今回はティーショットを打つ前に注意すべきことをご紹介します。前回の動画では、ティーグラウンドに上がる時に大切な3つのポイント
・手ぶらでティーグラウンドに上がりホールを直接確認する
・番手を決める
・どこにティーアップするかを決める
をご紹介しました。
まだ前回の「ティーショットの考え方!打つまでに注意をすべきポイント」をご覧になっていない方は、先に読まれることをおすすめします。ティーショットへの準備がよく理解できます!
今回の動画では、ティーショットを打つ前にどういったことに注意をしたらいいのかをご紹介します。
ティーショットを打つまでに何をすればいいのか その2
前回の復習
簡単に前回の復習をします。ティーグランドに上がるときは、クラブを持たずに上がってきます。上がって最初にやるべきことは、ホールのコース表示板に書いてある「508ヤード、パー5」などの情報を確認して、ホールを実際に見ます。
ホールが狭いので、「ドライバーでは打たない、打つクラブはフェアウェイウウッド」。フェアウェイの狙いどころは、右よりも左側がいいので、左側を狙うと決めました。
ティーグランドも同じように、「右側」「真ん中」「左側」と3等分して、フェアウェイの左側に打つので、「ティーグラウンドも左側」を選ぶというのをお伝えしました。今回は、左側のティーグラウンドに決めたあと、クラブを取りに行ってティーアップする前にするべきことをお伝えします。
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ティーアップする場所を探す
ホールの確認が終わるとティーアップしてボールを打っていくのですが、注意点として「左側ならどこでもティーアップをしていい」ということにはなりません。どうしてかと言いますと、ティーグランドはフラットに見えますが多少凹凸があります。
左側にティーアップすると決めたからといって、すぐにどこでもいいから左側にティーアップするというのではなくて、ティーアップする前に必ず、フラットのエリアを探して構えやすい場所を見つけます。
フラットの場所の見つけ方
ルール上は、ティーグラウンドを結んだ線からクラブ2本まで下がっていいので、範囲内で構えやすい場所を見つけます。
打ちにくい所として、例えば、
・前の人が打ったディボット跡 → 打ちにくくなる
・凹凸部分にスタンスがかかる → スイング中に足がふらつく
・芝生が薄くなって砂が露出しているところ → 足がすべりやすくなる
がありますので、実際にティーを差す前に良いポジションを見つけます。
まず、なんとなくこの辺がいいかなというポジションを見つけ、実際にスタンスを取ったりしてフラットな場所を見つけます。そこで構えてヘッドを合わせて、良ければティーを地面に差します。
ミスショットが減る
ティーを差す前の動きは、ゴルフ中継でプロ選手がやっているのを見たことがあると思います。プロもティーグラウンドに上がっていきなりティーを差す
ところは見たことないと思います。
毎回、打つ場所を確認して、ティーを差すポジションをしっかり探すことは小さなことなのですが、実はそれによってミスショットを防ぐことができます。
例えば、「ナイスショットしたと思ったのにスライスになってしまった」という経験はありませんか?実はそれ、アドレスした場所が「つま先下がり」とは知らずにティーアップしたために、せっかく良いスイングをしてもスライスになってしまったということです。
小さいことですが、しっかりとティーアップする場所を見つけることで、ライの環境によるミスショットを防ぐことができます。
↓↓↓傾斜地からのショットの打ち方はこちら!
↓↓↓この記事を読んだかたは続きの「その③」もぜひご覧ください。
ティーアップする場所を的確に選ぶことができると、自分の狙ったところに打てるようになるほか、ミスショットも減らすことができます。ぜひ、試してみてください!
前回は、ティーグラウンドに上がり、戦略を立てるところまでご紹介しました。今回は、ティーを差すための場所を見つける方法をご紹介しました。次回は、ティーを差したあとの流れについてご紹介していきます。次回で最後になります。楽しみにしていてください!
全シリーズを見終わると、ティーショットに対する不安などが解消されるので、次回のゴルフでは、セカンド地点からグリーンが狙いやすくなるでしょう。