寒い季節は、バンカーが固くなって難しくなります。普段でも難しいのに、湿っているとヘッドが弾かれてトップしたり、ホームランになったり、チョロをしたりして、余計にスコアを叩いてしまいます。
実際に固く湿ったバンカーが苦手という声をたくさんいただいております。今回は固い砂のバンカーショットの打ち方と注意点をご紹介します。
打ち方は2つあります。ベアグラウンドのようにカチカチの場合と少し柔らかい場合があります。今回は少しヘッドが入る柔らかい場合の打ち方のコツをご紹介します。
目次
固い砂のバンカーから打つ方法
なぜ、固い砂のバンカーは難しいのか?
通常のバンカーショットは、サンドウェッジのバウンスを使って砂を爆発させてボールを飛ばします。しかし、地面が湿っていると爆発しないので、球を飛ばす力が減り難しくなります。
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バンカーショット|注意する2つのポイント
通常のバンカーの打ち方と全く変わりませんが、インパクトの意識を変える必要があります。どのようにインパクトの意識を変えるかといいますと、ポイントは2つあります。
クラブを鋭角に入れる
ゴルフクラブを通常時よりも少し鋭角に入れて、固い砂にぶつけていくことをイメージしてください。バウンスを使って球を“フワッ”と上げる意識ですとクラブヘッドが弾き返されてしまうので、しっかり打ち込んでボールの下をえぐり取ってください。
インパクトでグリップを緩めない
打ち込んでいくので、グリップをしっかり握って、絶対に緩めないようにしてください。緩めるとボールの下をえぐり取ることができません。地面に弾き返されてしまいます。
この2つを注意すれば上手く打てるようになります。基本的なポイントなので覚えておきましょう。
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バンカーの打ち方の流れ
ショットに入る流れをお伝えします。ルーティーン化すると、アドレスが取りやすくなります。
かたい or 柔らかいを確認する
バンカーに入って地面を足でグリグリして状態を確認します。クラブヘッドが入る柔らかさなのか、バウンスが使えそうか否かを確認してください。もし、地面がカチカチに固まっていたら、クリーンに球だけを打ってください。
鋭角に入れてボールの下をえぐる
通常のバンカーのアドレスで構えます。バウンスを使って“フワッ”と上げるよりも、インパクトの時に打ち込んでフェースでボールの下をえぐるイメージで打っていきます。
インパクトの衝撃は、やわらかいバンカーの時よりも反動が強いのですが、負けずに深く打ち込んでいきましょう。注意点として、深く打ち込む時に上半身が突っ込まないようにしましょう。ダフリやシャンクの危険性がありますので、気をつけましょう。
グリップは緩めない
インパクト時にグリップは緩めないようにします。グリップが緩むとヘッドが弾かれてしまいトップやチョロになってしまいますので、気をつけましょう!
しっかり握ることによって、固い砂のバンカーでもフェースのロフトどおりに球が上がってくれますので、フワッと上がるショットを打つことができます。通常の時よりも、地面が湿っているので砂が舞うというよりもターフが取れるような形になります。
次のゴルフで固い砂のバンカーに入ったときには、今回ご紹介した内容を試してみてください。
↓↓↓バンカーでサンドウェッジを使うときのコツと注意点とは?
まとめ
固い砂のバンカーから打つポイント
・ヘッドを鋭角に入れてボールの下をえぐる
・インパクトでグリップを緩めない
この2つを行うだけで脱出できます。寒い時期だけでなく雨の降ったあとも同じような状況になります。打ち方を覚えているだけで使えますので、ぜひ試してみてください。
【硬い砂バンカーの打ち方と注意点②】