の足の位置は肩幅と同じか少し広いくらいが理想です。
足幅が広すぎるとパワーは生まれますが体が回転しにくく、逆に狭いとパワーが出にくいですが体が回転しやすいという特徴があります。
理想の足幅はスイング感覚や体型によって個人差がありますので、まずは7番アイアンで自分なりの基準を作りましょう。
バランス
体重配分は真ん中よりも少しつま先側。母趾球と土踏まずに体重が乗るように足の指が地面をつかむように構えましょう。
正面にクラブを持ち、腰を曲げてクラブを下ろし体重をつま先に乗せます。
この時に膝が前に出てしまったり、足が伸び切ってしまったりしないように注意しましょう。
姿勢
アドレス時に前傾姿勢を作るときは背筋を伸ばしたまま、お辞儀をするように股関節(足の付け根)から曲げるようにします。
ゴルフ初心者の多くがアドレス時に腰から曲げてしまう傾向があるので注意しましょう。腰から曲げてしまうと、スイング中に上体が前後左右にブレやすくなります。
基本的に姿勢は、反り過ぎも猫背もダメです。背筋をまっすぐ伸ばしてアドレスをしましょう。
スイング編|きれいなフォームで振る方法
バックスイング
バックスイングで意識する1つ目のチェックポイントは、クラブが地面と平行になる高さの時に、グリップ・シャフト・ソールが目標方向と平行になるようにします。
グリップにあるメーカーのロゴとヘッドが天井に向くように意識しましょう。
ここまで出来たら、左ひじを曲げないように上へと上げていきます。
インパクト~フィニッシュ
ダウンスイングでは、右足のかかとをしっかり蹴ることを意識してください。右に乗った体重をしっかり左へ乗せるには右足の蹴りが重要です。
インパクトでは左腰はしっかり回りきり、おへそがターゲット方向を向くのが理想のスイングです。
初心者のころはなかなか難しいかもしれませんが、まずは腰の回転をしっかり意識しましょう。
フォロースルー時もバックスイングと同様に、クラブと地面が平行にし、飛んだ球と同じ向きになるようにします。
フィニッシュ時はクラブのシャフトを背中につけましょう。
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スイングは一度悪い癖がついてしまうと修正するのがとても大変です。
そういった悪い癖がつかないうちに
・グリップの仕方は合っているか
・アドレス時の足幅、重心、姿勢は正しいか
・スイングで腰がしっかり回せているか
を意識的にチェックするだけで、これからのゴルフが劇的に変わります。ぜひ、試してみてください。